むくげ（木槿）

　
　むくげ（木槿）
Hibiscus　syriacus

９月１１日の誕生花

花言葉　：　デリケートな美


中国原産のハイビスカスの仲間です。

中国名は「木槿（ムージン）」で、

漢字はこの字があてられています。

和名の「むくげ」は、

漢名の「木槿」の音読み「もくきん」が変化したとする説より、

韓国名の「無窮花（ムグンファ）」を日本式に読んだ「ムキュウゲ」

が変化して「むくげ」となったという説が有力です。


　【 科名 】　 アオイ科の落葉低木。

　【 原産地 】　 日本、朝鮮半島、中国

　 【栽培方法 】　 挿し木で増やします。

　【 植付期 】　 極寒期を除く１１～３月。

日当たりがよく、腐植質に富む肥沃で保水性のある所を好みます。

　【 開花期 】　 ７～９月。

花径７～１０ｃｍほどの５弁花を咲かせます。

花の中心に大きな雌しべとこれに付着した雄しべが多数あります。

朝方３時頃に開花した花は夕方にはしぼんでしまう「一日花」で、

「槿花一朝（きんかいっちょう）の夢」（人の世ははかない、の意）

に例えられていますが、

次々に別の花が咲くため長く咲くように見えます。

花芽は新しく伸びた枝に付くので、

剪定や刈り込みは落葉中に行います。

茶花としてよく利用されます。