Invitation to W★ING

<東日本大震災>で被災された皆さまに心からお見舞い申し上げるとともに一日も早い復興をお祈り申し上げます。

”荒馬”テリー健在!

2010-01-06 18:30:14 | 日記
◇昨日のブッチャーに続いて,今回は "荒馬"テリー・ファンクの思い出話を書いてみたいと思う。テリーは初来日からかれこれ40年になるが,ここ暫くの間どうしているのか,その近況は伝わってこなかった。
昨秋メキシコで行われた『ファン・フェスタ』にやって来ると聞いた時には正直な話,驚いたし,嬉しかった。このイベント…… 友人の小川 宏氏から「今年もまた行って来ます」と聞いた時から,出来るものならば自分も行きたいと思った程。
マスカラス,ドス・カラス,カネック,テニエブラス,ファンタスマ……等,W★INGにやって来たレスラー達を始め”ルチャリブレ”のトップどころが集まると聞いてたが,今年は更にテリー・ファンクも参加すると聞いては,居ても立ってもいられなかった!?(笑)
テリーの初来日の印象は……それまでのレスラーとは遠く掛け離れた,およそレスラーらしからぬ感じを受けた。力道山時代から見慣れているレスラーのイメージとは明らかに異なる感じだった。
兄のドリー・ファンク・ジュニアも,新NWA世界ヘビー級チャンピオンとして来日を果たした時は,ルー・テーズやジン・キニスキーといった歴代の世界チャンピオンに見る威風堂々とした”風格”とか”貫禄”というものが全く感じられなかったが……この時から米マット界は,確実に”新時代”を迎えようとしていた,と思う。
兄・ドリーのどこか弱々しい,ひ弱で頼りなさそうな感じとは全く対象的に,テリーにはヤンチャ坊主がそのまま大きくなった感じを受けた……素顔の彼は嬉しいまでに私が思い描いてたその姿そのものであった。
テリーとは取材を通して知り合い,アマリロには何度も行った事があるが……テリーの”ダブルクロス・ランチ”に遊びに行った事があった。広大なテリーの牧場での一時は,忘れられない思い出になった。(笑)
私が帰路につく時,飛行機の出発時間が迫っていたが,「大丈夫!任せておけ」と猛スピードで空港へ……。しかし,暫くすると「間に合わないかもしれないな?」と苦笑い。すると,けたたましい音と共にバトカーが近づいて来た。(笑)
1月4日の東京ドーム……小川氏が見たテリーはメキシコで会った時とは明らかに違っていた,と言う。出陣前のバックステージ……すでに戦闘モードはMAX! ピリピリしていて近寄りがたい”プロフェッショナル”の顔だったと……。”テキサス・ブロンコ”健在! これもテリー・ファンクなのだ!!(茨城)