天と地のあいだ

庶民派物書きを目指す主婦のごった煮プログ。
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「バタフライ・エフェクト」

2005年05月18日 | 映画
 今日は「バタフライ・エフェクト」を見てきました。
「君を守るため、僕は何度でも過去に戻る」といううたい文句から、これはSFものか?と期待していたのですが、実際にはSFというよりもサスペンス。とはいえ、期待はずれなどではなく、ずっとはらはらし通しで、途中胸が苦しくなったほど。過呼吸の発作でも起こしていたかしら?(笑)
 見ていて、「もういい加減に幸せにしてあげてよ……でも、そう簡単にハッピーエンドになっちゃつまらないけど」と相反する己の気持ちに翻弄されました。最後はハッピーで終わらないと嘘だけど、これだけじらしておいて見え透いたご都合主義的なハッピーエンドでは観客も納得しない。となれば、こういう終わり方しかないのかもなぁと思いつつ、切なかったです。

 映画の満足度の一つのバロメータは、見終わってすぐに食事をできるか(午前の部を見るとちょうど昼時に終わる)、電車で座れたときに本を読む気になるかどうか、です。
 つまらない映画だとすぐにでも食事もできるし、さっさと本の世界にも入っていける。
 この映画は胸がいっぱいで食事はいらない、本も読む気にならない、もうちょっと世界に浸っていたいと思わせてくれました。

 一つだけ気になると言えば「バタフライ・エフェクト」というからにはもうちょっと些細な過去の変更で派手に未来が変わるかなって思っていたのだけど。ちょっとした言い回しの違いであれよあれよというまに人類が滅亡していくとか(と、SF物になる 笑
 とはいえ、この映画の話そのものは十分面白かったです。

 詳しい感想はこちらにUPしてあります。

 予告で面白そうだったものは、意外にも「The Ring 2」。怖いから絶対見たくない! のだけど、予告編を見た感じでは恐ろしく怖そうで面白そうです。でも、本当に見たら絶対後悔するだろうなぁ。見るなら家で毛布をかぶりながら小さいTV画面で見るのがいいだろうな。
 同じく怖そうで、でも見たい! と思わせてくれたのが「フォーガットン」。怖そう、でも、見たい。
 どちらも、見るならそのあとに心ゆくまでぼぉ~とできる日にしないと、日常生活に破綻をきたしそうです。

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