ディメンション・ウェンズデー

トレーディングカードゲーム「ディメンション・ゼロ」カードゲームの攻略ホームページです。水曜日深夜更新。リンクフリー

青緑スターレインデッキ紹介~ドラゴンパーティーの行方~

2007-11-28 | デッキ考察
こんばんは! 毎週水曜日は「ディメンション・ウェンズデー」の更新です!
このホームページ「ディメンション・ウェンズデー」は賞金制TCG「ディメンション・ゼロ」カードゲームの攻略ホームページです。

 あらためまして、こんにちは。「ディメンション・ウェンズデー」管理人の千里夜行です。
 シーズン真っ只中のグランプリ7ツアーもいよいよ折り返し。残るは横浜・札幌、そして仙台。
 大会レポートや今後の大会日程は順次DPAサイトに公開されていますので、そちらを参照ください。
 近畿大会レポートには“ちゃんぷ”TAKUYAの赤王戦謝罪会見のレポートもありますぜ。

 ●>ディメンション・ゼロ・プレイヤーズ・アソシエーション オフィシャルホームページ
 
★「合成合戦」開幕!集え、合成デッキ使い達!!~合成! 融合!?、合体~!!
 今週末の12月1日~2日にかけて、全国で非公式(といいつつオフィシャルサポート)種族限定大会「新世界の絆」の第二回、「合成合戦」が全国のショップで開催されます!
 限定構築戦ということで、参加デッキの条件があります。

 ・「合成する」効果を持つユニット(【ザガリオン】など)かストラテジー(【変身の魔法】など)が合計で3枚以上。
 ・指定種族がどれか、または合わせて15枚以上。
(指定種族=コロボックル、サラマンダー、ドール、サキュバス、バードマン、セイレーン、ゴーレム、ライオン、シードマン、フェアリー )


 以上の2点が参加デッキの条件となっています。
 とはいえ、合成ユニットが必須でないってところもあって、なかなか構築の幅は広く、同じ種族をテーマにしても様々なバリエーションが考えられます。
 というわけで、今週末は己の信じるデッキで合成合戦ですよ! 参加賞のパラレルイラスト【機械竜グラシア】もイカシますぜ。
 大会の開催情報、詳しい参加要件等はオフィシャルサイトの特設ページでチェック!
 また、特別コラム「ボンガマスターの贈り物」も公開されています。“ボンガマスター”Shun氏謹製の合成デッキ、本人の解説も合わせて要チェックですよ。

●種族別デッキ限定構築戦非公認大会「新世界の絆」特設ページ(ディメンション・ゼロ オフィシャルホームページ
http://www.dimension-zero.com/special/tribal_war2.html





 さて、今回は久しぶりにデッキ解説、グランプリ7ツアー近畿大会を制した原根健太氏の「青緑ぶっぱ」こと「青緑スターレイン」デッキについてです。
 
グランプリ7ツアー近畿大会優勝 青緑スターレインデッキ
原根健太の「青緑ぶっぱ」

(青の大陸×21、緑の大陸×19・・・ユニット×27、ベース×5、ストラテジー×8)

3*サンダージャッカル【II-1】
1*ギガント・エイリアン 【II-1】
3*粉雪の魔氷パウダースノー 【II-3】
1*深淵竜エメラルドティアー 【II-3】(シーズン制限)
3*濃霧の魔氷フォッグ 【III-1】
2*深淵竜レインボーレイン 【III-1】

2*非武装中立ゾーン 【III-1】

3*バードマン・ソウル 【I-4】
3*サイバー・チェイス 【II-1】

3*妖魔の勇者 【II-1】
3*スキップするフェアリー 【II-2】
3*妖精竜スターフルーツ 【II-3】
3*変幻獣バブルドラゴン 【II-4】
2*妖精竜マンゴスティン 【III-1】

3*大地の塔 【I-1】

2*フェアウェル・パーティー 【II-4】

■サイドボード
1*シルバーワイズ・ドラゴン 1【I-3】
1*ギガント・エイリアン 【II-1】
3*破壊竜ジーガンパオ 【II-3】
2*火事場泥棒 【II-4】
3*悪行三昧 【III-1】


★ドラゴンパーティーからの派生としての「スターレイン」
 このデッキの源流をたどると、グランプリ6シーズンで流行した【妖精竜スターフルーツ】と【バイオブラスター】のコンボデッキ「スターブラスター」に辿り着きます。
 当時メタの筆頭と目されていた「スターブラスター」には様々なバリエーションが存在しました。その中で【深淵竜エメラルドティアー】を軸に、【海洋到達不能極】【妖魔の勇者】とのコンボ通称「不能極ティアー」「勇者サイクロン」を搭載した青緑「スターブラスター」デッキが注目され、グランプリ6でも多数の使用者がいたと記憶しています。
 ただ、この当時は元来の緑黒赤の「スターブラスター」が強力だった(GP6でもベスト8に複数人使用者がいた)こともあり、「不能極ティアー」「勇者サイクロン」というコンボのみが特に注目されていたように思います。

 その後日本選手権2007のシーズンでは「スターブラスター」のキーカードである【バイオブラスター】が制限となり、スターフルーツデッキは「死んだ」デッキだと多くのプレイヤーが考えました。
 ところが、日本選手権シーズン2度目の賞金制大会オープングランプリ熊本で第2位に入賞した高橋昌宏が使用したのは、【変幻獣バブルドラゴン】【フェアウェル・パーティー】という新カードを使用した、新たな青緑のスターフルーツデッキだったのです。
 【大地の塔】【スキップするフェアリー】というエネルギー加速エンジンと、その爆発的加速をしたエネルギーを生かす【フェアウェルパーティー】、各種大型ドラゴンの柔軟な運用を可能にする【変幻獣バブルドラゴン】を搭載したこのデッキは、新たな、そして強力なコンボデッキとして多くのプレイヤーを魅了しました。
 その後、この青緑のコンボデッキは「ドラゴンパーティー」と呼ばれ多くのプレイヤーに使用・独自に研究され、日本選手権本選でも大人気。使用者をベスト12に5人も送るという快挙を成したのです。


 その「青緑ドラゴンパーティー」デッキから派生し、新たなコンボを搭載して生まれたのが今回紹介する「青緑スターレイン」デッキです。
 少々前置きが長くなりましたが、デッキの構成について解説していきましょう。



★新たなる必殺コンボ、スターレイン!~ぶっぱ・な・せ!~

 「スターレイン」デッキの従来の「ドラゴンパーティー」デッキとの大きく違う点は、【深淵竜レインボーレイン】と【非武装中立ゾーン】の採用です。

深淵竜レインボーレイン
ユニット(ドラゴン) 青3無5 クイック
移動:青1無3 パワー:8000 スマッシュ:2
効果:
このカードがプレイされてスクエアに置かれた時、あなたは自軍エリアのスクエアにあるユニットをそのユニットと同じラインの敵軍エリアのスクエアに、敵軍エリアのスクエアにあるユニットをそのユニットと同じラインの自軍エリアのスクエアにフリーズ/リリース状態を変更せずに置く。


 ややこしいテキストですが、もう少し簡潔に言うと「自軍エリアに居るユニットを敵軍エリアに、敵軍エリアに居るユニットを自軍エリアに、同じライン同士で動かす」というものです。
(余談ですが、時折プレイヤーに聞かれることで「この時バトルが起きないのか?」というのがあります。この場合、効果が解決して終わるまでバトルは発生しません。一時的に自分と相手のユニットが同じ場所にいても、効果解決時には別々のスクエアにいるのでバトルは起こらない、ということになります。)
 
 つまり、【妖精竜スターフルーツ】の効果で2~3体大型ユニットを置いた状態で【深淵竜レインボーレイン】をプレイすれば、移動せず、しかも相手のユニットがいてもいなくても関係なく全て一気に敵軍エリアに置かれます。これすなわち一撃必殺! 致死ダメージ、いやスマッシュを与えられるのです!

 そしてそれを更にだめ押しするのが【非武装中立ゾーン】です。

非武装中立ゾーン
ベース 青2無2 クイック レアリティ:R 色:青
効果:召集ー同じラインの中央エリア(あなたは、このカードと同じラインの中央エリアのユニットのないバトルスペースのスクエアに、自軍エリアであるかのようにユニットをプレイできる。そのユニットがプレイされてスクエアに置かれる時、フリーズ状態のかわりにリリース状態になる。)


 大型ユニットを前述の状況のように並べて【非武装中立ゾーン】の召集効果で【深淵竜レインボーレイン】をプレイすれば【深淵竜レインボーレイン】自身もスマッシュを与えられるのです。【妖精竜マンゴスチン】(3スマッシュ)も絡めて、7点どころか10点台のスマッシュも狙えますぜ。ドッカーーン!これぞ必殺スターレイン!
 
 実際には1ターンで7スマッシュキルだけにこだわる必要は無く、ある程度スマッシュ与えた後で残りを一気にスマッシュ与えることもあります。中立ゾーンにレインボーレインで敵軍【妖精竜マンゴスチン】だけでも6点スマッシュなのですから、一撃で致命傷を与えるチャンスは案外有ります。
 他にも【深淵竜レインボーレイン】の効果で相手の動きを邪魔したり、【深淵竜エメラルドティアー】を動かして効果を誘発させたりと、小回りは効かないながらトリック効果としても強力です。

★デッキの構成
 先述のとおり、「エネルギーの爆発的加速を生かし、大型ユニットを絡めたコンボで相手を蹂躙する」デッキの基本コンセプトと構成は青緑のドラゴンパーティーを概ね引き継いでいます。
 大きく分けて、エネルギー加速・大型ユニットとそれらを支援するカードでデッキは構成されています。


・エネルギー加速エンジン(【大地の塔】【スキップするフェアリー】など)

 エネルギー加速はこのデッキには不可欠です。
 【大地の塔】と【スキップするフェアリー】は最初の手札に無くても問題ありませんが、ほとんどの場合使用可能なエネルギーが溜まり次第に使用する必要があるので、大部分のプレイヤーはこれらのカードを3枚ずつ搭載しています。特に【大地の塔】は【変幻獣バブルドラゴン】とのコンボや状況に応じて【粉雪の魔氷パウダースノー】などのユニットをライン上に投下するなど、重要なエンジンとなっています。プレイヤーの中には【大地の塔】だけでは不十分と考え、【シークレット・ベース】を追加して搭載するプレイヤーもいます。 
 またその他に、【食物の連鎖】【誕生の宴 】といったエネルギー加速ストラテジーを好んで使用するプレイヤーもいます。【大地の塔】と違い一過性の効果ですが軽いコストで使用でき、また【スキップするフェアリー】と比べて爆発力に欠ける半面、安定性が高いのが強みです。
 【バタフライマスター】は青の【サイバーチェイス】などのストラテジーと相性が良いため、併せて採用されることがあります。ユニットであるため【大地の塔】からの加速や、相手が軽量ユニットで攻め込んできたときの迎撃要因として活用できることも強みです。


・ユニット(【変幻獣バブルドラゴン】【妖精竜スターフルーツ】など)
 使用するユニットですが、コンボの肝となる大型ユニットとして、【妖精竜スターフルーツ】【深淵竜エメラルドティアー】はどのタイプでもほぼ必ず3枚(エメラルドティアーはシーズン制限の為現在は1枚)採用されています。
 フィニッシャー兼ユニット除去として【ギガント・エイリアン】【大巨人ヘカトンケイル】が採用するプレイヤーもいます。前環境では【バイオ・ブラスター】が制限だったこともあって採用率は低めでしたが、今シーズンではセットで採用されているケースもよく見られれるでしょう。 

 【妖魔の勇者】は【深淵竜エメラルドティアー】とのコンボ「勇者サイクロン」(相手ユニットと自分の【妖魔の勇者】に隣接状態でティアーの効果を誘発・強制移動させて勇者の効果を強制的に誘発させるコンボ)の構成要素ですが、状況に応じて様々な使われ方がされます。
 ビートダウンデッキとの対戦では場に置くことで相手の攻撃速度を緩めさせたり、非常時には迎撃手段として直接投げつけられたりすることもあります。自軍ユニットの隣に置いて、相手の迎撃を躊躇させるという元来の緑ビートに近い働きをさせることもあります。
 
 そしてコンボの軸の一つである【変幻獣バブルドラゴン】はほぼ必ず2~3枚採用されています。 生きた【生命の門】であるこのユニットは、デッキの戦術を柔軟にすると共に広がりを持たせます。大型ドラゴンが多数搭載されるこのデッキは、どうしても序盤は大型ユニットをエネルギーゾーンに埋めざるを得ません。そこで、エネルギーが十分に得られたゲーム中~終盤でエネルギーゾーンから大型ドラゴンを直接場に出せるこの効果は非常に有用です。
 似た働きをする【生命の門】と大きく違う利点は、【変幻獣バブルドラゴン】がユニットである点です。例えば、場に出してすぐに能力を起動せず、バブルドラゴン自身が中央エリアに移動して攻めに行くことができます。エネルギーを残した状態でスマッシュに行けば、相手の除去などの行動にスタックしてエネルギーゾーンにある「種族:ドラゴン」ユニットに“変身”し、除去を回避したり、或いは相手の予想外のスマッシュを与えに行くことができたりします。ストラテジーである【生命の門】と違い、プランからめくれてもとりあえずプレイして置く事が出来る点も便利です。その時にエネルギーが無くても、あとから“変身”することが出来るからです。
 また、相手が軽量のビートダウンデッキの場合、相手ユニットの迎撃に使用できる点も見逃せません。潜在的に「ドラゴンパーティー」は速いテンポのビートダウンに弱いため、その弱点を僅かながらでも補えるのです。
 ただし、【生命の門】と違って「種族:ドラゴン」以外は場に出せないため、ドラゴン以外の大型ユニットをデッキに採用する際にはその点注意が必要です。

 また、ビートダウンデッキに弱いこともあり、【粉雪の魔氷パウダースノー】【濃霧の魔氷フォッグ】がセットでデッキに加えられています。【粉雪の魔氷パウダースノー】はプランから出ればプレイしておくことで手札に加えられますし、これらが不要な相手ならば、【大地の塔】ラインに投げ込むことでエネルギー加速することもあります。

 そして、「青緑スターレイン」デッキでは【妖精竜マンゴスチン】【深淵竜レインボーレイン】という9コストドラゴンが新たな戦力として採用されています。
 【妖精竜マンゴスチン】は場に出たあと、その特殊能力でエネルギーゾーンにあるカードを手札に戻す事ができます。これにより、やむを得ず序盤にエネルギーゾーンに置いたカードを回収・使用する事ができます。使用した後エネルギーゾーンに置かれる【悪行三昧】などのカードならば、エネルギーのある限り何度でも使用できるコンボになります。また、サイズだけでなく3スマッシュという攻撃力は、一瞬でゲームを決める威力を持っています。

 デッキ名の由来にもなっている【深淵竜レインボーレイン】は、自軍と相手のユニットを入れ替えるという、ゲームを決められる強力な能力を持っています。先述しましたが、従来の大型デッキの常識を覆す恐るべき破壊力です。


・その他のサポートカード
 「ドラゴンパーティー」のデッキ名の由来にもなっている【フェアウェル・パーティー】は、エネルギーを十分に増やした中~終盤においてすさまじい威力を発揮します。
 タダでさえエネルギーを増やしたエネルギーを更に使い回すのです。1ターンの間に相手の何倍ものエネルギーを使って行動することが出来ます。その莫大なエネルギーの使い方は様々で、戦術の「勇者サイクロン」コンボで【深淵竜エメラルドティアー】を何度も歩かせたり、大型ユニットを一気に敵軍まで歩かせたり、大型ユニットを2~3体一度に展開したり、【妖精竜マンゴスチン】の能力を何度も活用したり等々・・・・、ひと思いに相手を制圧できることでしょう。

 【非武装中立ゾーン】は、効果で言えばもちろん【水底の歌劇場】の方が強力なのですが、このデッキでは4コストで使用できる点が重要です。
 このデッキではメインのエネルギー加速方法として5コストの【スキップするフェアリー】が採用されています。つまり4コストでベースがプレイ、5コストで【スキップするフェアリー】プレイという強力な流れが行いやすいのです。相手と状況によっては中央に【スキップするフェアリー】を置くこともあります。

 【サンダージャッカル】もトリックカードとして強力です。相手の迎撃を回避したりもそうですが、相手の移動やプレイにスタックして自分の【妖魔の勇者】を移動させることで相手のエネルギーを縛ったり、大型ユニットを動かしての迎撃などもできます。状況によっては【深淵竜エメラルドティアー】をクイックタイミングで移動させて相手の行動を邪魔させることも。

 また、【カオスビースト・ナインテイル】【大巨人コスモクエイク】といったエネルギー破壊先述を組み込むプレイヤーもいます。


★デッキのプレイ
 序盤から中盤かけてはエネルギー加速とプランからのドローに終始します。相手が攻め込んで来るビートダウンデッキの場合はそれにする迎撃も視野にいれて動く必要がありますが、基本的な動きは同じです。いずれにしてもこちらが反撃できるのはエネルギーが溜まったゲーム中盤からです。2点くらいはスマッシュを受けて使用できるエネルギーが増えた方が動きやすくなることもありますが、序盤にスマッシュを受けすぎると反撃前に沈められる事もあるので、スマッシュコントロールには要注意です。
 【大地の塔】【スキップするフェアリー】を中心にエネルギー加速を行うわけですが、エネ加速は割りと「やり過ぎじゃねぇ?」という位しちゃてもOKです。増やせば増やすほど後から動きが楽になります。もちろん、手札に残すべきカードまでエネルギーゾーンに置かないように注意。逆に相手によって不要と判断したら【粉雪の魔氷パウダースノー】や【濃霧の魔氷フォッグ】を【大地の塔】ラインに中央投下するのも有りです。

 エネルギーが溜まったら攻勢にでましょう。【妖精竜スターフルーツ】から大型ユニットをガンガン展開して【深淵竜レインボーレイン】で敵軍に降らせても良し、【妖魔の勇者】を中央エリアにおいて相手の動きをコントロールしつつ、大型ユニット展開の隙を伺うも良しです。【非武装中立ゾーン】からどんどん大型を送り込んでも良いでしょう。
 その際は相手の動きに警戒してください。コストの大きいカードが多い分、こちらは小回りが効きません。調子に乗ってエネルギーを使いすぎると、相手の反撃に対応できず逆転負け、なんてのは良く聞く話です。大量のエネルギーで強力な高コストカードを使うからこそ、エネルギー管理には細心の注意が必要なのです。
 相手と状況に併せて色々な動きを用いてください。そのパターンは無数にあります。


 「小回りが効かない」のは事実ですが、その分大型で強力なカードをぶん回せるのが「ドラゴンパーティー」から引き継がれたこのデッキの強みであり、面白いところ。未体験の方は、使ってみて欲しい面白いデッキです。特に【深淵竜レインボーレイン】の効果はこれまでのディメンション・ゼロに無かったトンデモ能力ですので、是非体感してみてください。


★スターレインのこれから
 青緑のドラゴンパーティーデッキは今も多くのプレイヤーによって研究されています。
 今回紹介した原根氏のデッキは「中立ゾーン&レインボーレイン」を組み込んだ攻撃的なコンボに重きを置いた構成になっていました。今後、【非武装中立ゾーン】を組み込んだ型が主流になっていくのか、【バイオ・ブラスター】を採用しコントロール面を強化する従来のスターブラスター型が活躍してくるのか、はたまた従来のドラゴンパーティーの進化型がやはり強いのか、感心を持って見守っているところです。

 最後にサイトをご紹介。

●原根氏のブログ。レポートやデッキレシピの解説もあります。
くされにっき

●グランプリ7ツアー名古屋で第二位だった将軍こと鈴木氏も青緑のドラゴンパーティーでした。こちらは【シークレット・ベース】採用で、【非武装中立ゾーン】【深淵竜レインボーレイン】は使っていない、従来のドラゴンパーティーに近い形になっています。
将軍の歓楽街


●攻略サイトDimension walker(管理人:Mark)では、青緑ドラゴンパーティーデッキの考察記事があります。
>Column第7回:青緑ドラゴンパーティー(Dimension walker
 http://www6.ocn.ne.jp/~d_walker/column/007.html



 というわけで、今回は終了の時間です。
 個人的には【深淵竜レインボーレイン】の効果は非常に防ぎにくくかつ強力なので、今後はもっと使われていくのではないかと考えています。
 それではまた来週水曜の更新で。ごきげんよう~
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3 コメント

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紹介ありがとうございます (Mark)
2007-11-29 02:01:21
はじめまして、いつも拝見させていただいてます。今回、私の稚拙なサイトを紹介していただき、ありがとうございます。
久しぶりに読み返してみると、間違っていた箇所があったので大急ぎで修正しました(汗)。せっかく紹介していただいたのに、間違った情報を出していたら元も子もありませんでした。
これからも毎週水曜の更新を楽しみにしています。がんばってください。
Unknown (城月唯)
2007-11-29 17:09:27
・・・突然ですがブログ変更いたしました。
ブログ名:ゆいらぼっ!
(URLはそのまま)
これからも宜しくお願い致します。
レス (千里夜行@管理人)
2007-12-01 17:29:35
>Mark様
 どういたしまして。こちらこそ、Markさんのコラムは毎回楽しみにしております。
 今後ともよろしくお願いします。


>城月唯 様
 ブックマーク、修正いたしました。
 よろしくお願いします。

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