I OUT-DUKED THE DUKE - LITTLE OTIS → VOL2 DISC7-13
(CHARLES COLBERT - EUGENE DIXON - EARL EDWARDS - BERNICE WILLIAMS)
PRODUCED BY GEORGE LEANER
RELEASED AS TAMLA 54058 A, MARCH 13, 1962
BABY I NEED YOU - LITTLE OTIS → VOL2 DISC7-14
(OTIS HAYES - VERLIE RICE - JEANNE DODD)
PRODUCED BY GEORGE LEANER
RELEASED AS TAMLA 54058 B, MARCH 13, 1962
「I Out-Duked The Duke」というタイトルから見てもすぐわかるようにGENE CHANDLERのヒット曲「DUKE OF EARL」をあやかって二番煎じのヒットを狙ったのが見え見えの曲。
「デュ、デュ、デュ、デュカ、デュ」のコーラスの部分をそのままイントロにいただいていますね。(笑)
I Out-Duked The Duke - Little Otis DUKE OF EARL - GENE CHANDLER
しかしよく聞いてみると、荒っぽいヴォーカルが結構ソウルフル。ピアノと一緒に「ア、ア、ア、ア、アメイ」というところなんて、いいアクセントになってますね。
どうやらこのレコードは、モータウンとは無関係に録音された原盤が持ち込まれて、モータウンを通じて配給された最初のレコードのようです。
このレコードをプロデュースしているGeorge Leanerは、シカゴのベテランのディストリビューターで、彼の兄(もしくは弟)のErnieとともに兄弟でワンダフル!(One-derful!)レーベルを起こしました。しかしこのレコードを録音した当時、まだ自分たちのレーベルを持っていなかったLeaner兄弟は、それまでにモータウンのレコードを販売していましたこともあり、Berry Gordyにリリースしてもらうように頼ったようですね。
Little Otisは本名をOtis Hayesと言い、ライターとしてOtis ClayやHarold Burrage、またThe Five Du-Tonesなどを擁したワンダフル!レーベルの作品をはじめ、その姉妹レーベルであるMa-V LusやM-pacなどに焼け付くような熱のこもったソウルの名曲を残しました。
でも一番有名なのはこれでしょうか?
SHAKE A TAIL FEATHER - THE FIVE DU-TONES (1963)
映画「ブルース・ブラザース」でもレイ・チャールズが歌ってましたね。
映画「ブルース・ブラザース」より、SHAKE A TAIL FEATHER
Little Otisは1936年6月13日にアメリカ東部のノースカロライナ州のグリーンズボロに生まれたとのこと。ニューヨークで音楽活動をスタート。ヴォーカルグループを率いてレコーディングをしたり、ナイトクラブで歌ったりした後にシカゴへ移ってステップアップしたようですね。現在はノースカロライナのグリーンヴィルでゴスペルを歌っているそうです。
B面の「Baby, I Need You」で切り裂くようなギターを弾いているのは、シガゴのブルースマン、Mighty Joe Youngではないかとのこと。
(CHARLES COLBERT - EUGENE DIXON - EARL EDWARDS - BERNICE WILLIAMS)
PRODUCED BY GEORGE LEANER
RELEASED AS TAMLA 54058 A, MARCH 13, 1962
BABY I NEED YOU - LITTLE OTIS → VOL2 DISC7-14
(OTIS HAYES - VERLIE RICE - JEANNE DODD)
PRODUCED BY GEORGE LEANER
RELEASED AS TAMLA 54058 B, MARCH 13, 1962
「I Out-Duked The Duke」というタイトルから見てもすぐわかるようにGENE CHANDLERのヒット曲「DUKE OF EARL」をあやかって二番煎じのヒットを狙ったのが見え見えの曲。
「デュ、デュ、デュ、デュカ、デュ」のコーラスの部分をそのままイントロにいただいていますね。(笑)
I Out-Duked The Duke - Little Otis DUKE OF EARL - GENE CHANDLER
しかしよく聞いてみると、荒っぽいヴォーカルが結構ソウルフル。ピアノと一緒に「ア、ア、ア、ア、アメイ」というところなんて、いいアクセントになってますね。
どうやらこのレコードは、モータウンとは無関係に録音された原盤が持ち込まれて、モータウンを通じて配給された最初のレコードのようです。
このレコードをプロデュースしているGeorge Leanerは、シカゴのベテランのディストリビューターで、彼の兄(もしくは弟)のErnieとともに兄弟でワンダフル!(One-derful!)レーベルを起こしました。しかしこのレコードを録音した当時、まだ自分たちのレーベルを持っていなかったLeaner兄弟は、それまでにモータウンのレコードを販売していましたこともあり、Berry Gordyにリリースしてもらうように頼ったようですね。
Little Otisは本名をOtis Hayesと言い、ライターとしてOtis ClayやHarold Burrage、またThe Five Du-Tonesなどを擁したワンダフル!レーベルの作品をはじめ、その姉妹レーベルであるMa-V LusやM-pacなどに焼け付くような熱のこもったソウルの名曲を残しました。
でも一番有名なのはこれでしょうか?
SHAKE A TAIL FEATHER - THE FIVE DU-TONES (1963)
映画「ブルース・ブラザース」でもレイ・チャールズが歌ってましたね。
映画「ブルース・ブラザース」より、SHAKE A TAIL FEATHER
Little Otisは1936年6月13日にアメリカ東部のノースカロライナ州のグリーンズボロに生まれたとのこと。ニューヨークで音楽活動をスタート。ヴォーカルグループを率いてレコーディングをしたり、ナイトクラブで歌ったりした後にシカゴへ移ってステップアップしたようですね。現在はノースカロライナのグリーンヴィルでゴスペルを歌っているそうです。
B面の「Baby, I Need You」で切り裂くようなギターを弾いているのは、シガゴのブルースマン、Mighty Joe Youngではないかとのこと。
The Complete Motown Singles, Vol. 2: 1962HIP-O-SELECTこのアイテムの詳細を見る |