SIDE A
YOU DESERVE WHAT YOU GOT - EDDIE HOLLAND → VOL2 DISC7-17
(EDWARD HOLLAND JR. - BRIAN HOLLAND - WILLIAM "MICKEY" STEVENSON)
PRODUCED BY BRIAN HOLLAND AND WILLIAM "MICKEY" STEVENSON
ARRANGED BY RILEY C. HAMPTON
RELEASED AS MOTOWN 1026 A, APRIL 6 1962
SIDE B
LAST NIGHT I HAD A VISON - EDDIE HOLLAND → VOL2 DISC7-18
(BRIAN HOLLAND - WILLIAM "MICKEY" STEVENSON - EDWARD HOLLAND JR.)
PRODUCED BY BRIAN HOLLAND AND WILLIAM "MICKEY" STEVENSON
ARRANGED BY RILEY C. HAMPTON
RELEASED AS MOTOWN 1026 B, APRIL 6 1962
ALSO RELEASED AS MOTOWN 1058 B, APRIL 24,1864
ヒットしたJAMIEを少しでも多く売ろうとして発売を先延ばしにしたのか、ヒットの次の曲へのプレッシャーからか、JAMIEの後約半年間、EDDIEのシングルは発売になりませんでした。
この曲も売れるだろうと見込んだのか、以前THE MIRACLESの録音でも担当したアレンジャーRILEY C. HAMPTONのストリングスアレンジを採用しました。
その浮遊感のあるストリングスの上を舞うように歌うEDDIEの爽やかな歌声。特に「SO ~ MANY TIMES」と声を伸ばす箇所での幸福感。JACKIE WILSONそっくりと言われますが、そんなことはどうでも良くなる気持ちの良さ。
ところでクレジットを見て気づいたのですが、なんと(!)2曲目にして既にEDDIEが曲作りに参加していますね。
「モータウン・ミュージック」でネルソン・ジョージが触れていましたが、当時モータウンのレコーディングアーティストは、自分の収入からレコーディング費用を支払わなければならないことになっていて、EDDIEの弟であるBRIANが作曲の印税でどんどん収入が上がっているのを横目で見て、EDDIEは自分も曲作りをしなくてはと思っていたと回想しています。とは言え、まさか2枚目から作曲に関わっていたとは知りませんでしたね。これでホランド=ドジャー=ホランド(HOLLAND - DOZIER - HOLLAND)の二人は揃って共同作業をしていたことになりますね。
しかし残念ながら、全くヒットはしなかったようで、オリジナルはモータウンのカタログの中でも、最上級の珍しさとのこと。流通しているものは、ほぼ後年になってリリースされたもののようです。
更に伸びやかなEDDIEの歌が聞けるのがこのB面。
この曲は1964年にMOTOWN 1058の「JUST AIN'T ENOUGH LOVE」のB面としても発売されました。