SIDE A
CHECK YOURSELF - THE TEMPTATIONS → VOL1 DISC6-9
(BERRY GORDY - OTIS WILLIAMS - MELVIN FRANKLIN - ‘AL’ELBRIDGE BRYANT)
PRODUCED BY BERRY GORDY
RECORDED OCTOBER 28 1961
RELEASED AS MIRACLE 12 A, NOBEMBER 7 1961
SIDE B
YOUR WONDERFUL LOVE - THE TEMPTATIONS → VOL1 DISC6-10
(BERRY GORDY)
PRODUCED BY BERRY GORDY
RECORDED OCTOBER 22 1961
RELEASED AS MIRACLE 12 B, NOVEMBER 7 1961
短命に終わったMIRACLEレーベルの最後のレコード。というかたぶん最後に録音されたレコードなのでしょうね。この12番というのがカタログ上の番号では最後になっています。(Seabear Studios参照)
実際の最後のリリースはDON McKENZIEの「WHOSE HEART / I'LL CALL YOU」(MIRACLE-10)でした。
この頃になるとBERRY GORDYは、BRIANBERT(BRIAN HOLLANDとROBERT BATEMAN)やDRE-MIC(ANDRE WILLIAMSとWILLIAM ‘MICKEY’STEVENSON)など他の人にプロデュースをさせることが多くなっていました(TEMPSのデビュー曲がDRE-MICでしたね。)が、今回は自らプロデュースを買って出てます。恐らく出来にも満足してリリースを優先させたというところではないでしょうか?
OTIS WILLIAMSのテナーとMELVIN FRANKLINの低音が絡んでゆったりとしたイントロが始まったと思ったら、インテンポになってPAUL WILLIAMSのリードにバトンタッチされますね。曲が進むにつれて熱を帯びてくるヴォーカルがすばらしいです。
これがステージで再現されることを想像すると、観客の視線がOTISへMELVINへ、そしてPAULへと動かされて、それだけでも躍動感を演出しますね。
OTISによると、クレジットはありませんがこの曲の高音部のハーモニーにはEDDIE HOLLANDの貢献があったそうです。
残念ながらこのTEMPSのヴァージョンは彼らが期待したようなチャート・アクションはありませんでしたが、シカゴのGENE CHANDLERはこの曲を気に入り1963年にVEE-JAYからリリース(VEE-JAY-511)しているようです。
「JUST FOR YOUR~」と始まるB面の「YOUR WONDERFUL LOVE」は、このライナーにもあるようにJERRY BUTLER & THE IMPRESSIONSの「FOR YOUR PRECIOUS LOVE」の影響が強く現れてますね。また、ライナーにはBROOK BENTONの影響も明白だと書かれてます。こちらもPAULのヴォーカルが熱い。彼の歌を堪能する意味ではこちらのB面の方がいいかもしれませんね。
結局最初のヒット曲「The Way You Do The Things You Do」(GORDY-7028)まで6枚のシングルがTEMPTATIONSの名義で出されました(PIRATESという別名で出したものが1枚これらとは別にあります。)。リーダーのOTIS WILLIAMSは、それらの6枚のレコードは「粗野で貧弱だった」と振り返り、「しかし私たちは歌うことが大好きだったし、歌うことでGETTOから抜け出せるのではないかと感じていた。」と言っています。
CHECK YOURSELF - THE TEMPTATIONS → VOL1 DISC6-9
(BERRY GORDY - OTIS WILLIAMS - MELVIN FRANKLIN - ‘AL’ELBRIDGE BRYANT)
PRODUCED BY BERRY GORDY
RECORDED OCTOBER 28 1961
RELEASED AS MIRACLE 12 A, NOBEMBER 7 1961
SIDE B
YOUR WONDERFUL LOVE - THE TEMPTATIONS → VOL1 DISC6-10
(BERRY GORDY)
PRODUCED BY BERRY GORDY
RECORDED OCTOBER 22 1961
RELEASED AS MIRACLE 12 B, NOVEMBER 7 1961
短命に終わったMIRACLEレーベルの最後のレコード。というかたぶん最後に録音されたレコードなのでしょうね。この12番というのがカタログ上の番号では最後になっています。(Seabear Studios参照)
実際の最後のリリースはDON McKENZIEの「WHOSE HEART / I'LL CALL YOU」(MIRACLE-10)でした。
この頃になるとBERRY GORDYは、BRIANBERT(BRIAN HOLLANDとROBERT BATEMAN)やDRE-MIC(ANDRE WILLIAMSとWILLIAM ‘MICKEY’STEVENSON)など他の人にプロデュースをさせることが多くなっていました(TEMPSのデビュー曲がDRE-MICでしたね。)が、今回は自らプロデュースを買って出てます。恐らく出来にも満足してリリースを優先させたというところではないでしょうか?
OTIS WILLIAMSのテナーとMELVIN FRANKLINの低音が絡んでゆったりとしたイントロが始まったと思ったら、インテンポになってPAUL WILLIAMSのリードにバトンタッチされますね。曲が進むにつれて熱を帯びてくるヴォーカルがすばらしいです。
これがステージで再現されることを想像すると、観客の視線がOTISへMELVINへ、そしてPAULへと動かされて、それだけでも躍動感を演出しますね。
OTISによると、クレジットはありませんがこの曲の高音部のハーモニーにはEDDIE HOLLANDの貢献があったそうです。
残念ながらこのTEMPSのヴァージョンは彼らが期待したようなチャート・アクションはありませんでしたが、シカゴのGENE CHANDLERはこの曲を気に入り1963年にVEE-JAYからリリース(VEE-JAY-511)しているようです。
「JUST FOR YOUR~」と始まるB面の「YOUR WONDERFUL LOVE」は、このライナーにもあるようにJERRY BUTLER & THE IMPRESSIONSの「FOR YOUR PRECIOUS LOVE」の影響が強く現れてますね。また、ライナーにはBROOK BENTONの影響も明白だと書かれてます。こちらもPAULのヴォーカルが熱い。彼の歌を堪能する意味ではこちらのB面の方がいいかもしれませんね。
結局最初のヒット曲「The Way You Do The Things You Do」(GORDY-7028)まで6枚のシングルがTEMPTATIONSの名義で出されました(PIRATESという別名で出したものが1枚これらとは別にあります。)。リーダーのOTIS WILLIAMSは、それらの6枚のレコードは「粗野で貧弱だった」と振り返り、「しかし私たちは歌うことが大好きだったし、歌うことでGETTOから抜け出せるのではないかと感じていた。」と言っています。