#99 Shinyo SANO Official website

レーシングライダー #99 佐野 新世 のオフィシャルウェブサイト

フランス選手権 オープンクラス スタート写真+α

2007-10-31 | スーパーモタード
俺写って無いじゃん。というのも無理は無く、35台中22番手スタートなんで、前から7列目。
写らないのは当然・・・。ちょうどこの角度だと、95番アレックスの後ろで重なっています。
そのうちフロントロー行けるようにがんばりますよ。
まあ、この後ダートで頑張って抜いたので、最終的には12位まで上がった訳です。

それにしても、フランスのライダーは体が大きい人がいて、バイク同士ぶつかると僕は簡単に辺り負けして飛ばされます。
80kg以上の人がざらで、僕は59kg・・・。無理もありませーん。

今回行なわれたレースカテゴリーは、
・プレステージ450(モタードの中で最強のクラスで、ボリスシャンボンやVDB、アドリアン兄弟はこのクラス)X3ヒート

・プレステージ650(こちらも世界戦に出ているライダーが多い。僕は1度だけこのクラスで走れたが、上位10台は別世界のレベルで、下手すると2周遅れにされてしまう)X3ヒート

・オープン(僕が出たクラスで、450と650のプレステージに行けなかったライダーのレース 1位になればトロフィー有り、インタビュー有り)X2ヒート

・+450クラス(アプリリア、KTM、ハスクと日本でいう外車勢が多い)2ヒート

・-450クラス(初心者向けの450cc以下クラス 2ストの125が速かった!)2ヒート

・スーパークワダー(ATVのモタード版)2ヒート

こんな感じ。場所によってサイドカーのモタードがあったり、キッズクラスがあったりいろいろ楽しめます。
今回4000人以上は少なくともいた。日本は多くても500人ぐらいだろうか?なんとかして日本でも見に来ていただける方々が増えるヒントを海外で得たい。根本的に土日の使い方が違うといわれると何ともいえません。

とにかく、フランスに来てお客さんがいる前で走れる喜びと、どんな速いライダー、遅いライダー関係なくレース後に簡単なウイリー(エクストリームスタント的)をやってくれるし、ショーマンシップを忘れていない所が違います。
パドックでは、サイン会やったり(僕も今回やりました)、選手の面持ちが違いますね。
子供達、大人達から見てかっこいいと思われるような対応、服装をパドックでしています。

全日本スーパーモタード、今も参加型ですがフランス選手権も参加型です。けど、見せるという事を忘れていないのが大きな違いです。お客さんはお金を払っている以上、ショーを見に来ている訳ですから、選手は参加しているとは言え、見てもらっているというのを忘れてはならないと思います。偉そうな文章が続いてしまいましたが、なんとかして子供達もモタードの真似して自転車でドリフト(ブレーキターン)するぐらいになればいいなと思っています。

なんとかしたい・・・。環境だけのせいにしたくはないです。

フランス選手権 2日目無事終了!

2007-10-29 | フランス日記
フランス選手権 サンローランドゥミュール 無事終了!

第2決勝は、第1決勝と同じスタートポジションの22番手からです。
スタート直後は右コーナーヘアピンがあり、その後すぐに左コーナーの途中からダートが始まります。
ダートコースは1個のジャンプと、小さいコブ(普通に飛ぶと前ノメリになる)のが3つあり、何回も転倒している車両を見ました。石もゴロゴロしていて、ちょっと怖かったですね。けど、日本のダートと違い幅が広いのでラインを選べるので面白い。
ダート出口はふかふかの砂のコンディション。結構ここは肝。ダートの中で速く走ってもこの出口がなかなか難しくてゆっくりでもいいから確実に車体を前に走らせるといいのだが、進まないからといってスロットルをガバ開けしている人が多々見られ、余計滑って進まない。ここのコーナーだけは前で詰まると、抜けない。トップ集団とはどんどん離されてされてしまう。

今回のコースはフランスの選手達にとっては最高のアスファルトといっていたが、僕にはやはりよくすべる路面としか思えない。やはり日本のアスファルトはすばらしいのを再認識する。
ただ、こちらのアスファルトで練習している人は、世界どこへ行っても通用するライダーになれるのだろうと。

そう、フランスの選手が言っていた話だが、ヨーロッパのモタードライダーがアメリカ行ってもなかなか勝てないけど、アメリカのライダーがフランスに来てもなかなか勝てない、と。それぞれ、国によって得意分野が違うんだなと。

今度の11月のAMA(アメリカ)に佐合選手が出るそうです「佐合さん頑張れ!」
Les2Rouesのラファエル選手も 11月のAMAにハスクバーナで出るそうです。
いろんな意味で面白くなりそうなAMA。「ロングビーチ」はキャンセルになって別の場所で行なわれる模様。Troy Lee's Mayhem At The Morongかな。
モトクロス練習して多少走れる様になったらAMAもいってみたいです。今のところ腕が無いので無理!

かなり話は脱線しましたが、フランス選手権オープン第2決勝の結果。22番スタートで日頃のダートの練習のおかげか、ダートで何台か抜くことが出来て、12位でした。もう10台抜くので勘弁してください。とにかくダートで詰まる詰まる。
総合結果は、11位です。まあ無事終わったし、チームのボスに第2決勝で勝ったからOKです(笑
チームのボス(アレックス)は、「また、チームのボスの俺を抜いたな。後で大変だよ!」ってニヤニヤしながら脅されました(笑。こういう雰囲気でモタードのレースを24年も続けていられるLes2Rouesがうらやましいです。
今回も、楽しかったぁ~。

フランス選手権二日目です

2007-10-28 | ノーマル日記
えーとりあえず昨日のレースはオープンクラスで35台の中、22番スタートで13位。プレステージクラスは最終戦ともあって別世界のレベル。今回はプレステージクラスへは行けませんでした。
やっぱり難しいね。
けど、楽しいです。

さてこれから第2決勝です。

いよいよフランス選手権始まる

2007-10-27 | ノーマル日記
練習走りました。これから運命の計測時間。
昨日に引き続き、寒いです。ダートは固いですが、楽しいです。伊那ぐらいのダートの大きさ。こちらでは異例の短さですが、アスファルトは長く、路面は綺麗。けど、気温が低く、滑ります。では、ごきげんよう。

ルーブル美術館へ レースは金曜日から

2007-10-25 | フランス日記
パリに泊まって、次の日はルーブル美術館。
4回目のルーブルですが、いつもエジプトの資料館の方が工事中で、今回はやっと見れました。
本物のミイラやらエジプトの言葉で書かれた、書物。
そう、紀元前2000ぐらい(今から4000年も前)に天秤や長さを測るもの、医療でいえば手術をする技術があったとか、細かい工芸品があったりと、すごいレベルの時代だったんだなと、展示してある物でわかりました。
イランやメソポタミア文明の中近東の古代文明ところでは、紀元前7000年!!今から9000年も前のことですよ。
やはり何度見ても、その時代にそんな技術があったのかと思うと、人間ってそんなに進化していないんだなぁーと思えたりする訳です。
なんせ、車でいえば今の100年以上経ってもまだ化石燃料に頼ったエンジンを使っている訳ですし・・・

夕方には、パリのバイク街へ。パリでもスクーターの量は半端ではないです。マニュアル車が多いフランスでも、パリではオートマティック車が多いぐらい、渋滞をするのでスクーターの需要は大きいです。
それから日本みたいにヘルメットが半帽(半キャップ)なんていませんよ。最低でもジェッペル(ジェット型ヘルメット)です。安全意識は高いですね。ただでさえ死亡事故が多いのに最低限の頭を守らないのはね・・・。

金曜日からは、レースの為の車検です。600km先のLYONまあまあの距離です。
マシンの準備もできたし、今日は人間の疲れを取って明日に備えます。


----------------------------------------------------------------

<イベントM.A.E.F.3のお知らせ>
10月26日金曜日朝からエントリー開始です。FAX送って、入金していただいて
締め切りは11月9日金曜日23:59必着です。
詳しい内容はこちらから

受付完了のお知らせはホームページ上で11月5日以降に行ないます。
よろしくお願いいたします。

友達連れてパリのラーメン屋へ

2007-10-24 | ノーマル日記
今月頭に出た、バイク雑誌モトライダーフォースのDVDでトライアルバイクの橋渡りがありましたが、あの中でのBGMを作曲しているのが、フランス選手権ライダーでもある、DJ/SOUL.G(ソウルG)です。ここではよく登場するTamashiGさんです。
昨日の夜はパリのオペラ座の通りのすぐ近くのラーメン屋「大勝軒」に一緒に食べに行ってきました。かなり日本的な味でうまかった。
たぶん、過去一番日本に近いラーメンでした。今まであまりおいしいラーメン屋少なかった。
醤油味、みそ味、餃子もあるし、お茶、水、普通に出て来ておいしいです。値段も10ユーロ以下だったし。8ユーロで醤油ラ-メン食べれます。
みそは少しピリ辛。自分で量を調整出来ます。

一緒に行った友達も満足だったようです。

場所は、40,rue Sainte Anne 75002 PARIS
Tel +33 (0)1 42 61 11 59
OPEN 11:30-14:30 Afternoon 18:30-22:30
「大勝軒」
です。
まだオープンして3週間目という事ですが、評判が良くおいしいです。
長く日本を離れている人には懐かしい味になる事間違い無しです。麺もしっかりしていますよ。

シャトー(お城)巡り 観光ばかりじゃん。

2007-10-22 | フランス日記
昨日は、ルマンから南東に60kmぐらいのTOUR(トゥール)の周りにある、ロワール川沿いのロワールの古城巡りに行ってきました。ロワール川沿いに何十もの城が続くフランスでも有名な場所です。
お昼過ぎに行ったもんだから、日が暮れるのが早い早い、古城巡りといっても2つしか見れませんでした。

1個目はブロワ城、そして写真の最大級のお城、シャンボール城と世界遺産です。(検索ウィキペディアで検索してみてください)

凄い距離と階段を上り下りするので、結構ハード。今日は少し筋肉痛。
京都の寺巡りみたいな物か!?フランスは移動距離が半端じゃないです。

さて、観光ばかりと言われてしまいますが、明日はいよいよLes2Rouesへ行き、マシン整備。その前にモンマルトルへ。

あ、今日はトイレ工事の続きが始まりました。確か先週終わる予定だったはずじゃ・・・

来週末はいよいよ最終戦だって言うのに・・・

2007-10-21 | フランス日記
来週末はいよいよ最終戦だって言うのに、まだバイク乗っていません。
いつから乗っていないかというと、10月7日の九州から乗っていません。
まあ、左手首を負傷したままなのでしょうがないと言えばしょうがないですが。
フランスのルマンは他の場所に比べると、今の北海道並みに寒いです。5度以下だったり。けど昼間は15度ぐらいの時もあります。外でバイクのる人もほとんどいないです。ちなみにドイツ行った時は冬でもバイク乗っている人が多くてビックリした事があります。

さて、怪我の状態はまあまあ調子はいいですが、寒さのせいで少し骨が痛い。病院も行かないままで来てしまったので、状態がわかりませんが、なんとかバイクのグリップの持ち方さえ気を使えば、乗っているときは痛くない。1度でも左手を付くような転倒があったら、まずいですが・・・。

左手をあまり使わないで温存して来たので、今日は久々にリハビリでBMXで近くの小学校の校庭で乗り回しました。
1時間半みっちり乗って、なんとか大丈夫そう。
気温10度ぐらいの中、フリース着て走って、あっという間に汗をかき、ロンTで乗り回し。
とにかく久々の2輪で楽しかったし、週末は楽しく乗れそうです。

来週頭には、スタッフと自分の為にもパリ観光。そのままレッドゥローで週末の為のバイク整備をして
一度ルマンに戻り、金曜は車検の為に600km先のリヨンへ出発。土日は戦です

ルマンの家の住み心地もよく、時差ぼけもあっという間に治ってます。

写真では来週のパリのルート検索中。パリの運転だけは難しい。信号は建物と同化して見えない、人は出てくるわ、割り込みのバトルは疲れるわ、だいぶ慣れましたけど。

フランスへ来るといろいろと思考する時間を得られる

2007-10-18 | フランス日記
来て2日目。日本からフランスに来る分には時差ぼけもすぐに治るのですが、まだ体はだるいです。
家のポストをみると、たくさんの郵便物が(4ヶ月分!!)
1通だけ自分宛に来ていて、それをみると、エントリー受付完了の用紙が届いていました。
どうやらレースに出れそうです。ほっ
いつもフランスに来ないとわからないというのが、うちのチーム流。言葉がわかる人がいない状態で5年目に入っていますが、何となくやって来ています。今まで、エントリーされていなかった事は無いので安心しきっていますが、まあエントリーされていなかったとしても、気分を切り替えて観光や観戦すれば、フランスに来てもやる事はたくさんあるのでマイナスにはならないですね。心には常にゆとりはある状態。唯一嫌なのは怪我だけですね。こればっかりは旅行先ではやりたくないですね。
一般道の運転も常に慎重。ただでさえわかりにくい看板や信号があるので、日本の運転以上に気を使います。高速道路は最高速130km/hのところが多いのでそれ以内で走っていれば警察の目は気になりません。パリ市内の運転は相当大変。その周りの人の走りに合わせたり、車線変更の取り合いなどを考えると頭のCPUは日本の3倍は必要かな(笑

フランスでのレースの時は、日本でのガツガツ感は少なく、自分の身は自分で守る国だけに
周りのライダーはジェントル(紳士的)な走りを感じます。
もちろんコースの作りや大きさも違うので、そういうところでも”心にゆとり”があるのかと最近思っています。

日本から連れて行った、来た友達や知り合いのほとんどの人がレースを見て口を揃えて、「走りが危なくない!」とか「紳士的スポーツに見えながらも迫力がある」「選手同士フェアである」と言います。これは日本で真似出来るのか出来ないのか、国民性もあるのでわかりませんが、少なくとも僕から見て、凄く魅力的な事なんですよね。
お客さん3~4千人はざら。年間で見ても少ない所でも500人は入るそうです。日本は最高人数で500人ぐらいか!?
これも、日本とは違うのは、こちらフランスの土日は基本的にお店はお休みなので、デパートやスーパーなどもやっていない。
土曜日少し開ける所は、月曜日は午後から営業とか普通です。
休みの日は、家族でレースを見に行くか!とかいう感じで、たくさんの家族連れがサーキットに来て観戦しています。

それは、モータースポーツが日本の野球やサッカーと同じような位置に属しているのかと思えます。
興行としてもそこそこ成り立っている。もちろんフランスでも波はあって、お客さんやエントリーするライダーも増えたり減ったりしているようです。けど、間違いなく日本よりモータースポーツは成り立っている。

そこで、僕に何が出来るか考えるのですが・・・。文化的な物はまずは変えられないでしょう。国民性も変えられない。
地道なモータースポーツのイベント開催やイベントのお手伝いは僕にとっては最低限なところ。
やっぱり、日本全体でバイク(モーター物)が理解されるようにするのはみんなで出来る最低限であり、一番底辺の部分。
自分の周りの家族や友達にバイクを理解してもらう。
よくあるのが「まだ子供みたいにバイクまだ乗っているの!?」なんて言う表現、耳にします。
この表現はバイクへの偏見があるからなのでしょう。

ちなみに僕がレースを始めて、いろいろ事を起こすまでは、私の親などはバイク反対でした。「危ないから・・・」
それが、そんなに大きな怪我をしないでバイクのレースを続けることが出来、雑誌にも出る様になり、文章も書く様になり、親の理解をだいぶ得られて来た気がします。「次のレースがんばって」と親からもメールが来る様になりました。

次の段階は、佐野家の家族をサーキット観戦に呼ぶ事です。これが意外と難しい・・・
気軽に来てと呼べる距離でなかったり、アクセスが悪かったり。
さて、どうしよう・・・。一回きりならば来てもらう方法はあるが、何回もまた見に行こうと思える方法を考えなくては
モータースポーツ(観戦も含め)は根付かない。

フランスだと、キャンピングカーを持っている人が多いし、家族やカップルでバイクに乗ってくる人も多い。
駐車場なんてバイクだらけ。2~300台はざら。車の数も凄い量だ。
フランスだと高速代が安い。移動時間も早いし。
根本的な部分が多いので、とても日本で真似は出来ない。

やっぱり、親に車で来てもらうのがいい。そして、近くに温泉や旅館があれば、いろんな意味で苦にはならない。
バイクの友達なども誘うのに、旅館や温泉、レストランなどこちらが調べて、ツーリングがてら見に来てもらうのがいいのだろう。うちからの距離だと、ツインリンクもてぎか、伊那がギリギリ。
レースでライダーは忙しいかもしれないけど、簡単な旅館の場所や温泉を教えてあげて、ツアーの案内を提供するのがいいかもしれないですね。まあもうやっている人もいるでしょうけど、バイクに興味がそんなに無い人をバイクのみのツアーで最初から見に来てもらうのは結構大変でしょうから、温泉やご当地レストランみたいなものを抱き合わせるのがいいのかな。

さて、来年の計画、考えますかな。


ちなみに今年のフランスでのスーパーモタード世界選手権ツアーを友達向けに行ないましたが、とても良かったようですよ。
来年もツアー考えよう。けど、英語もフランス語もいまいちなので何がおこるかわからないですよ(笑

写真は昨日の4ヶ月分の大掃除大会を終え、トイレも無事セッティングされ、思わず外で手伸びをした時の図。
直射日光は強く、ほのかに暖かいですが、日陰は激寒!

それから、別件ですが・・・「トヨタ i-real」発表になってので明かしますが、撮影で乗りました。見た目の綺麗さもそうですが、質感も材質も最高で、操作性も飛行機を操作している感じで高次元!もちろん開発費も含めるとフェラーリエンツォ買えそうなぐらいでしょう。
けど、金額抜きで考えても本当に欲しいと思った1台です。
開発者の遊び心とこだわりの話も聞けて、凄い人をトヨタは手にして、能力を引き出しているんだなぁーなんて、思っています。ここの写真の某Hさん、見た目は怪しく見えてしまうかもしれませんが、すごく面白い人でこだわりもあり、目の付けどころが開発者って言う感じがします。とにかくいろいろ驚かせられました。
本当に貴重な体験をさせてくださった方々には感謝いたします。ありがとう。

その前に「セグウェイ」欲しい。

フランス到着 ルマンへ

2007-10-17 | フランス日記
朝4時、パリ、シャルルドゴール空港に到着。
気温は14度で曇り。ここから更に南西に250km向かい、パリダカールラリーにいつも参戦している
日野レンジャー(
チームスガワラ)の本拠地、ルマンの家を貸していただいている。
レンタカーを借りて、途中の高速を走り続け、ふと時計をみると朝8時になっている。
しかし、まだ辺りは暗く、まだ太陽が上がる気配がない。まだサマータイムで日本の時間から7時間引いたのがフランスの時間になる。10月28日日曜からサマータイムが終わり日本時間から8時間引いた時間に変更する訳で、みんな時間を間違えたりしないのかと自分を含めて心配です。

ルマンの家に着き、早速家に入る。4ヶ月振りなので掃除が必要だなーと思いながら・・・
「うわ!なんだこりゃ!?」
キッチンにトイレの本体が置いてある・・・。便座が別の場所に置いてもあって・・・
いつものトイレの部屋に行くと、トイレが無い。
2階のトイレも無い!!いつもの寝室にトイレが置いてある。

どうやら大家さんが4ヶ月前から始めたトイレの部屋のリフォームをしてくれているらしいが・・・
タイミング悪ーい!
けど、私たちが家に入ったのを知った大家さんはすぐさま飛んで来て、「デゾレー(ごめーん)、リフォーム中なので、今と入れ使えない。しかも水も出ない。使うなら自分とこ(ガススタ)に来て」と。「今日夕方には水は使える様になるけど、トイレを使えるのは明日からね」
そう言って大家さんはガススタに戻って行った。

うちらは、悲しげです。今トイレ行きたいし、手も洗いたいし・・・。
家の工場でイスを出して、我々3人でミーティング。そうしている間に日が昇ってきました。

とりあえず、トイレ行きたかった我々3人組は、大型スーパー(カルフール)に買い物に行くついでにトイレ行こうと。
レンタカーも返さないといけないし、昼飯も食べたいし。
そんなこんな話していると、いきなりホンダのアメリカンみたいなバイクが敷地内に入って来た!

「リフォームやデース。」「今から直して、午後にはトイレ使える様にしまーす」
おお!水が出る様になるだけではなく、トイレも使える様になるなんてすばらしい。
なんかこの人が天使に見えてきました。「メルスィーボクー(ありがとうございます)」と何度も連呼。

とりあえず、僕らは期待と不安(文化的なギャップの不安)を抱えながら、お出かけです。
レンタカー返して、食の調達、昼飯、本屋やらなんやら行きます。

それにしても眠いっす。しかも体中だるい。これはジェットラグ(時差ぼけ)ですね。

太陽が昇ると、日本と違い直射日光が強く日差しが痛い。

写真は、買い物後。カートいっぱいです。ワインもいっぱい買いました。
車はチームスガワラ号。(だいぶおじいちゃんなエスパスという車)
ボクがパリダカに出た時もお世話になった車で愛着あります。

それから、別件ですがイベントのお知らせで、11月17日(土)のM.A.E.F.3のエントリー用紙、レギュレーション完成しました。
詳しくはここからダウンロードしてください。

少しクラスの内容変更しました。入門クラスのみ先導車付きで15分X3回で、6000円になります。(模擬レースは入門という事で微妙なので出れませんがエクストリーム走行は出来ます。)