笑顔のMOTO

日々の生活で感じた色んなことを、綴っていきます。

天の声が聞こえる?

2007-03-31 22:16:20 | 北京小話
北京の市内、天壇公園にある園丘。
1420年に作られた公園。
この丘は、明・清の時代に、皇帝が神に直接祈る場所だったようだ。

写真の真ん中に見える丸い石が、神に祈る場所。

この石から等距離になるように石柱が配置されており、
この上で小さな声で話すと、廻りの石柱に反響して、
自分の声がはっきりと聞こえるようになるらしい。
そこから、天の声が聞こえる場所、ということになったようだ。

次から次へと、訪問客がこの石の上に乗り、声が
実際反響するのか試していた。
観光シーズンだと、混みあっていて、
この石に乗るのさえも難しくなるらしい。
私も、声は出してはみなかったのだが、
上に乗って天を見上げて、ちょっとお祈りをした。

そして、私の後に、石に乗った子供も、同じように
天を見上げていた。

この子達は、何を天に祈ったのでしょう。。

水煮魚??

2007-03-29 12:52:22 | 北京小話
近所の桜が満開に近くなっています。
一年で、一番わくわくする時期だ。

さて。北京にいながら、四川料理を楽しむ機会があった。

さすが中国。
本場ではないものの、唐辛子や山椒、その他香辛料が
いっぱい効いていて、激辛で美味しかった。

もちろん、定番の麻婆豆腐も頼んだのだが、
ちょっと冒険して注文した料理を紹介。

"水煮魚"

名前から決して想像できない代物が運ばれてきた。
(ガイドブックの写真を見て、知ってて注文したのですが)
四川料理の人気料理の一つらしい。

魚?どこ?という感じだが、
食べる前に、ウェイトレスが、唐辛子を取り除いてくれ、
白身の魚が、姿を現した。

これでも「辛さは控えめに」と注文したのだ。
通じてなかったのか、これでも控えめなのか。。

味は、見たままに、激辛。
他の料理で、すでに、口の中は麻痺状態だったけど、
ちょこっと食べて、ギブアップしてしまった。

北京在住の方の話では、このラー油と唐辛子一杯の
煮汁は再利用されるのだとか。

うっ。。と思ったが、この大量のラー油と唐辛子が
そのまま捨てられると思うと、すごい環境に悪いだろうから、
再利用する方がいいとも思った。
むしろ、煮汁から、魚を出してお皿に盛れば、
おでん鍋みたいに、煮汁は繰り返し使えるじゃない。

四川料理屋さん、このアイディアはどうでしょう?
でも、この唐辛子一杯に盛り付けることに
意味があるのかな。

本家本元。

2007-03-25 13:06:26 | 北京小話
最近、ハノイ以外のネタばかり書いているので、
タイトルと背景を変えました。
いいタイトルが思いついたら、また変えます。

さて。引き続き北京。

北京でもやっぱりありました。
中国将棋に興じるおじ様がた。

こちらが、本家本元。
将棋の見た目も、まわりからおじ様が見ているところも、
ハノイの中国将棋とそっくり。
ルールも同じなのかしら。

健身園で健康促進。

2007-03-24 13:19:36 | 北京小話
北京からは、とっくに引き上げているのですが、
しばらく北京ネタを続けます。

北京の街角には、運動器具が並んだ公園がある。
その名も健身園(中国漢字だと、くにがまえに"元")
市民の健康促進のために、政府が導入したものらしい。

写真は、ホテルの裏通りにあったもの。
早起きして写真を撮りに行ってきた。

公園、というよりは、歩道に並べられている、といった感じ。
子供ではなく、おじ様おば様たちが楽しむもののようだ。
朝方は、もっとにぎわっているのかと思ったら、時間も遅かったせいか、
それほど混み合っていなかった。

腹筋。足けり。足踏み。自転車こぎ。腰回し。うで回し。腕上げ。。。
いろんな種類がある。
いいなあ。楽しそう。日本にも導入してくれないかな。
子供が遊ばなくなった児童公園の、新たな活用方法。

下の写真。実は、昔、日本のクイズ番組で見たことがあった。
「これは、何をするためのものでしょうか。」

正解は、、
背中のつぼ押し。

朝からおじ様が、気持ちよさそうにつぼを押していました。

そういえば、今回、残念ながら、太極拳を楽しむ人々を
発見することが出来なかった。
もっと朝早く探検すればよかったのかな。

自転車大国?

2007-03-22 18:57:33 | バイク・交通ネタ
中国といえば自転車。
幅広い大通りに大量の自転車の波。
というイメージがあったけど、
発展著しい北京の主役は自動車に移りつつあるようだ。
大通りには、必ず自転車専用車線があるが、朝夕のラッシュは
タクシーや右折車両は通過できるようになっているみたい。

それでも、庶民の足としての自転車は、まだ健在。
朝は、子供をのせた自転車が走り、
大量の荷物を運ぶ自転車、人の座席がついた自転車、
さらには、後ろに屋根付の後部座席がついた自転車など
いろんな種類の自転車に出会った。

やはり、気になったのが交通安全。
北京のだだっぴろい大通りを、自転車と車が
交差する様子は、見ていてハラハラしてしまった。

バイクが禁止されている北京では、自動車がどんなに増え、
地下鉄が整備されたとしても、自転車は市民の足として、
活躍し続けると思う。
自転車用の信号現示を導入するとか、自転車の二段階右折を
徹底するとか、交通安全の対策が必要だと思った。

北京へようこそ。

2007-03-20 02:53:44 | 北京小話
先週末より北京に滞在中。
中国初上陸!!ということもあり、いろんな"驚き"を見つけている。

まずは、北京空港。

「ニィハオ!」

入国審査官の兄ちゃんが、フレンドリーに挨拶してくれた。
不自然なくらいの笑顔に不意をつかれて、びっくり。
「入国審査の人が笑顔で挨拶するなんて、中国っぽくないなあ。」

と思ったら、目の前に、小さなボードを発見。

「私の仕事に満足したかどうか、教えてください」
といった質問が、英語で書かれており、その下には、
「Greatly Satisfied (^o^) 」
「Satisfied (^-^) 」
「Unsatisfied (-_-) 」
「Totally unsatisfied (*_*) 」
と、4つのボタン(顔付)が並んでいた。

なるほど。兄ちゃんの笑顔はこれのせいか。。。
入国審査が終わるころ、ボードの4つのボタンが光り、
利用者がボタンを押すようになっていた。
もちろん、「Greatly Satisfied」。笑顔の威力は大きい。

このシステムは、北京駐在の方も知らなかったので、
最近導入されたものみたい。
北京オリンピックに向けたサービス向上に向けた
取り組みだろう。

もう一つ、驚いたのが、荷物受け取りだ。
ターンテーブルの荷物が送られてくる出口に、係りの人が控え、
荷物が取りやすいように、取っ手が上になるように
一つ一つ置き直してくれているのだ。
(写真は、その様子。
スーツケースが、取っ手を上にして、きれいに並んでいるのが、
分かりますでしょうか)

重いスーツケースがひっくり返って出てきたりすると、
ターンボードから引き上げるのに、苦労することがある。
それが、取っ手が上にあれば、すごい取りやすい。
すばらしいサービスだと、感心してしまった。

これも、オリンピック効果かな。

日本食の現地化度。

2007-03-13 18:35:41 | おいしい食べ物
バンコクに行くと感じること。
それは、日本料理屋が異常に多いことだ。

ハノイの日本料理屋と言えば、
お客さんの大半は現地日本駐在員。
(それも中年のおじ様がほとんど)
現地の人はほとんどいない。

メニューも現地化されておらず、
値段も現地価格に比べたらかなり高めの設定。
私も、ハノイでは、かなりお世話になった。

でも、バンコクで見かけた日本料理屋は、
現地の人向けのものがほとんどだった。
(たぶん、日本人向けもあるのだろうけど)
ショッピングセンターで、タイ料理を食べようと思っても、
見つかるのは日本料理ばかり。タイ料理屋があったと
思ったら、閑散としていて、入るのをためらうくらい。
その近くにある日本料理屋は、大繁盛しているのに。。。
といった状況だった。

現地の人向けの日本料理屋は、もちろん現地価格で安いし、
味も現地化してくる。日本人から見ると、
え??っというような、メニューもある。

1ヶ月ほど前、AERAの記事で、
海外日本食レストラン認証制度
なるものを、農林水産省が検討を始めた、という記事を読んだ。
「海外で、食材や調理方法など本来の日本食とかけ離れた食事を
提供しているレストランが多くなっているので、日本の正しい
食文化の普及を目指す」(農水省HPから要約)のだそうだ。

AERAの記事もこの制度には否定的だったけど、私もこれには賛成しない。
和洋折衷料理、なんて言葉もあるんだし、食の現地化は
食の融合ってことで、むしろ、喜ばしいことでしょう。

そもそも、日本だって、タイ人やベトナム人から見たら、
首をかしげたくなるような、お店がたくさんあるだろう。
まずは、日本の外国レストランの認証を各国大使館に
依頼してみたらどうだろうか。

と。日本食の現地化は喜ばしいと書いたけど、
バンコクの道端で見かけた「お寿司屋台」には、
ちょっと驚いた。
先日写真を掲載した大渋滞の通り沿いの屋台。
常夏のバンコク。排気ガスが立ち込めるなかで、
お寿司を売るとは。。生の素材もちゃんとあった。
試しに食べてみようかと思ったけど、
夕飯前だったので、やめました。

これぞバンコク。

2007-03-10 13:31:10 | バイク・交通ネタ
ところ変わってバンコク。

バンコクは、日本から行くと、"発展途上国に来た"という
第一印象を持つかもしれないが、ハノイやカンボジア
から入ると、"都会に来た!"というイメージを受ける。

大型ショッピングセンター、地下鉄、スカイトレイン。
街並みだけじゃなく、歩いている人の様子も違う。
ハノイに比べて、ぼーっとしている人の数が少ない。
みんな、忙しそうに動いているのだ。

個人的には、街の中でぼけーっとしている人の割合と、
都会度合いは反比例する、と思っている。
東京は、ほんとに、街中でボケーっとしている人がいない。
恐ろしい街だ。。。

そして、バンコクと言えば、大渋滞。
以前、ハノイがバンコクになる日が近いという話を書いたが、
バンコクの交通渋滞は悪名高い。
なかなか動かない、なんてものじゃなく、
20-30分は1ミリも動かない、ってことがざらにある。
大きな交差点だと、警官の手動信号なので、
30分間赤信号のまま、という状況になるからだ。

というわけで、バンコクで撮った、
これぞバンコクの夕方の交通渋滞、という写真です。
バス、車、バイク、全てが混在した状態。
写真の奥に見えるのは、スカイトレイン。
スカイトレインが出来て、交通渋滞が少しでも
解消されたのでしょうか。。

プノンペンのバイクの特徴とは。

2007-03-03 12:23:04 | バイク・交通ネタ
ベトナムからカンボジアに国境を越えた後、
カンボジアの首都プノンペンを通過した。
ハノイと一緒でまち中にバイクがあふれているまちだ。

同じバイクでも、ハノイとプノンペンはちょっと違う。
写真は、プノンペンのバイクタクシードライバー。
さて。どこが違うでしょう。。

プノンペンのバイクは、後部座席に平たい四角い
シートが装備されているのだ。
もちろん、日本やハノイに見られるような、普通の
シートが装備されたバイクもあるんだけど、
この平らな四角いシートがついたバイクが多いのだ。

もちろん、後ろに人が乗りやすいようにするためだと思う。
プノンペンには合計2日ぐらいしか、滞在したことがなく、
このバイクには一度しか乗ったことがないのだけど、
確かに乗り心地がよかった。ように記憶している。

バイクに人を乗せるのは、ハノイだって同じ事。
どうして、プノンペンにはこの形が多いのかな。
プノンペンの方が、3人乗り、4人乗りをする割合が
高いのだろうか。。
ハノイだと、快適な乗り心地を求めたらタクシーがあるけど、
プノンペンだと、バイクしか選択肢がない人が多すぎて、
快適な乗り心地に対する要望が大きいのだろうか。。

理由は分かっていません。