日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

花見の旅 今年の展望

2016-03-22 23:05:34 | 旅日記
遠征から帰還して一夜が明け、改めて近所の桜を観察すると、早咲きの枝が咲き始め、遅咲きの枝はまだ蕾で、本格的な開花には一両日かかりそうな情勢でした。暑からず寒からず適度だった本日の天候からしても、開花が直ちに加速するとは思われません。今週末が五分咲き、来週の中盤が最盛期で、その週末が花吹雪といったところではないでしょうか。
福岡と熊本ではこちらに先んじて開花しているとの情報であり、中でも未体験である福岡の桜が今週末には見頃を迎えると予想されています。ならば今週末は九州かという考えが頭をもたげてくるところではありますが、あいにく今のところ天気予報が冴えません。そのような条件下で遠征費を注ぎ込むよりは、近所の桜で十分というのが現時点での考えであり、三月の最終週と四月の第一週は在京ということになりそうです。最新の開花予想からすると、その後四月の第二週は二年ぶりの北陸、翌週に恒例の信州へと転戦し、大型連休前最後の週末が会津に置賜といったところでしょう。
そこまでは比較的想定しやすいのに対し、今季は大型連休の行動について考えあぐねています。というのも暦がどうにも中途半端だからです。昭和の日からの三連休に平日を一日挟んで憲法記念日からの三連休があり、さらに一日挟んで土日が来ます。昭和の日を含む前半と、憲法記念日を含む後半に分かれる例年と違い、今年は前半と後半の区別がはっきりしないのです。谷間にある平日二日を休めば10連休になるとはいえ、全ての人々が同じ行動をとれば正月以上の長い休みになるわけで、それは当然現実味がありません。さりとて、谷間の平日一日だけのために、活動を中断して一時帰京するのも興ざめです。結局今季は、置賜からどのような日程で北上していくかについての構想がまとまらず、そうしているうちに弘前の宿もほぼ埋まってしまいました。よって大型連休については、キャンプと車中泊を主体にしつつ弘前を目指して北上していくのが現実的な落としどころとなりそうです。花見とキャンプの組み合わせはありそうでなかっただけに、これはこれで楽しみではあります。
ただし、綿密に構想すればするほど取らぬ狸の皮算用に終わるのが常です。以上の予定は随時修正されます。天候と開花状況を注視しつつ、週末の行動について思案を巡らす時期が今年も始まりました。
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