日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

今後の活動予定

2012-08-02 23:24:34 | 旅日記
酷暑が復活して一週間が過ぎ、灼熱の日差しとうだるような熱帯夜をひたすら耐え忍ぶ今日この頃ですが、気づけば立秋まであと五日です。これからは日の入りもつるべ落としで早まり、季節は日毎に秋へと近づいていくことになります。そうなると考えなければならないのは秋からの活動予定です。とりあえずは年内の大まかな予定をまとめてみたいと思います。

まず、今年は趣向を変えて8月の活動を予定しています。それも秋の気配が漂い始める下旬などではなく、よりによって一年中で最も暑いであろう今週末にです。目当ては仙台の七夕まつりです。梅まつり、桜まつりの類を除けば祭というものは本来好きではなく、それが夏場であればなおさらのところ、今回に限って気まぐれを起こしたのは、暦のめぐりがちょうどよかったからです。今年は月曜から水曜という日程のため、月曜を一日休んで前日に仙台へ乗り込めば、前夜祭と初日を両方見ることができます。例えば初日が火曜なら、少なくとも二日の休みが必要で、水曜からだと一日休めば最終日に間に合うものの、前夜祭を見ることができません。木曜金曜から始まれば、今度は週末に重なってしまい、どれだけ混むか見当もつきません。このように考えると、前夜祭と初日が両方見られ、最小限の休暇で週末も避けられるこの日程が、七夕まつりを見物するには最も好都合ということが分かります。数年に一度しかない機会なら、一度だけ行ってみるかと思い立った次第です。
このような経緯があるだけに、七夕は見物客が増え出す前の短時間で早々に切り上げるつもりで、むしろ土曜に会津、日曜に山形と、馴染みの道を走って仙台へ向かうのが事実上の目的となります。暑い盛りに延々盆地を行くと思っただけで辟易しそうになるのは事実ながら、朝晩の気温は今の時期でも20度台の前半と、熱帯夜ばかりが続く都会とは明らかに違います。嘘か真かこの暑さも明日が峠となり、週末からは多少なりとも日差しが和らぐと予想されているため、今回限りと思えばやってやれないことはないでしょう。

次に予定しているのが、本格的な活動再開にして今年最長となるであろう北海道への旅です。休みが取れるかどうか不透明な部分は多分にあるものの、できれば8月の最終日から翌週末まで10日間の日程を確保したいと思っています。過去二年、夏休み代わりの長旅は四国九州と決まっており、北海道へ渡るのは花見の時期の短期間に限られていて、その前年に訪ねたのは、しばれる寒さの年末でした。それだけに、夏から秋にかけての北海道へ渡るのが、今年最大の懸案の一つでもあったのです。
6月から9月にかけてと12月には最低一度は訪ねているため、一足早い紅葉を求めて10月に訪ねるというプランも考えはしたものの、秋の北海道も四年ぶりということになると、キャンプができる時期を選びたくなるのは当然の成り行きです。10月に入れば朝晩の気温が一桁、場合によっては氷点下にもなることからすると、月並みながらも9月を選ぶのが賢明と判断しました。三年前などは、やはり秋の北海道へ行くつもりが度重なる延期を余儀なくされ、年も押し迫った12月の下旬にまで延びてしまったわけで、首尾よく休みが取れるかどうかは何ともいえないものの、四年もの間隔が空いた後だけに、万難を排して実現させたいというのが切なる希望です。

仮に北海道ツアーが予定通り実現したとすると、その次は敬老の三連休にあたるため、ここで北陸を一周し、そこからの二週は実りの季節を迎えた信州を目指します。その次に訪れる10月の三連休は、休暇を最低一日とって、去年と同じく北近畿を周遊する予定です。10月の三連休を過ぎると、年内に3日以上の旅程が組めそうなのは、勤労感謝の日とクリスマスの前後しかないため、前者を山陰と四国、後者を九州への汽車旅にあてます。これで、今年も全都道府県に最低一度は足跡を残せるという寸法です。もちろん、ただの週末でも天気さえよければ、一泊二日の小旅行を随時決行して行きます。

要は、休みを取り損なったり天気が悪かったりといった事情がない限り、9月からは毎週のように活動していくということです。またしても金と時間を湯水のように使うことになるとはいえ、これが生き甲斐なのですから仕方がありません。活動再開まであと一ヶ月、旅立ちの季節は少しずつ近づいています。
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