日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

離島で過ごすクリスマス

2011-12-23 23:08:37 | 九州
腹ごなしに那珂川沿いを歩きます。宿はすぐそこ、自室で休めばよいものを、一軒飲み食いしたところで出発以来の疲れが吹き出し、もし宿に戻ったならば、ベッドに倒れてそのまま眠り込んでしまいそうなので、このまま二軒目三軒目へ突入することになりそうです。
祝日の晩だからなのか、中洲の街は心なしか静かで、屋台の数もやや少なめです。気温は不明ながらもとにかく冷えます。体感的には先週末の会津と同じかそれ以上、少なくともその翌日の仙台よりは確実にこちらの方が寒く感じます。
コメント

離島で過ごすクリスマス

2011-12-23 22:17:08 | 居酒屋
一息ついたところで夜の街へ繰り出します。一泊ではなかなか冒険もしづらく、なじみの店ばかりを回ってしまいがちなところ、今回は三日後に福岡へ舞い戻るため、適度に新規開拓を織り交ぜることも可能です。一軒目は早速の新規開拓で西中洲の「小料理 悦」を訪ねます。

小料理 悦
福岡県福岡市中央区西中洲3-19 ベイヒルコート1階
1800PM-100AM(LO)
庭のうぐいす・おでん四品
コメント

離島で過ごすクリスマス

2011-12-23 20:52:53 | 九州
投宿して一息入れます。本日の宿は最近の定宿となっている「西鉄イン福岡」で、市内のメインストリートである明治通りの西大橋のたもとという超一等地に建ち、中洲も天神も至近距離という理想的な立地です。客室からはネオンまたたく中洲の街が一望でき、やや年季を感じるとはいえ客室の広さとグレードも必要にして十分。これがWebのプランを使えば4千円台で泊まれるのですから、福岡の宿はここ以外に考えられません。
コメント

離島で過ごすクリスマス

2011-12-23 20:30:17 | 九州
西鉄バスで市街へ移動します。時刻も行先も一切調べず乗り場で待てば、ものの一、二分でバスが着き、市内のあらゆる所へ運んでくれるのですから、さすがは日本一のバス会社です。
コメント

離島で過ごすクリスマス

2011-12-23 20:20:06 | 九州
博多駅に着きました。駅前広場が華やかな明かりに彩られ、まさにクリスマス本番といった感があります。
コメント

離島で過ごすクリスマス

2011-12-23 19:39:08 | 九州
小倉からは新幹線に乗り継いで博多へ向かいます。来春で引退する100系のお別れ乗車をかねるつもりが、手元の時刻表が古かったか、レールスターに置き換えられた後でしたorz
改めて最新の時刻表を調べると、100系の運用は予想以上に少なく、ここまで置き換えが進んでいたかと驚かされます。前回乗ったのは一年前、あれが結果として最後になってしまうのでしょうか?

★小倉1932/こだま825(825A) /1951博多
コメント

離島で過ごすクリスマス

2011-12-23 19:05:04 | 中国
下関を後に九州へ渡ります。「九州方面」と書かれた案内表示が旅情を誘います。

★下関1908/223M/1915門司1917/627H/1922小倉
コメント

離島で過ごすクリスマス

2011-12-23 16:38:24 | 居酒屋
身体の芯まで冷え切ったところでお待ちかねの店を訪ねます。三月以来の「三枡」です。

三枡
山口県下関市竹崎町2-13-1
083-223-8608
1500PM-2300PM(盆正月休み)

菊川×2+1(おごり)
ふか洗い
このしろ
ふくちり
コメント

離島で過ごすクリスマス

2011-12-23 16:04:43 | 中国
東駅から坂を下って唐戸に着きました。残念ながら日は大分傾き、空も雲に覆われてさほどの絵にはなりません。日没までわずかな時間を残して市街散策は切り上げ、少し早めに夜の部へ移行したいと思います。下関の街は指先もかじかむほどに冷え込んでいます。こんな日はふくちりをつつきながら熱燗をあおるのがよさそうです。
コメント

離島で過ごすクリスマス

2011-12-23 14:45:17 | MOS
例によって自転車で関門海峡を渡るかというとさにあらず。今回は趣向を変えて古きよきMOSを訪ねます。その名も「下関東駅店」です。
松山フライブルク通り店などと並んで、この店はよい店舗とよい店名を兼ね備えたMOSとして全国屈指の存在です。一見すると平凡にも思えるこの店名の秀逸さは、「東駅」の指し示すものの正体を知ることによって初めて明らかとなります。下関駅の東口をいくら探し歩いてもこの店は存在しません。この店が位置するのは、駅からざっと2kmも北に離れた、中規模スーパーがある以外は何の変哲もない市街地です。それでは何故にここが東駅なのかといえば、この店ができるはるか昔になくなった市内電車の「東駅」なる停留所に由来するのです。例えていうなら、戦時中に存在した飛行場にちなんで名付けられた「飛行場前仮乗降場」のようなものとでも申しましょうか。駅名を冠したMOSは数あれど、今はなき駅の名を名乗る店舗は、全国広しといえどもこの店だけではないでしょうか。そんな由来を知ったなら、決して忘れることのできない店名の一つです。
店名に負けず劣らず店舗も秀逸で、三階建ての小さなビルの1Fに、往年と何一つ変わらぬMOSが盛業中です。狭い間口の右が開き戸、左がレジカウンターにつながるテイクアウト用の小窓という組み合わせは、路地裏出店と形容された時代の典型的な造りで、その上には白いMマークをあしらった赤看板よりさらに一世代前の、長方形の赤看板が誇らしげに掲げられています。店内の造りは、大井松田店のように目を見張る何かがあるというわけではないものの、狭いスペースをうまく活かした往年のMOSの特徴がよく現れています。店内をくまなく観察しても、POS化されたレジ以外は何もかもそのままではないかと思うほど、全てのものが大切に手入れされつつ使われているようです。この店を初めて訪ねたときでさえ、時代を感じる古めかしい店舗だったというのに、それから10年以上が経った今でも一切姿を変えずに残っているというのは奇蹟というほかありません。紛うことなき中国地方屈指の良モスの一つです。

モスバーガー下関東駅店
山口県下関市後田町1-8-21
083-234-3750
1000AM-2400AM
コメント

離島で過ごすクリスマス

2011-12-23 14:09:05 | 中国
思い切り苦言を呈したところで、自転車を借りて市街散策に繰り出します。下関市街の天候は曇り、時折雲間から日差しがのぞきます。昨年の暮れに訪ねた時と同様、日中だというのにかなりの冷えようです。
コメント

離島で過ごすクリスマス

2011-12-23 13:29:24 | 中国
下関に着きました。着いたのはよいのですが、新山口から乗った列車の車内放送が稚拙で辟易させられました。稚拙というのはたどたどしいということではなく、口調が暗く抑揚がないということです。その昔「カレシ」のフレーズで流行ったCMのごとく、あらゆる駅名を抑揚のない同じトーンでアナウンスするため、駅に着くたびストレスがたまり、楽しみにしていた山陽本線での移動も興ざめしてしまいました。実は、三月に下関を訪ねたときにも、やはり新山口からの列車で似たような口調の車内放送を延々聞かされ辟易しており、しかも今回の車掌はそのときとは別人でした。一度ならず二度までとなると、本人の資質という以前に、現場でどのような教育が行われているのかという疑問が湧いてきます。自分自身、本来ならしゃべりに関して人様のことをどうこういえる身分ではないとはいえ、さすがにこれは目に余るものがあります。せめて車内放送くらいはまともにできるよう教育してもらいたいものです。
コメント

離島で過ごすクリスマス

2011-12-23 12:04:20 | 中国
九州までまっすぐ行けばよいものを、新山口で新幹線を降ります。ここから下関まで一時間ほど普通列車に揺られて、市街をしばし散策してから駅前の「三枡」で一献傾け、二軒目以降は福岡に河岸を変えるというのが今日の予定です。

★新山口1158/539M/1306下関
コメント

離島で過ごすクリスマス

2011-12-23 10:33:58 | 中国
列車は順調に走って岡山を発ちました。始発からここまで隣客はなく、実質2席を借り切っての大名旅行になっています。一日の宿代をはるかに超えるとはいえ、通路まで立ち客であふれた自由席がこうも変わると思えば、グリーン料金もあながち高いとは思えなくなってきます。
山陽新幹線の最高速度は300km/h, しかし270km/hの東海道新幹線とは数字以上の体感速度の違いを感じます。流れる車窓の速さもさることながら、大きく違うのが揺れで、速度が上がったからなのか、軌道が違うからなのか、あるいはその両方なのか、現代の新幹線にしては珍しいほどよく揺れます。わずかな差でここまで乗り心地が変わるとは面白いものです。
コメント

離島で過ごすクリスマス

2011-12-23 07:43:41 | B級グルメ
新横浜を出て車内が落ち着いたところで朝食をとります。率直に申しますと、私は車内で飲食するという行為が好きではありません。食堂車があった頃ならともかく、座席に腰掛けたまま窮屈な姿勢で飲食するのが貧しい行為のように思えてならないからです。古きよき時代の鉄道車両なら、車内で駅弁を広げるのも旅情のうちとはいえ、現代の無機質な新幹線電車で同じことを試みても高揚感はありません。よって飲み食いは乗車の前に済ませるのが自分の流儀ですが、今回はとるものもとりあえず慌ただしく出発した上に、正午近くまでこの列車で移動することになるため、節を曲げて駅弁の朝食と相成った次第です。
前置きばかりが長くなりましたが、幾多の駅弁が並ぶ中から迷うことなく選んだのは、昔も今も変わらぬ定番「チキン弁当」です。唐揚げというよりフライドチキンという呼び名の方がしっくり来る洋風のチキンにポン酢とレモンをかけて、鶏のスープで炊いたケチャップライスとともにいただくこの弁当、この二つ以外は付け合わせらしきものもほとんどないというきわめて簡素な品ながら、チキンとライスのコンビネーションが秀逸で、東京駅の駅弁といえば自分の中で真っ先に浮かぶのがこの一品です。クリスマスも間近ということで、本日はサンタに扮したチキンとクリスマスツリーをあしらった特別仕様のパッケージでした。
コメント