新横浜を出て車内が落ち着いたところで朝食をとります。率直に申しますと、私は車内で飲食するという行為が好きではありません。食堂車があった頃ならともかく、座席に腰掛けたまま窮屈な姿勢で飲食するのが貧しい行為のように思えてならないからです。古きよき時代の鉄道車両なら、車内で駅弁を広げるのも旅情のうちとはいえ、現代の無機質な新幹線電車で同じことを試みても高揚感はありません。よって飲み食いは乗車の前に済ませるのが自分の流儀ですが、今回はとるものもとりあえず慌ただしく出発した上に、正午近くまでこの列車で移動することになるため、節を曲げて駅弁の朝食と相成った次第です。
前置きばかりが長くなりましたが、幾多の駅弁が並ぶ中から迷うことなく選んだのは、昔も今も変わらぬ定番「チキン弁当」です。唐揚げというよりフライドチキンという呼び名の方がしっくり来る洋風のチキンにポン酢とレモンをかけて、鶏のスープで炊いたケチャップライスとともにいただくこの弁当、この二つ以外は付け合わせらしきものもほとんどないというきわめて簡素な品ながら、チキンとライスのコンビネーションが秀逸で、東京駅の駅弁といえば自分の中で真っ先に浮かぶのがこの一品です。クリスマスも間近ということで、本日はサンタに扮したチキンとクリスマスツリーをあしらった特別仕様のパッケージでした。
前置きばかりが長くなりましたが、幾多の駅弁が並ぶ中から迷うことなく選んだのは、昔も今も変わらぬ定番「チキン弁当」です。唐揚げというよりフライドチキンという呼び名の方がしっくり来る洋風のチキンにポン酢とレモンをかけて、鶏のスープで炊いたケチャップライスとともにいただくこの弁当、この二つ以外は付け合わせらしきものもほとんどないというきわめて簡素な品ながら、チキンとライスのコンビネーションが秀逸で、東京駅の駅弁といえば自分の中で真っ先に浮かぶのがこの一品です。クリスマスも間近ということで、本日はサンタに扮したチキンとクリスマスツリーをあしらった特別仕様のパッケージでした。
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