karibu sana

育児しながら卒業した看護学校。で、今、看護師してます。

泣けた「ペンギンハイウェイ」

2018-09-02 | 趣味話
「ペンギンハイウェイ」子供たちと観てきました。
泣けた。すごく泣いた。
子どもは泣いてないです。子供には難しかったんじゃないかな?
5歳と7歳の子供には。

でもこれ、子育て中の親としては
子供っていつかはこんな風に
親の手を離れて生きていくんだなって
自分という自己をしっかり持って生きていくんだなって
親はそれを見守って手をはなすことしかできないんだなって
思ったら涙がぶわーっと出てきました。

「ポニョ」と似てるかな?と思いました。
ポニョに出てくる男の子は5歳?6歳? それでちゃんと好きな女の子を
守ろうと行動する。
ポニョのほうがおとぎ話で、魔法が使えてポニョは人間の女の子になり
男の子とともに成長するのでしょうけど

ペンギンハイウエイには魔法はなく
10歳の男の子は好きな女の人を守ろうと頑張って行動するのですが
魔法はなく
最後は日常に戻り
男の子は自己を個性をお姉さんの記憶を、コブのように自分の中にあるのを意識して
この日常の中で生き続けていくわけです。

自分が他人と違っていること
自分のなかで譲れないもの
を、内包しつつ
現実の世の中で生きていく

これってまさに大人になること、だよなぁと。

今私に引っ付いてる子供たち、
彼らにも自分だけのコブがあって
で、独り立ちしていくわけです。いつか。

いやー泣けた。
こういう見方をする人はあんまりいないかもしれないですけど。
ただの数日間の不思議な出来事、を描いただけかもしれないですけども。