森田宏幸です。今日は2007年9月30日です。
最終回について、たくさんのコメントをお寄せいただきありがとうございます。厳しい批判は悲しいですが、中には褒めて下さり、深い理解を示してくださったり、苦労をねぎらってくださるコメントも見つかり、嬉しかったです。正直、まだ半分も読めていませんが、必ず全部読んで、今後の糧にしたいと思います。真剣な質問、疑問などにも、時間はかかるかも知れませんが、これからなんらかの形で、答えていきたいと思います。
さて、これより重大な、記事の加筆修正について書きます。
私は、2007年7月のページの記事、「記事の更新の休止と再開の経緯」の内容の一部を書き換えました。
それは、 2007年6月のページの記事「弁解」に対するコメント「最低限必要なこと?(Unknown)」に答えている部分です。
その中の 2.
「『原作ファンの方々は、今後アニメーション版を見ないでください。』というショッキングな発言に対して何も具体的なコメントが無いのは納得できないので弁解してください。」
という要望に対し、私は、
「原作と同じ魅力を求めておられる方々に対しては、残念ながら私の考えはこの発言の通りです。」
と答えていました。
しかし、私はここ数日間のあいだに、自分の考えを改めるに至りました。よって、今後は、アニメーション版に、原作と同じ魅力を求めておられる皆さんにも、私の作ったテレビシリーズ「ぼくらの」をお勧めしたいと思います。
私がこのように、考えを改めるに至ったのは、先日このブログの更新を再開したのちに、私のもとへ、知人たちからさまざまな反応が届いたことが切っ掛けです。そして、ここ数日間のあいだに、私のまわりで、このブログのあり方について、深い議論がなされました。それは主に、私の身近な友人とスタッフ、そして宣伝の若いスタッフとの間でなされました。その結果、次の二点について、私は考えを改めるに至りました。
1)以前、原作ファンの方はアニメーション版を見ないでください、と書きましたが、これを撤回し、今後は原作ファンの皆さんにも、アニメーション版をお勧めしたい。
2)今までは、このブログのコメント欄をほとんど野放しにしていましたが、今後は、ある程度、管理して行きたい。
ただし(1)について、誤解のないように書いておきます。私は、自分なりの考えでアニメーション版を作っている、そのことを今後改める気はありません。(これは、最終回を作り終えてるから当たり前の話ですが。)つまり、原作とは違うストーリーになっているという事を正直に申し上げた上で、それでも敢えて、原作ファンの皆さんにも見て欲しいという意味です。
私は、2007年6月のページの記事「負けました」で、次のように書きました。
_____________________________________
最後に、書きたくないことを書かなければならないのですが、
アニメーション版「ぼくらの」の監督は原作が嫌いです。今後、原作にある魅力がアニメーション版で展開されることは期待できません。だから、原作ファンの方々は、今後アニメーション版を見ないでください。
_____________________________________
「嫌い」と書いたことについて、のちに取り消して謝りましたが、これを書いたとき、こう書いたことが、これほどまでに悪く言われるとは、思いもよりませんでした。
たとえば、私が大好きな小説に、橋本治の「桃尻娘」というのがあります。可愛い高校生たちが主人公のすごく楽しい小説で、繰り返し読みふけったものですが、映画化されていると聞いてレンタルビデオで探してみると、なんとこれがポルノ映画です。ポルノに罪はないですが、桃尻娘をポルノにするのは違うんじゃないか、と思った。ビデオのパッケージに出ている俳優のイメージも明らかに違っていたしで、結局見ませんでした。
もうひとつ例を挙げると、「日本沈没」という、これは小松左京の小説も、森谷司郎監督の映画も大好きな作品があるけれど、最近これが樋口真嗣監督で再映画化されました。
私は、これは劇場で見て、がっかりして劇場をあとにしたのです。小松左京の原作も森谷監督の「日本沈没」も、政治的な映画としてすごく面白いと思ったのですが、樋口監督はこれをメロドラマにしていると思いました。期待している内容と違っていたというわけです。
ただ、「日本沈没」をパニック映画と捉えれば、メロドラマに仕立てること自体理解できるし、「桃尻娘」も、タイトルのイメージから出たユーモアと解すれば、ポルノというのも笑えます。ただ、自分の期待とのズレにがっかりしたくないので、どんな風に映画化しているのか、前もって教えて欲しいな、とは思う。その点「桃尻娘」は分かりやすかった。樋口監督の日本沈没も、予告編を見て、実は半ば予期していたことでもありましたので、文句はありません。
私のこの態度は、冷めているかも知れませんね。私は、「桃尻娘」をポルノにしたプロデューサーに怒りを感じたりしないし、樋口監督に投書したりもしません。私のまわりの友人たちも同じです。とにかく、自分がこんななので、今回「ぼくらの」の原作ファンの反応には本当に驚きました。よい経験をさせていただきました。そのことによって、自分の間違いにも気がつくことが出来ました。
私は、作品を見た人ががっかりするのを見るのが嫌なあまり、作品についてあまりに正直な態度をとってしまいがちなところがあります。これは、私の絵画の師匠の梅原健二先生に、よく言われていたことでありました。
たとえば、一昨年から去年にかけて、現代アート画家の梅原健二先生の誘いで、何度か私は絵画展にアクリル画を出品しましたが、そうした催しに、あまり多くの知人を誘ったことがない。私が描くアクリル画など、素人じみたものだし、しかも現代アートのスタイルとあっては、よほど美術に関心のある人でない限り、退屈だろうと先に結論を出してしまいます。また、仲間と同人誌を作ることなどもあるのですが、500円ぐらいの本でも、売りつけるのは申し訳ない気がしてタダで人に手渡してしまう。元手がかかっているから売っていかないと、運営上死活問題になるにも拘わらずです。
梅原先生には「森田さんは正直過ぎる」と、よく注意されていました。でも、嘘をつくわけにはいかない。しかし、問題は正直になるか嘘をつくかということではなかった。
たとえば、梅原先生はこうも言っていました。
「俺がみんなを絵画展に誘うのは愛情なんだ」
とも。
自分が作った作品について正直に話すことと、それを見るなと言うことは、まったく別の問題でした。
自分の作った作品についてあくまで正直に話す。その上で、多くの人に見て欲しいと呼びかけ続けることが、正しいあり方だと気がつきました。
今回、アニメーション版が原作と同じ魅力を備えていないかも知れないと思ったことから、「原作ファンの皆さんは見ないでください」と書いてしまったわけですが、それはまったく物の見方を狭めた考え方だったし、原作ファンの皆さんに対して冷たい態度でした。そして、原作に敬意を払うという意味でも、正反対の物言いでした。
原作ファンは見ないでくださいと言えば、アニメーション版が原作と違う点を責められないですむかも知れないけれど、裏を返せば、ますます原作を無視した態度と言われても仕方がない。たとえ、原作と違っていても、その違いに、より注目してもらうことの方が、逆に原作に敬意を払うことになるのだ、と気がつきました。
「鬼頭莫宏さんの漫画「ぼくらの」をアニメーションにしました。異論はあるかも知れませんが、このアニメーションは、私が、この原作をもとにして発想したものです。なので、原作ファンの皆さんには必ず見て欲しいです」
今後は、このように、言うことにします。
(つづく)
__________________________
森田宏幸です。2007年10月7日に追記しています。
以下、私の物言いに対して直接の反応なので、念のため、お答えしておきます。
コメント欄より転載します。
_________________________
Unknown?(Unknown) 2007-10-01 01:57:57
桃尻娘。懐かしい。高校生の頃、付き合ってた娘に借りて読んでました。
玲奈って子の一人称形式、痛烈な大人批判。
映画も見たよ。確かに「にっかつ」ロマンポルノじゃないけどね。
3本あって
「ピンクヒップガール」「ラブアタック」「プロポーズ大作戦」
えっと全部作者の橋本治 本人がでてるよ。
原作者が納得の上でやってるんだよ。
あのさmoriphy
ちょっと言ってる事おかしいよ。
ビデオ探したらって「アダルトコーナー」にあったでしょ。
見た人は皆、おピンク映画の「桃尻娘」を期待してみるんだから
文句無いわけあたりまえ。
無理やりに結論付けようとしてるから
Blogの起承転結すら成り立ってないよ。
自分の論理を理解して欲しいなら
もっとよく推敲してから
エントリ上げないと
誰も聞いてくれなくなるよ。
#そういえば「色情飼育」とか「ピンクのカーテン」とか
見に行ったなぁ。
____________________________
(転載終わり)
映画に橋本 治本人が出演してる話は知っています。これは念のためですが、「ぼくらの」も、原作者の了解を得てアニメーション化しています。
もうひとつ、コメントを転載させていただきます。
____________________________
Unknown?(Unknown) 2007-09-30 16:21:25
>厳しい批判は悲しいですが、
こんな事言う人中々いないよな。
______________________________
(転載終わり)
そうですか? そうなんだ・・・。
他にも、言葉の選び方にズレがあるという指摘がありましたね。そこまで言われては、今後意識せざるを得ないですが、言葉遣いは体に染みついてるので、すぐには変わらないかも、です。でも、変な真意はありません。自分の作ったものが、悪く言われるのは、すごく悲しいから悲しいと書きました。単に悲しいと思っただけで終わらすに、そうした批判のコメントを読みながら、心動かされたり、考えたり、反省したりしていることはもちろんです。
コメントの量があまりに膨大で、すべてに反応できませんが、たとえば、次のような、作品に対する批判ではありませんが、今回の記事に対する一見厳しいコメントも、梅原先生の作風を思い出してみると、その言葉にはたしかにそんな意味もあったはずだと、よくよく納得して読ませていただきました。
私の記事を補足するものとして、転載させていただきます。
______________________________
Unknown?(Unknown)
2007-09-30 21:36:21
やっぱり天然の方って反省向上の余地ってないんですかね?
ことごとく的外れの解釈に「ハァ?」ですよ。
今更細かい突っ込みは入れませんが、監督の師匠のおっしゃった
「森田さんは正直過ぎる」の言葉もわざと省略してる部分があります。
多分いっても気付けない人間だと解かっているからあえて補足もしなかった
のでしょうが。(気付ける精神性なら元々言わなくて解かるから)
師匠は「森田さんは自分の価値観に正直過ぎる」とホントは言いたかったの
でしょう。つまり感性の枠が狭すぎると。
あらゆる表現制作物は、作者自身も気付かない価値を内包していることが
あります。
それを作者だからと言って、他者が感じた価値を否定するような断じ方
をして最初から枠を作るなって事です。
自分の意識・価値観の枠外が想像できない、存在すら本当の意味で認めてない。
だからここまでの齟齬が起こったんですよ。
___________________
(転載終わり)
最終回について、たくさんのコメントをお寄せいただきありがとうございます。厳しい批判は悲しいですが、中には褒めて下さり、深い理解を示してくださったり、苦労をねぎらってくださるコメントも見つかり、嬉しかったです。正直、まだ半分も読めていませんが、必ず全部読んで、今後の糧にしたいと思います。真剣な質問、疑問などにも、時間はかかるかも知れませんが、これからなんらかの形で、答えていきたいと思います。
さて、これより重大な、記事の加筆修正について書きます。
私は、2007年7月のページの記事、「記事の更新の休止と再開の経緯」の内容の一部を書き換えました。
それは、 2007年6月のページの記事「弁解」に対するコメント「最低限必要なこと?(Unknown)」に答えている部分です。
その中の 2.
「『原作ファンの方々は、今後アニメーション版を見ないでください。』というショッキングな発言に対して何も具体的なコメントが無いのは納得できないので弁解してください。」
という要望に対し、私は、
「原作と同じ魅力を求めておられる方々に対しては、残念ながら私の考えはこの発言の通りです。」
と答えていました。
しかし、私はここ数日間のあいだに、自分の考えを改めるに至りました。よって、今後は、アニメーション版に、原作と同じ魅力を求めておられる皆さんにも、私の作ったテレビシリーズ「ぼくらの」をお勧めしたいと思います。
私がこのように、考えを改めるに至ったのは、先日このブログの更新を再開したのちに、私のもとへ、知人たちからさまざまな反応が届いたことが切っ掛けです。そして、ここ数日間のあいだに、私のまわりで、このブログのあり方について、深い議論がなされました。それは主に、私の身近な友人とスタッフ、そして宣伝の若いスタッフとの間でなされました。その結果、次の二点について、私は考えを改めるに至りました。
1)以前、原作ファンの方はアニメーション版を見ないでください、と書きましたが、これを撤回し、今後は原作ファンの皆さんにも、アニメーション版をお勧めしたい。
2)今までは、このブログのコメント欄をほとんど野放しにしていましたが、今後は、ある程度、管理して行きたい。
ただし(1)について、誤解のないように書いておきます。私は、自分なりの考えでアニメーション版を作っている、そのことを今後改める気はありません。(これは、最終回を作り終えてるから当たり前の話ですが。)つまり、原作とは違うストーリーになっているという事を正直に申し上げた上で、それでも敢えて、原作ファンの皆さんにも見て欲しいという意味です。
私は、2007年6月のページの記事「負けました」で、次のように書きました。
_____________________________________
最後に、書きたくないことを書かなければならないのですが、
アニメーション版「ぼくらの」の監督は原作が嫌いです。今後、原作にある魅力がアニメーション版で展開されることは期待できません。だから、原作ファンの方々は、今後アニメーション版を見ないでください。
_____________________________________
「嫌い」と書いたことについて、のちに取り消して謝りましたが、これを書いたとき、こう書いたことが、これほどまでに悪く言われるとは、思いもよりませんでした。
たとえば、私が大好きな小説に、橋本治の「桃尻娘」というのがあります。可愛い高校生たちが主人公のすごく楽しい小説で、繰り返し読みふけったものですが、映画化されていると聞いてレンタルビデオで探してみると、なんとこれがポルノ映画です。ポルノに罪はないですが、桃尻娘をポルノにするのは違うんじゃないか、と思った。ビデオのパッケージに出ている俳優のイメージも明らかに違っていたしで、結局見ませんでした。
もうひとつ例を挙げると、「日本沈没」という、これは小松左京の小説も、森谷司郎監督の映画も大好きな作品があるけれど、最近これが樋口真嗣監督で再映画化されました。
私は、これは劇場で見て、がっかりして劇場をあとにしたのです。小松左京の原作も森谷監督の「日本沈没」も、政治的な映画としてすごく面白いと思ったのですが、樋口監督はこれをメロドラマにしていると思いました。期待している内容と違っていたというわけです。
ただ、「日本沈没」をパニック映画と捉えれば、メロドラマに仕立てること自体理解できるし、「桃尻娘」も、タイトルのイメージから出たユーモアと解すれば、ポルノというのも笑えます。ただ、自分の期待とのズレにがっかりしたくないので、どんな風に映画化しているのか、前もって教えて欲しいな、とは思う。その点「桃尻娘」は分かりやすかった。樋口監督の日本沈没も、予告編を見て、実は半ば予期していたことでもありましたので、文句はありません。
私のこの態度は、冷めているかも知れませんね。私は、「桃尻娘」をポルノにしたプロデューサーに怒りを感じたりしないし、樋口監督に投書したりもしません。私のまわりの友人たちも同じです。とにかく、自分がこんななので、今回「ぼくらの」の原作ファンの反応には本当に驚きました。よい経験をさせていただきました。そのことによって、自分の間違いにも気がつくことが出来ました。
私は、作品を見た人ががっかりするのを見るのが嫌なあまり、作品についてあまりに正直な態度をとってしまいがちなところがあります。これは、私の絵画の師匠の梅原健二先生に、よく言われていたことでありました。
たとえば、一昨年から去年にかけて、現代アート画家の梅原健二先生の誘いで、何度か私は絵画展にアクリル画を出品しましたが、そうした催しに、あまり多くの知人を誘ったことがない。私が描くアクリル画など、素人じみたものだし、しかも現代アートのスタイルとあっては、よほど美術に関心のある人でない限り、退屈だろうと先に結論を出してしまいます。また、仲間と同人誌を作ることなどもあるのですが、500円ぐらいの本でも、売りつけるのは申し訳ない気がしてタダで人に手渡してしまう。元手がかかっているから売っていかないと、運営上死活問題になるにも拘わらずです。
梅原先生には「森田さんは正直過ぎる」と、よく注意されていました。でも、嘘をつくわけにはいかない。しかし、問題は正直になるか嘘をつくかということではなかった。
たとえば、梅原先生はこうも言っていました。
「俺がみんなを絵画展に誘うのは愛情なんだ」
とも。
自分が作った作品について正直に話すことと、それを見るなと言うことは、まったく別の問題でした。
自分の作った作品についてあくまで正直に話す。その上で、多くの人に見て欲しいと呼びかけ続けることが、正しいあり方だと気がつきました。
今回、アニメーション版が原作と同じ魅力を備えていないかも知れないと思ったことから、「原作ファンの皆さんは見ないでください」と書いてしまったわけですが、それはまったく物の見方を狭めた考え方だったし、原作ファンの皆さんに対して冷たい態度でした。そして、原作に敬意を払うという意味でも、正反対の物言いでした。
原作ファンは見ないでくださいと言えば、アニメーション版が原作と違う点を責められないですむかも知れないけれど、裏を返せば、ますます原作を無視した態度と言われても仕方がない。たとえ、原作と違っていても、その違いに、より注目してもらうことの方が、逆に原作に敬意を払うことになるのだ、と気がつきました。
「鬼頭莫宏さんの漫画「ぼくらの」をアニメーションにしました。異論はあるかも知れませんが、このアニメーションは、私が、この原作をもとにして発想したものです。なので、原作ファンの皆さんには必ず見て欲しいです」
今後は、このように、言うことにします。
(つづく)
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森田宏幸です。2007年10月7日に追記しています。
以下、私の物言いに対して直接の反応なので、念のため、お答えしておきます。
コメント欄より転載します。
_________________________
Unknown?(Unknown) 2007-10-01 01:57:57
桃尻娘。懐かしい。高校生の頃、付き合ってた娘に借りて読んでました。
玲奈って子の一人称形式、痛烈な大人批判。
映画も見たよ。確かに「にっかつ」ロマンポルノじゃないけどね。
3本あって
「ピンクヒップガール」「ラブアタック」「プロポーズ大作戦」
えっと全部作者の橋本治 本人がでてるよ。
原作者が納得の上でやってるんだよ。
あのさmoriphy
ちょっと言ってる事おかしいよ。
ビデオ探したらって「アダルトコーナー」にあったでしょ。
見た人は皆、おピンク映画の「桃尻娘」を期待してみるんだから
文句無いわけあたりまえ。
無理やりに結論付けようとしてるから
Blogの起承転結すら成り立ってないよ。
自分の論理を理解して欲しいなら
もっとよく推敲してから
エントリ上げないと
誰も聞いてくれなくなるよ。
#そういえば「色情飼育」とか「ピンクのカーテン」とか
見に行ったなぁ。
____________________________
(転載終わり)
映画に橋本 治本人が出演してる話は知っています。これは念のためですが、「ぼくらの」も、原作者の了解を得てアニメーション化しています。
もうひとつ、コメントを転載させていただきます。
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Unknown?(Unknown) 2007-09-30 16:21:25
>厳しい批判は悲しいですが、
こんな事言う人中々いないよな。
______________________________
(転載終わり)
そうですか? そうなんだ・・・。
他にも、言葉の選び方にズレがあるという指摘がありましたね。そこまで言われては、今後意識せざるを得ないですが、言葉遣いは体に染みついてるので、すぐには変わらないかも、です。でも、変な真意はありません。自分の作ったものが、悪く言われるのは、すごく悲しいから悲しいと書きました。単に悲しいと思っただけで終わらすに、そうした批判のコメントを読みながら、心動かされたり、考えたり、反省したりしていることはもちろんです。
コメントの量があまりに膨大で、すべてに反応できませんが、たとえば、次のような、作品に対する批判ではありませんが、今回の記事に対する一見厳しいコメントも、梅原先生の作風を思い出してみると、その言葉にはたしかにそんな意味もあったはずだと、よくよく納得して読ませていただきました。
私の記事を補足するものとして、転載させていただきます。
______________________________
Unknown?(Unknown)
2007-09-30 21:36:21
やっぱり天然の方って反省向上の余地ってないんですかね?
ことごとく的外れの解釈に「ハァ?」ですよ。
今更細かい突っ込みは入れませんが、監督の師匠のおっしゃった
「森田さんは正直過ぎる」の言葉もわざと省略してる部分があります。
多分いっても気付けない人間だと解かっているからあえて補足もしなかった
のでしょうが。(気付ける精神性なら元々言わなくて解かるから)
師匠は「森田さんは自分の価値観に正直過ぎる」とホントは言いたかったの
でしょう。つまり感性の枠が狭すぎると。
あらゆる表現制作物は、作者自身も気付かない価値を内包していることが
あります。
それを作者だからと言って、他者が感じた価値を否定するような断じ方
をして最初から枠を作るなって事です。
自分の意識・価値観の枠外が想像できない、存在すら本当の意味で認めてない。
だからここまでの齟齬が起こったんですよ。
___________________
(転載終わり)
「嫌いだ」発言もあるだろうけど、「この原作をもとにして発想したもの」、また一個の作品としてもがあまりにもつまらなく、且つ整合性が無く、多くの視聴者を納得させられなかったって事だ。独り善がりな言い訳を展開する前に先ず小説版が批判されていないのは何故かを考えた方がいい。「小説はまた別」とか言い張るかも知れないけど、二次創作と言う意味では同じ。
・・・・と言うかこのアニメに未だに自身を持ってる辺りが傲慢で世間知らずで独り善がりだ。
>樋口監督に投書したりもしません。私のまわりの友人たちも同じです。
>とにかく、自分がこんななので、今回「ぼくらの」の原作ファンの反応には
>本当に驚きました。よい経験をさせていただきました。
この書き方からすると、要するに「文句を言ったファンの反応の方が非常識でおかしい。自分たちのような大人はそんなことをしない」と遠回しにおっしゃりたいのですか?
確かにここで文句を言っている人は多いですが、作品を改変したこと自体はまったく問題ではなく、むしろ歓迎している人が多いと思います。
問題なのはその結果として出来上がったものが(原作の改変とは関係なく)一つの作品として見るに堪えないものだったこと、
にも関わらずこのブログで原作をさんざんリアリティがないだのなんだのとこき下ろした点だと思われます。
原作者の鬼頭氏があれだけ自分の作品を侮辱されても、非常に期待していたアニメが悲惨な結果に終わってもただ黙って耐えているのとは対照的です。
あれだけの失敗作を世に出してしまった以上、作品以外の場でいくら語ったところでそれはもはや見苦しい言い訳、恥の上塗りでしかないことをどうかそろそろ理解してください。お願いします。
「考えを改める」べきなのは、もっと根本的な部分での話だと思います。こういう書き方をすると、監督には「単なる罵詈雑言」と取られて読み流されてしまうのでしょうが・・・。
先が読める、また展開の知られている映像を見続けるのはツマラナイ
僕の考えではこうです。
ただ、一般的な原作ファン皆さんは、アニメ上で少しでも原作と違う設定や展開になると
気に入らない方もいるのは確かですね。
僕はそれが理解できない。
先の分かりきってるアニメを見て楽しいんだろうか
自分の作ったアニメが原作と比べてもらうレベルまできてないことをまだわからないんですね・・・
原作と違うからつまらないと言ってるわけではないんですよ。
あなたの分身のタモツが話をぶっ壊したことに気がついてください
タモツの説明をしてほしい。
こんな事言う人中々いないよな。
このエントリは、原作ファンからの意外な反応に驚いていたという内容だと読みましたが、キリエ篇以降は原作との差異に対する批判的感想は少なくなっていっているはずです。
それと、
>2)今までは、このブログのコメント欄をほとんど野放しにしていましたが、今後は、ある程度、管理して行きたい。
これは止めておいた方がよい。
今更の管理強化は炎上を呼び込むだけです。
管理強化すれば、炎上自体を鎮火できると考えているんですね。
それは間違いです。
その発言により、まずこのブログの魚拓が取られ、トラックバックを認証しなくても、その魚拓をもとに騒ぐブログ同士がトラックバックする状態を呼び込みます。
またそんな状態が起きれば2ちゃんにスレが建ち、2ちゃん紹介ブログによってさらに延焼。
ここが見やすくなる代わりに、その対処によってさらなる災厄を呼び込むのが目に見えています。
現在、ここが野放しなので、ここ以外で酷い状態がおきていないのが正しい認識だと考えます。
ご一考を。
まだこんなこと言ってる奴がいたのか…。
というか初見さんかね?
どちらにしても理解できないんじゃなくてしないだけだろ?
いや、本気で理解できない奴も中にはいるけどさ。
少なくとも、楽しみ方は人それぞれってことは理解しといた方がいいぞ。
を暗に提示してくれていたのかなと解釈していたのですが…
上の方も言及していることで、散々既出ですが
リアリティの解釈に疑問があります。
アニメ見終わったうえでの解釈は
「キャラ改悪して気分を害してもしらんけんね」かな。
ポルノや売春ギライの森田さんカワイイですね
…と言われたい性癖なんでしょうか?