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(9)知って得するゴルフのルール

2013-09-30 15:16:02 | GOLF
2012.7.20
ルース・インペディメント (Loose Impediments)

ゴルフは自然の中でやるスポーツである。だから常に自然物と向き合うことに
なる。僕の行っている群馬のコースでは、イノシシやシカはよく出没する。他
のコースでも様々な動物や昆虫類が大抵出てくるものである。尤も東京の街中
にある「若洲リンクス」とか「小金井CC」などは別でしょうがね。かっては
新宿御苑にも1918年(大正7年)に皇室のゴルフコースが造られ、昭和天皇が
よくここでゴルフをされたらしい。

都市のど真ん中のゴルフ場はともかく、多くのゴルフ場は自然が一杯の山野を
切り開いて造られているので、自然界の動植物は当たり前のように活動し生育
し、その結果ルースインペディメントはゴルフ場の至るところに散在している
ので、それらがゴルフボールと関わる事は避けられないものである。だからそ
れらの取り扱いを定めたのがこの規則である。無造作にそれらを取り除いたり
払い除けたりしてはいけないのである。


ゴルフ規則23で「ルースインペディメント(Loose Impediments) 」は自然物で
あり、次のものを含むと定義されている。

●石、木の葉、木の枝など
●動物の糞
●ミミズ、虫類、その他類似のものおよびその放出物や堆積物。ただし、前
 記のものであっても次のものは除く。

●固定されているもの、生長しているもの
●地面に固くくい込んでいるもの
●球に付着しているもの
 砂とバラバラの土は、パッティンググリーン上にある場合はルースインペ
 ディメントであるが、それ以外の場所ではルースインペディメントではな
 い。
 雪と自然の氷(霜を除く)は、プレーヤーの選択でカジュアルウォーターか
 ルースインペディメントとして処置することができる。
 露と霜はルースインペディメントではない。


→ 救 済
ルースインペディメントと球の両方が同じハザード内にあるかハザードに触
れている場合を除き、どのようなルースインペディメントも罰なしに取り除
くことができる。

球がパッティンググリーン上以外の場所にある場合、プレーヤーがルースイ
ンペディメントを取り除いたことが球の動く原因となったときは「止まって
いる球が動かされた場合」の規則で一打罰となる。

パッティンググリーン上で、プレーヤーがルースインペディメントを取り除
いている際に球やボールマーカーが偶然に動かされた場合は、その球やボー
ルマーカーはリプレースされなければならない。球やボールマーカーが動い
たことがルースインペディメントを取り除いたことに直接的に結びつけられ
るときは、罰はない。それ以外の場合でプレーヤーが球の動く原因となった
ときは、プレーヤーは一打罰となる。

球が動いている場合、その球の動きに影響を及ぼすかも知れないルースイン
ペディメントは、取り除いてはならない。 
注:球がハザード内にある場合、プレーヤーは同じハザード内にあるか、そ
のハザードに触れているどのようなルースインペディメントにも触れたりそ
れを動かしたりしてはならない。
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規則23の違反の罰は
 マッチプレーでは そのホールの負け
 ストロークプレーでは 2打



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