奈良市の歯科医院 森歯科クリニックスタッフブログ

奈良県奈良市の歯科医院 森歯科クリニックのスタッフが歯のことをはじめ、色々なことを書いていきます!

スタッフの南です

2017年04月08日 | スタッフのきまぐれ日記
こんにちは。
長く続いた冬が去って、ようやく春らしい陽射しが差し込み、桜があちこちで咲き始めましたね!
ほんとに何度見ても見飽きませんね〜🌸
夜桜も趣がありますが、私はやっぱり暖かい陽射しの中で見る桜の花が大好きです(o^^o)🌸

さて、普段の検診でよく患者さまに
『私の歯は何本ありますか?』と聞かれます。
みなさまよくご存知の8020運動では『80歳で20本の歯を!』と言いますが、
ご自身はどれくらいなのか気になるところですよね。
最近では昔よりも色々な情報が広く伝わり、みなさまの歯への関心や知識が深くなっていますので
、残存歯(現在残っている歯)が平均して多くなっているのではないかと思います。

そもそも基本的には人間の歯は片顎で前歯が2本、犬歯が1本、小臼歯が2本に大臼歯が2本の7本ずつ。
7本 × 上下左右の4ヶ所 なので 28本が正常です。
人によっては親知らずと呼ばれる智歯がありますので、多くてもプラス4本で32本ですね。

歯をよく見てみると微妙に形が違っていますよね?実はそれぞれの歯には異なった役割があるのです。
前歯は食べ物を噛み切る働きを、奥歯(臼歯)は食べ物をすりつぶすという働きを持っています。
歯の形状は、普段何を食べて生きているか、これによって異なってきます。

例えば、ライオンのような肉食動物は、肉を噛みちぎるために全ての歯が鋭くとがっています。
非常に発達した犬歯は武器としての役割も果たします。
反対に、草食動物の歯は、草や葉、果実をすりつぶして食べる事に適した形になっています。
臼歯は平たく、犬歯はあまり発達していません。
ウサギやネズミの歯は、大工さんたちが使うノミのようになっていて、
かたい物を食べるのに適しています。

私たちは肉食動物の歯と草食動物の歯の両方を上手く使って食べていますね。
これは人間の雑食性の特徴と言えます。
28本と聞くとたくさんあるようですが、
それぞれに違った役割があるので歯1本のチカラというのはとても大きいものです。
1本でも痛めてしまったり失くしてしまうと噛みにくくなりますし、
徐々にですがバランスも崩れ始めてしまいます。
なので、もし1箇所でも痛みがあったり気になることがあれば
放置せず1度検診を受けることをお勧めします。
早期発見と早期治療が大切ですよ〜!^ ^

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