五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

バングラデシュ

2017-08-26 11:53:38 | 音楽

チャリティTV番組(『24時間テレビ 愛は地球を救う』/日本テレビ)が夏終わりの
イベントとして今年も放送されるようだ。2017.8.26-27
こちらもいいぞ!40年以上前の夏に行われていたロック・ミュージシャンによる
先駆的なチャリティ・アルバムだ。これは24時間もつき合わされないからね。

バングラ・デシュ(実況録音盤)/ The Concert for Bangla Desh (1971)
1971年8月1日にジョージ・ハリスンが主催したバングラデシュ難民救済コンサートの
模様を収録したライブ盤(3枚組LP)。

主催筋ノラ・ジョーンズのお父つぁん(ラヴィ・シャンカール)の長ったらしいシタール
演奏はさて置き(笑)ソロになって好調なジョージ・ハリスンが代表曲を披露しているのが
嬉しい(My Sweet Load,While Guitar gently Weeps,Here Comes Sun,Something)。

先のチャリティTV番組のハイライトが24時間マラソンらしいが
このLIVEのハイライトはノーベル文学賞受賞歌手ボブ・ディランの登場でしょう。
SIDEー5面すべてを埋める5曲のパフォーマンスが素晴らしい。
観衆の歓声、盛り上がりも凄く、ベストトラックは”女の如く”だ。

この時の収益金$243,418.50がunicefに寄付されたとブックレットに領収書まで載せて
いました。J・ハリスンの誠実さの表れと、ファン(僕)は素直に 受け取りました。
その後チャリティ・ライブのライヴエイド(LIVE AID)/1985年のアフリカ難民救済や
ザ・コンサート・フォー・ニューヨーク・シティ/2001年9.11アメリカ同時多発テロ・
チャリティLIVEへの道すじにもなりましたね。ジョージの偉大さだ!


BTW その1
ボブ・ディランのグレーテスト・ヒッツ第2集のアルバムカバーは
このマジソン・スクエア・ガーデンのライブの写真を使ったんだっけ。
BTW その2
チャリティTV番組のマラソンは誰が走るの?
お笑いタレントのブルゾンちえみが走って、化粧が落ち完走したらアンタ誰?
・・・てなったら楽しいのに。

コメント (4)
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暗い過去を通りぬけて

2017-08-15 10:31:15 | 音楽

今日は終戦の日。8月も半ば過ぎ『暑い夏』を乗り切るには熱いROCKを!

ビック・ヒッツVOL.2 / ローリング・ストーンズ (1969)
Through The Past,Darkly(Big Hits Vol.2) / Rolling Stones

66~69年のヒット曲中心に編集した英デッカ契約時のベスト盤第2弾。
故メンバー;ブライアン・ジョーンズ(自宅のプ-ルで溺死)の追悼盤
としても発表された。ジャケット左下、豚鼻写真が故B・ジョーンズ君。

そんな辛い過去を振り切るような、黄金期のヒット・ナンバーが熱い。
ストーンズ永遠の最強ライブ定番曲が頭とお尻に鎮座している。
ジャンピング・ジャック・フラッシュホンキー・トンク・ウィメンだ。
そして68年7月発売の”ストリート・ファイティング・マン”米国では、
各地で暴動が起きた『暑い夏』を助長するとして放送禁止になった曲。

B・ジョーンズの哀悼を表すように珍しい逸品”You Better Move On
(最初のEPに収録)が入っている。LP内側面には詩も掲載されていた。
(When this you see,remember me,and bear me in your mind.
Let all the world say what they may,speak of me as you find.)

これを聴いて、まだまだ続く夏の日や寝苦しい”夜をぶっとばせ”!

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大陸横断超特急

2017-08-11 16:56:55 | 映画

お盆の帰省ラッシュ報道を見聞きし、休むのも儘ならない我々庶民はつらいね。そこで、
2日半かけてL.A.からシカゴまでゆったりと鉄道の旅なんていいな~!って訳で。
こんな映画を休暇中にいかが。

大陸横断超特急  Silver Streak (1976・米)
監督 アーサー・ヒラー 脚本 コリン・ヒギンズ 音楽 ヘンリー・マンシーニ
出演 ジーン・ワイルダー、ジル・クレイバーグ、リチャード・プライアー
ものがたり ロスからシカゴに向かう大陸横断超特急シルバー・ストリーク号を舞台に、
殺人事件に遭遇し、組織の陰謀に巻き込まれた主人公の冒険を描いた痛快娯楽作。

ロードショー公開時(1977年)予告編、TVスポットでは暴走列車のアクション・スペクタル
映画と強調され、当時人気の高かったパニック映画のような紹介のしかたでしたね。
ホントはヒッチコック張りユーモアたっぷりのラブ・サスペンスのコメディ映画なのに。

ビデオ/DVDで観るなら日本語吹き替えバージョンもお薦め◎
主演のG・ワイルダーが広川太一郎だったりなんかしてもう・・・(笑)
お相手のJ・クレイバーグは(タイムボカンシリーズ)ドロンジョ様の小原乃梨子。
こんなふたりのロマンスが生まれるシルバー・ストリーク号に乗ってみたい。

後半R・プライアーも絡んで、さらにわき役陣も個性豊かで列車の中でも外でも
大賑わいの映画です。そして最後の一撃の大サービスまで付いているなんて!

帰省疲れの皆様にお薦めしたい、肩の凝らない映画ですよ。

コメント (8)
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ゴールデン・ヒム

2017-08-05 00:03:57 | 音楽

~パワースポット巡り~
神社や秘境、名所・史跡などを訪れ神秘的な空気を吸いご利益を得たとして
満足して帰ってくる。こういった特に女性に人気の野外活動があります。
御多分に洩れず我が伴侶も好きなようで、断りきれずたまに付き合いますが。(汗)

そんな事しなくても僕にはとっておきの方法がある。
それはエルヴィスのスピリチュアルズ、セイクレッド・アルバムを聴くこと。
ゴールデン・ヒム / エルヴィス・プレスリー (1967)
How Great Thou Art (as Sung by Elvis) / Elvis Presley

猛暑の中を出かけなくても、クーラーの効いた部屋でこれを聴けば心が洗われる。
ELVISのセイクレッド・アルバム3枚目で(EP『谷間の静けさ』 LP『心のふるさと』の
2枚を既に出している。)見事グラミー賞に輝いたアルバムです。これには
ヒット曲“Crying in the Chapel”(全米3位)が収録されている。

この3枚に1972年のLP『至上の愛』を加えた4枚があれば基本的にはOKですが、
コンピレーションアルバム(CD)も含めれば7、8枚も持っています。

今年のエルヴィス・ウィーク2017(2017.8.11-19)には、
ELVISのセイクレッド・アルバム集(宗教歌、ゴスペル、黒人霊歌、賛美歌、
聖歌、クリスマス曲など神に捧げた楽曲)を取っ替え引っ替え聴いてみよう。
僕にとってELVISのセイクレッド・アルバム集を幾つか聴くことが、
何よりも勝る『パワースポット巡り』なのだ!

コメント (2)
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