五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

アホちゃいまんねん Fool でんねん

2007-01-31 08:05:02 | 音楽
ラジオ番組なんかで、テーマを決めて(音楽)曲を流すというのがよくありますね。
夏を感じる曲,”雨”が題名につく曲,春の歌特集,卒業・旅立ち・別れの歌...etc。
”FOOL アホ”・・・こんなテーマで番組をしたら誤解をまねいたり、
クレームがきたりして実現が難しいのかな、そこで...

架空リクエストRadio番組 On Air (笑)

『こんにちはDJ moondreamsがお送りする番組「One Night Stand」まずは、
Minute by Minute /The Doobie Brothers(1978)に収録された大ヒット曲
”ある愚か者の場合 What A Fool Believes”(1979年全米1位)
を聴いていただきましょう。 
♪♪♪(音楽スタート)♪♪♪
ドゥービー・ブラザーズ初期の頃からのファンには、マイケル・マクドナルド印の
洗練されたサウンドを苦々しく思われる人もいますが、僕は純粋に気持ちいいと
感じるので大好きですね。みなさん、いかがでしたでしょうか。つづきまして...』

こんな感じで、続けるお気に入り曲は

♪”フール Fool ”エルヴィス・プレスリー(1973)
プリシラとの別居・離婚とエルヴィスの当時の私生活を重ね合わせると、切なくなる曲。

♪”フール・オン・ザ・ヒル The Fool On The Hill”ビートルズ(1967)
「マジカル・ミステリー・ツアー」に収録された曲。なにかと忙(せわ)しい現在
丘の上に寝転がりながらこの曲を聴けばストレス発散。

♪”恋は愚かと言うけれど Fools Rush In”フランク・シナトラ(1960)
ネルソン・リドル楽団をバックにシナトラが最高のラブ・バラードを聴かせてくれる。

♪”フール・イン・ザ・レイン Fool in the Rain ”レッド・ツェッペリン(1979)
Zep最後のシングル曲(1980年 21位)ジョン・ボーナムが亡くなり、涙雨。

『さて、お時間がすくなくなりました。お楽しみ頂けましたでしょうか。
この曲でお別れです。では、みなさま お休みなさいmoondreamsでした』

♪”アホが見るブタのケツ”  嘉門 達夫(S60.4)
(う~ん、どれも馬鹿にできない 良い曲ですね!)
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乞食の晩餐会

2007-01-28 18:04:28 | 音楽
前回のエントリーお下劣写真を反省して...。

ローリング・ストーンズ1968年の傑作アルバムはいかが。
Beggars Banquet/ The Rolling Stones(1968)
上品な晩餐会の「お品書き」のようなジャケットですね!
まあ、訳ありの結果だけどね(笑)

この年ストーンズは凄かった。
シングル曲「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」に始まり『One Puls One』や
『Rock'n' Roll Circus』の映像でも存在感あり。そしてこのアルバム。
ブルース、カントリーに根ざした飽きの来ない仕上がりの作品で結実。

「悪魔を憐れむ歌」「ストリート・ファイティング・マン」なんか
いかにも聴くものを扇動させる程の悪意(ユーモア)を感じる。
「パラシュート・ウーマン」「ストレイ・キャット・ブルース」も
セクシュアルなイメージを抱かせ大いに楽しい。

ブライアン・ジョーンズ最後の参加で彼の演奏が涙を誘いますが、
素晴らしい最後の晩餐会であります。
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下手物

2007-01-25 19:57:06 | 音楽

アリス・クーパー Alice Cooper
KISSメイクの元祖?(笑)どちらも一見 下手物(ゲテモノ)として
敬遠され見過ごされがち。でも、もったいないぜ!FM局なんかの
エア・プレイでは常に人気のシングル「スクールズ・アウト」全米7位
を含むアルバムは楽し。

School's Out(1972)
学校(学園)、若者をコンセプトにしたアルバム。
”ウエスト・サイド物語”の曲をもフューチャーしながら
(”Gutter Cats vs. the Jets”,” Street Fight” や”Grande Finale”)
ダミ声でシャウトするドラマチックな仕上がりの作品です。

また、純粋な若者をドギドキさせるLPでした。
落書きだらけの教室の机を形どったジャケットを開けると、
中から紙パンティーに包まれたレコードが出てくる仕掛けも
大いに痛快なのだ!

↑参考資料(笑)
僕のは、初回盤じゃなかったから、このお楽しみはありませんでした。
どなた(貴女)かパンティー贈って...このスケベ! 
すみませ~ん。(反省)

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Mr.Dynamite

2007-01-21 00:22:36 | 音楽

ソウル界の大御所J・ブラウンさん死去 - goo 音楽
昨年末、マイケル・ジャクソンやプリンスなどにも多大なる影響を与えた
ソウル界の帝王の死去を哀悼し、ラジオでジェームス・ブラウンの音楽が
多少ながれた。ミニ特集してる放送局もあった。

僕はこの訃報を受けてヒット曲「パパのニュー・バッグ」「コールド・スウェット」
「アイ・ガット・ユー(アイ・フィール・グッド)」「セックス・マシーン」など
チョコチョコと聴いていました。(涙)

僕なりの”Star Time”氏への哀悼式はこれ!やっぱLiveでしょうこの方は。
アポロ劇場での異常な興奮ぶりをつたえるこの傑作LIVE盤だ。
”エキサイティング・ジェームス・ブラウン・ショー”
James Brown At The Apollo volume.1(1963)

「ショウビズ界の働き者 The Hardest Working Man in Show Business」
の異名をもつJames Brownをおくるには最高のアルバムじゃないかな。
ソウル・ファンの貴方は、どうされましたか?
ステージ上で魅せるマント・ショーのように、もう甦ってくれないのね。
ああ、最後の来日公演を観ておけばよかったな~。

Goodbye , Soul Brother Number One

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Untitled

2007-01-20 10:38:20 | 音楽
エルトン・ジョンの歌に”こんな歌にタイトルはいらない”
(アルバム「黄昏のレンガ路」に収録)というのがあったが、
このアルバムには説明は要らない...でもチョットだけ!

Led Zeppelin IV (1971)

力強い”Black Dog ”に始まり”Rock and Roll”は軽快なロックチューン。
中世の神話のような”The Battle of Evemore 限りなき戦い”は
サンデー・デニー(vo)との掛け合いが美しい。
そして秀逸な名曲”Stairway To Heaven天国への階段”で結実。
なんとも麗しいA面でありまする。

B面に移り、レッド・ツェッペリンらしいリフ攻撃の
”Misty Mountain Pop”と”For Sticks”。
牧歌的な味わいの”Going To Califonia”
ラストに重量級ロック大作”When The Levee Breaks”
で締めくくり。全8曲素晴らしい傑作だね。

...無意味な感想、いらなかった(笑)。
廃墟の壁に、そこら辺に落ちていた爺様の絵を掲げているだけで
いいんだよ、やっぱり!タイトルなんていらない名作。
”The tune will come to you at last”(’天国への階段’一節より)
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Folkways

2007-01-18 07:12:53 | 音楽
これを聴いて、音楽遺産を大事にするアーティスト達を素晴らしいと思った。
ここに集うアーティスト達は、ロックンロール,R&B,カントリー界の人々。
各アーティストの音楽的ルーツを、または昔聴いたお気に入り音楽を、
感謝・お礼として恩返しをしたアルバムだ(...と、僕は勝手に解釈してます)。

Folkways: A Vision Shared - A Tribute to Woody Guthrie & Leadbelly (1988)

ウッディ・ガスリーとレッドベリーの曲(アメリカン・フォーク・ミュージック)は、
素朴で力強く不変の輝きをもってる歌で、聴くと不思議と元気が出てくる。
これを、ブライアン・ウィルソン、ブルース・スプリングスティーン、U2、
リトル・リチャード、ボブ・ディランらが、それぞれのスタイルで楽しんで演奏してる。

先駆者への愛・優しさが満ちており
僕にとっては、音楽的サナトリウムになるアルバムです。
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おいーっす!

2007-01-15 07:58:05 | 音楽
『8時だョ!全員集合』...チョットだけよ、あんたも好きね~
チョー(いかりや長介)さん!あんたとこのメンバーのドリフじゃなくて
R&B老舗の ザ・ドリフターズで
『いってみようか~!』

The Drifters’ Golden Hits(1968)
これは、アトランティック・レコードに
レコーディング(1959-1964)された黄金期のドリフ、名曲の数々。
「ドリフ」と省略するとつい日本の・・・ 『なんだバカ野郎』(by荒井注)
すみません、悪い意味じゃありませんよ。

ベン・E・キング(リード・バリトン)の「There Goes My Baby」
「Dance With Me」「ラスト・ダンスは私に」が魅力的。
ベン・E・キングがソロになり次のリード・シンガー、ルディー・ルイスによる
「Up On The Roof」「On Broadway」の滑らかな歌声もいい。
ルディーが急死したためバトンを受け取ったジョニー・ムーアによる「渚の
ボードウォーク」「Saturday Night At The Movies」も洗練されたR&BでGood。

これらの素敵な曲々は、ブリルビルディング(音楽出版社)の若きライター達
による功績によるものでしょうね。Doc Pomus&Mort Shuman,
Gerry Goffin&Carol King,Barry Mann&Cynthia Weil
素晴らしい楽曲を最高のボーカル、コーラスとストリングスで仕上げた
見事なR&Bですね。またメンバーの入れ替わりが凄くて...。

(う~ん、なんか この記事うまくまとまらないな。)

『だめだ こりゃ !』
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幸せの黄色いバス

2007-01-11 07:30:04 | 映画
正月映画2本立て。併映!
この映画は、僕のリクエストで映画のハシゴをしたのでした...という訳で。

リトル・ミス・サンシャイン Little Miss Sunshine(2006・米)
監督 ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス
出演 グレッグ・キニア、トニ・コレット、スティーヴ・カレル
   アラン・アーキン、ポール・ダノ、アビゲイル・ブレスリン

9歳の娘を美少女コンテストに出場させるためアリゾナからカリフォルニア
へ向うフーヴァー家をコミカルに感動的に描くロード・ムービー。

タレントのベッキーを9歳にしたような女の子が可笑しい。
成功への指南書を書いてるのに”勝ち馬”に乗れてない父親も可笑しい。
爺様(A・アーキン)が、ぶっ飛んだロックン爺爺でさらに可笑しい。

他の家族もみんな”負け犬”なんだけど
可笑しくてほっこりするハートフル・コメディ。
コレはいい、最高に愉快な映画!強力にお勧めしたい傑作!皆さん観ましょう!

言葉を交わさなくても、肩を抱けば分かりあえるのが家族。
力を合わせオンボロVWバスを押しがけすれば家族の絆。
幸せの黄色いバスに乗り込もう。ミスコンをぶっとばせ。
スーパー・フリークな家族に幸あれ!

P.S. 僕の愛車は、青いVWでオンボロですがギアは入ります。(笑)
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正月映画2本立て。1本目!

2007-01-10 07:32:14 | 映画
僕が若い頃、2本立て映画がロードショーでもありました。
という訳で...。

正月といえば、初詣&映画に出かけるのが僕の定番。
正月映画 第一弾は、妻のリクエストで観た映画。
名古屋(伏見ミリオン座)では、まだやってました!

プラダを着た悪魔 The Devil Wears Prada(2006・米)
監督デビッド・フランケル 衣装デザイン パトリシア・フィールド
主演 メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ

ジャーナリストを目指しキャリアを積むため一流ファッション誌“RUNWAY”で
働くことになったアンディが、鬼のような上司ミランダに振り回されながらも
恋に仕事に奮闘する姿をユーモラスかつリアルに描いた映画。

若い女性向けのコメディ映画と思ってましたけど、
なかなかどうして すこぶる快調な傑作でした。
ファッション誌やブランドのことなんか判らない
おじさんが観ても大いに楽しめましたよ。

悪魔のようなミランダ役のメリル・ストリープに”役者やの~ッ!”と感激。
そして、ヒロイン=アンディ役のアン・ハサウェイに惚れました。
前作ブロークバック・マウンテン[きつい映画!]では(多分、望んで?)
脇役として演技したが、やっぱ華のあるこうゆう役が素敵ですね。
清涼感のある美貌のアン・ハサウェイが、ファッショナブルな衣装に
身を包んだ姿に僕はメロメロ。・・・ That's All ! (笑)
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シュープリームス

2007-01-08 08:03:46 | 音楽
モータウン最高の女性コーラス・グループ The Supremes
(1967年ダイアナ・ロス&ザ・シュープリームスに変更)

泣く子も喜ぶ!光り輝くヒット曲の数々。
愛はどこへ行ったの、ベイビー・ラヴ、カム・シー・アバウト・ミー、
ストップ・イン・ザ・ネイム・オブ・ラヴ、涙のお願い***5曲連続№1!

ひとりぼっちのシンフォニー、恋はあせらず、キープ・ミー・ハンギン・オン
etc...<ヒッツビルUSA>ホーランド=ドジャー=ホーランドら
プロデューサー達の手腕を見事に開花(ヒット)させた、まさに
”ドリームガールズ”。

ビヨンセ、ジェイミー・フォックス、エディ・マーフィ、ジェニファー・ハドソン
といった豪華な布陣でもうじき公開されるブロードウェイ・ミュージカル
の映画化『ドリームガールズ』のモデルでもあります。
これは、今年の楽しみな映画のひとつ。
 映画”Dreamgirls”より
映画は、ダイアナ・ロス、フローレンス・バラード、メリー・ウィルソンの3人
(結成時はバーバラ・マーティンを含め4人)の夢、栄光そして
苦悩、悲劇(フローレンス・バラードの脱退)を下敷きにしたもの。

映画を見る前に、そんなことは微塵も感じさせない
キラキラ輝く珠玉の'60sポップソングを聴いて楽しむ休日なのです。

写真Diana Ross & the Supremes 25th Anniversary(3LP Set)1986
コメント (8)
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