五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

極楽特急 ?

2009-04-28 07:35:01 | 音楽
いよいよ楽しみな大型連休に突入ですね。もう優雅に休暇突入の人もいるのかな?
という訳で、これ いってみよう!

『Trouble in Paradise(邦題:極楽特急)』1932年・米映画
エルンスト・ルビッチ監督の傑作スクリューボール艶笑コメディ。
....ええっ!わかんないっすか?これ。じゃあ この話はまた別の機会として、と。
ついてこれない貴方、以前エントリーしたコレを先ず観といてね。では、改めて
1932年から時計を半世紀後へ進めて・・・といっても今から四半世紀も前ですが・・・。

トラブル・イン・パラダイス Trouble in Paradise / Randy Newman (1983)
今にも雨が降りそうな曇天のビーチで笑ってるランデイ・ニューマンの
ジャケットが彼独特のユーモア、タイトルとともに笑わせてくれます。

”I Love L.A.”と本心か皮肉ってるの分からないけど調子よくロック調で始まります。
ランディの思惑から外れた所で大リーグLAドジャースやプロ・バスケLAレイカーズが
本拠地で勝利すると、この曲が定番で歌われるのも面白いですね。We Love It !

3曲目”The Blues”はポール・サイモンとのデュエット、シングル・カットされたPOPな曲。
久々小ヒット(51位)しましたね。後年本人が『この曲はP・サイモンらのシンガー・
ソングライターをからかうために作った』と、のたまう。・・・なんとまあ!

こんな調子で、シニカルでウィットに富んだ歌が続く。でもね、
歌詞なんかほっといて聴いて御覧なさい。メロディーがいいんだよな~。

では、皆さんのTroubleを願って・・・あっ、いやいや皆様のGood Luck !を願って
素敵な大型連休をお過ごし下さい。
  *******”I'm Different” moondreamsより XXX *******
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GOOD TIME MUSIC

2009-04-25 07:39:55 | 音楽
ボー・ブラメルズ;1964年にサンフランシスコで結成されビートルズの影響を受け
フォーク・ロック、ガレージ・ロックの先鞭をつけたロックグループ。しかし2曲のTOP40
ヒットを残しそれほど注目を浴びることもなく霧のサンフランシスコに消えていった幻の
グループ "ボー・ブラメルズ" を紹介しよう!

Introducing The Beau Brummels” The Beau Brummels(1965)
彼らのファースト・アルバムで、ポップな傑作。ビートルズ・サウンドが好きな人にウケる
のではないでしょうか。英国のビート・グループにあるようなジャケット、ジョーズJAWSでも
上がったのか?迫り来る波にたわむれるメンバーの写真が愉快。後ろに金門橋
(Golden Gate Bridge)が写ってるのでシスコのグループであることがわかりますね。

哀愁感が漂うハープ(ハーモニカ)が実によい感じのファースト・シングル”Laugh,Laugh”
スライ&ザ・ファミリー・ストーンのスライがプロディースしたらしいねコレ!わお~。また、
"チョットだけ"日本のグループ・サウンズ(GS)のようなセカンド・シングル”Just a Little”
この2曲だけでも、ちゃんと日本で紹介されていたら大いにウケただろうな~。


僕が持ってるCDは12曲のボーナス・トラック付きでAutumレーベルでの最後のシングル
へたっぴーなビーチ・ボーイズ風コーラスも愉快な”Good Time Music”が入ってるよん。
あの頃の’60年代サウンドに興味のある方へ~”It's So Nice”!(ボートラより 笑)
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新緑鮮やかな恋の季節~デュエットで爽やかに

2009-04-22 06:36:01 | 音楽
エイント・ノーマウンテン・ハイ・イナフ /
マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル・コンプリート・デュエッツ
The Complete Duets / Marvin Gaye & Tammi Terrell(2001)
マーヴィン・ゲイとタミー・テレルがデートしているようなジャケットがいいな~。
アルバム”United”(1967)フォト・セッションからのワン・ショットで
タキシード姿のマーヴィンと緑色のパーティー・ドレスもキュートなタミーの元気な姿。

そんな可愛いタミー・テレルも24歳で脳腫瘍で死亡したため、マーヴィン・ゲイが
しばらくの間ショックで歌えなかったらしい。そして後年マーヴィン最期が・・・(泣)

エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ、君との愛に生きて、恋のひとこと
ユア・プレシャス・ラヴ、恋はまぼろし、ユー・アー・オール・アイ・ニードetc...
3枚のデュエット・アルバム”United”(1967)”You're All I Need”(1968)”Easy”(1969)
とタミーのソロ&未発表曲を2CDに詰め込んだチャーミングなこのデュエット集を
聴いていると、生きてる間に何でも目いっぱい楽しまなきゃって思います。

仕事も、恋愛も、苦労も、喜びも、悲しみも ドーンと来い !!!
Ain't No Mountain High Enough !!!
あっ苦労&悲しみはチョットだけでいいです。(笑)
ウキウキする新緑の季節にぴったりなDuetを貴方に。新しい恋が見つかるかもね!
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お日様が出ないと便所へいけない

2009-04-18 07:39:33 | 映画
エクソシスト The Exorcist (1973・米)
監督 ウィリアム・フリードキン、製作・原作・脚本 ウィリアム・ピーター・ブラッティ
出演 エレン・バースタイン、マックス・フォン・シドー、ジェーソン・ミラー、リンダ・ブレアー
12才の少女リーガン(L・ブレアー)にとりついた悪魔とふたりの神父との
戦い(悪魔祓いの儀式で闘う)を描くオカルト映画の傑作。

1974年の夏 名古屋にあったグランド劇場(今は、ミッドランドスクエアになってる)で
長蛇の列に並んで友人達とワー・ワー・キャー・キャーいいながら、この恐怖映画を
楽しんだ。失神者続出、怖すぎて途中で席を立つ人がいるなど、大評判・社会現象を
起こしたほどだったので、怖いものみたさってやつでロードショー観に行きましたよ!

オカルト、水戸黄門の印籠のようにかざす十字架の威力、キリスト教、聖水の力や意味・・・
悪魔にとりつかれたリーガンが吐く緑色の汚物や卑猥で下品な言葉”F%#k You !”etc...
(当時、僕たち中学生の辞書には載ってません! 笑 )など、多数のインパクトを
くれた娯楽映画だった。また母娘家庭、老人介護、聖職者の苦悩なんかの問題も少し
横糸で語られているのも、凡庸なホラー映画が多い昨今の作品とは一線を画しますね。

写真はプレスシート(映画関係者に配られる宣伝ツール、裏面に解説等が載ってます)で
有名な恐怖のテーマ曲「チューブラー・ベルズ」についてはまだ何も書かれていません。
「音楽:有名作曲家の作品を複数使用 MUSIC:Various Composers」だって。(笑)
封切り後、映画の大ヒットでテーマ曲「チューブラー・ベルズ」シングル盤でも大評判になり
作曲家マイク・オールドフィールドも世界的に脚光を浴びたのでした。


”Tubular Bells”Mike Oldfield(1973)
ヴァージン・レコード会社の第1回Virgin作品、アーティストなんだってね。アルバム全体で
Tubular Bells1曲のみ!映画で神父さんにお祓いしてもらったから、陽の目が出たかな。
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お日様なんか出なくても構わない

2009-04-14 20:07:55 | 音楽
今日は雨だけど・・・エルヴィス・プレスリーSUNレーベル時代の
セレクションを聴いてるから”今夜は快調 !”(笑)なんだ !

プレスリー・サン・コレクション The Sun Collection / Elvis Presley(1975)
現在は、米国盤ジャケットでタイトル:The Sun Sessions (1976)仕様で日本でも
紙ジャケCDにて流通していますが、これ(写真)は英国盤ジャケット使用の日本盤LP。
収録曲はいっしょなんだけど、ジャケットは こっちのほうがカッコいいぜ !!

これ英国の”ミステリー・トレイン”誌・・・?じゃなくてニュー・ミュージカル・エクスプレス誌の
音楽記者ロイ・カーのライナーノーツが裏面に載っています。また、木崎義ニさんによる
エルヴィスについて詳細な解説等の12Pブックレットも付いており当時は勉強になりました。

メジャーRCAに売られる前のサン・スタジオ録音、全て ここから始まったのだ !!!
現在はコンプリート盤、リマスター盤等( コンプリート・サン・セッション、サンライズetc..)
色々でています。でも当時は唯一のMONO・オリジナル音源決定盤だったよ~ん。
”That's All Right (Mama)”
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ロデオの恋人

2009-04-11 08:25:25 | 音楽
色とりどりの花が咲き乱れ 麗(うら)らかな春の陽気
僕はロデオの恋人に膝枕されながらカントリー・ロックを聴く

ロデオの恋人 Sweetheart Of The Rodeo / The Byrds(1968)
グラム・パーソンズの加入でグループも見事なシフト・チェンジ。
カントリー・ロック珠玉の名盤に仕上がったバーズの6枚目!

ルーヴィン・ブラザーズ、ウッディ・ガズリー、ボブ・ディランらの曲(カントリーや
フォーク・ロック)をブラッシュ・アップさせた曲は実に心地いいね。さらに
G・パーソンズのオリジナル2曲(Hickory WindとOne Hundred Years from Now)が
このカントリーアルバムの雰囲気にピッタリで更に秀でている。

おおっ・・?いつの間にか音楽は終わってレコード針はターン・テーブル最後の内周を
グルグル廻ってる。シャリ・トュッ・トュッ・・・シャリ・トュッ・トュッ・・・シャリ・トュッ・トュッ
ワルツのようなリズム(ノイズ)を奏でながら。

転寝(うたたね)は、いいものだ。耳掃除も一緒にお願いできる?
 
*注釈:「ロデオの恋人」=最愛の伴侶でございます、悪しからず。
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2009桜だより~vol.2

2009-04-07 06:53:55 | Weblog
ぽかぽか陽気の日曜日

♪春のうららの五条川~


唄ったら、やっぱり・・・お腹が減る。


快晴のもと満開の桜


川のせせらぎと桜


最後までご覧いただきありがとうございました。FIN ・・・ "そんなバナナ!"
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2009桜だより~満開

2009-04-05 19:09:53 | Weblog
今日は最高の陽気、春本番。

五条川 のんぼり洗い 実演してました。( こいのぼりの糊を落とす作業をしています。)


お腹すいた?


水面も隠すほどの桜並木


でもやっぱり・・・


食いしん坊ばんざい花見酒はいかが桜の道はまだまだ続く to be continued …
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嵐からの隠れ場所

2009-04-04 21:44:50 | 音楽
本日4/4正午過ぎ北朝鮮から飛翔体が発射されたもようと日本政府から一斉に
情報がメディアに発表された。そして5分後に情報は誤りだったと訂正された。
この情報を僕は自宅のTVテロップで知った。人為的ミスが誤報につながったらしい。

この国の危機管理体制で他国から攻められたらどうなるのか?
この国の住人に”嵐からの隠れ場所”はあるだろうか?
なんてことを考えながら缶コーヒーを飲んでいる僕・・・コレ嘘です。
今回の事件で、缶コーヒーBOSSのCMとボブ・ディランの曲
嵐からの隠れ場所(Shelter from the Storm)が浮かんで来たもので。(笑)

Blood on the Tracks 血の轍 / Bob Dylan (1975)
ブルーにこんがらがって,リリー、ローズマリーとハートのジャック,愚かな風
運命のひとひねり,嵐からの隠れ場所;と素晴らしい歌がぎっしり詰まってる傑作。
収録曲のタイトルだけを並べると、今日の事件にリンクしていると錯覚されるかも
しれませんが、実際はこのアルバムはディランの素敵なラブ・ソングが多いのだ。

缶コーヒーを飲みながら嵐からの隠れ場所(レコードが聴ける部屋)でディランの
歌のマジックに酔いしれましょう!・・・コレ本当です。&素敵なことなのです。
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ファンクな十字軍

2009-04-01 07:20:55 | 音楽
4月1日 新年度、新学期、新社会人etc・・・気持ちも新たにブログを始めよう~!
”エイプリル・フール”じゃなくホンマもんのお馬鹿なブログ、今年度もヨロシク。

さあ~っ お題は「ファンクな十字軍」重量級ファンクで決めようぜッ。
ドリー・ファンク・Jr(グレート・テキサン)&テリー・ファンク(テキサスブロンコ)兄弟による
「ザ・ファンクス」最強タッグでどうだ。うんっ・・・?
70年代に大活躍したプロレス兄弟の話じゃなかった。・・・(汗)真面目にやります。

クルセイダーズ1/Crusaders 1”(1971) &”セカンド・クルセイド/The 2nd Crusade” (1972)
ジャズの香りを残しコンテンポラリーなロック&ソウル寄りのイカしたクルセイダーズでゴー!
Blue Thumbレーベルに発表した1st&2ndは傑作。気合込めて聴き進め!2LPだぞ~。
春の新しい出会いの応援BGMに、十字軍(Crusaders)は力強く援軍してくれます。

10年以上ジャズ・クルセイダーズとして活動してきたこともあり演奏テクニックは申し分ない。
ジャズの枠を越えソウル、ロックのバック・ビートを強調した最高にファンキーな音楽。

クルセイダーズは、のちにフュージョン(クロスオーバー)の範疇にカテゴライズされるが
薄めすぎた水割りウィスキーのようでいただけない。クルセイダーズ/初期の頃は、
歌わぬヒーロー達Unsung Heroes(ボーカルのいないロック)と称されガッツがあった。
だからクルセイダーズも氷が溶けて後期はちょっと弱いかな~(あくまで私見ですけど)。
やっぱりウィスキーはロックでいかないとね。なんのこっちゃ、ほんまアホや~(笑)
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