萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

インドを走る!「社内報14話の掲載を終えて」

2007年07月04日 | 自転車の旅「インドを走る!」


※「インドを走る!」について

インド・ネパールを自転車で旅したのは1980年2月23日~5月3日。社内報に掲載した1~14話は1982年4月~84年8月まで。今回、一話づつブログに書き写してきたが非常に懐かしい作業であった。また、小生の現在の考え方や行動の原点がここにあったことを再認識させられた。なんのことはない、人間根本的なものは何も変わっていないという証拠である。

14話までを要約してみると、

「3人で恐る恐るインドに行って、替わりばんこに発熱や下痢を繰り返し、ヒンドスタン平原をインド人たちに追われるように走り抜け、ネパールとの国境までなんとか辿り着いた。」

というだけで、どうということはない。そもそも14話までで、全日程のまだ半分であり、走行距離からすると3分の1程度である。この旅はこれからが面白くなるのだ。(本人がいうのだから間違いがない。)


さて、15話以降どう書こうか。まず、名前はどうする?真っ先に浮かんだのは「続・インドを走る!」うーん。売れないB級映画の典型のような名前だネ。「ダイハード4.0」にあやかって「インドを走る!2.0」もしくは「インドを走る!ver2.0」なんてのは今風でいいかも。しかし、1980年といえばアメリカでもMS-DOSがやっと世に出た時代である。少し、新しすぎるきらいがある。やっぱ、百恵の「プレイバッグ」やゴットファーザーにあやかって「インドを走る!partⅡ」あたりが時代的にもしっくり来ますナ。

インドを走る!partⅡ

(いいね。)

ここからは、原本の旅行記とわずかに残された写真と小生の遠い記憶からつむぎ出していかねばならない。なんといっても頼りになるのは旅行記の原本だ。いま、これを入力してデータにおき直している。そうすることで当時の雰囲気や情景を思い出して行こう、というのが狙いである。この作業は面倒であるが面白いし、懐かしい。また、当時の情景やらがまざまざと思い出され、万感胸に迫る時もある。いっそ、旅行記の原文をそのまま載せて、22歳の“私”を49歳の“小生”がフォローしていく、という記述にしていったほうがいいかも、などと考えている。

<「インドを走る!partⅡ」は7月11日水曜日から連載開始予定です。>
コメント
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