萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

「インドを走る!part2」のネタ

2007年07月18日 | 自転車の旅「インドを走る!」

上の写真は27年前、インド・ネパールを走った時の旅行記である。A5のノートにボールペンで縦書きで書いていた。やはり、日本語は手書きの場合“縦”が書きやすい。今、「インドを走る!part�」を書くにあたって、この旅行記をパソコンにデータ入力する作業をしている。(前にも書きましたが)面倒であるが、暇つぶしにはもってこいの作業である。また、この作業をすることで当時の気分を思い出せるので、ある意味若返ったような気にもなる。怪しい楽しみとも言える。

旅行記をほぼそのまま載せてもいい部分と、できない部分はやはりある。社内報で書いた中では、「大和撫子」の話の一部はそのまま載せている。下の画像がそうだ。



以下は社内報の文章。

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 M君が息を弾ませてやってきて語るには、今しがたナデシコ達が帰ってきてシャワーを浴びたという。彼、ついにインドに来てゾウになりし。

 「おまえもみればよかったのに。」

と言うが終ってから来てそれは無いヨ。

 夜、ベッドに転がって考える事も無くうつらうつらしていると、ブザーが鳴る。EM両君寝ているので私が出るとナデシコ達である。インスタント味噌汁と「小梅ちゃん」のアメを一袋ずつくれる。親切な日本女性なり。トランプか花札を持っているかと聞かれ、無いと答える。

 (チキショー。持っていれば一緒に遊べたかもしれない。)

『作るか!?』と半ば本気で考えた時、自分で自分が可笑しくなった。E君が風邪で今日は発てなかったと言うと心配してくれる。M君、話し声に起き出したのか、ベッドからしきりに「ありがとうございます」を連発している。数分前の味噌汁と小梅ちゃんに対する礼か、はたまた数時間前の裸身に対する礼かは定かでない。

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(読みづらくて申し訳ありませんが)手書き画像の文と比べてみると、ほぼそのまま使っていることが判る。

27年後にブログに載せることになるとは、当時はもちろん思っていなかったが、誰かに語りたい、という気持ちは確かにあった。そういう意図が成功している部分はそのまま載せても面白い部分なのかもしれない。


コメント
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