萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

「熊野詣自転車の旅」走破コース

2007年05月29日 | 自転車関連

<国土地理院20万分の1の地図。赤い線が走ったコース>

先週末の「熊野詣自転車の旅」の全コースをアップしてみた。

A地点がJR熊野市駅。26日11時着。大宮を出たのは5:17。東京から新幹線と特急を乗り継ぎ6時間弱かかったことになる。初日はここからB地点の那智勝浦までの海岸線を約40km走る。

途中、那智駅に自転車を置いてバスで那智の滝を見に行く。ここには熊野三山のうちの熊野那智大社がある(a地点)。結構な登りであったので、明日に備えての脚力温存は正解であった。滝はさすがに高度感があり姿もいい。宛推量であるが、本来「姿勢がいい」とはこういう景観に使う言葉であったかも知れない。


<“由緒正しき日本の滝”という印象でした>

27日は宿泊地那智勝浦(B)を6時前に出て、新宮の「熊野速玉大社」(b地点)によってから海外線を離れ、一路「熊野本宮大社」(c地点)に向かい、熊野川沿いの国道168号線を辿る。9時20分に本宮着。本宮の大社は緑の杜の中にこげ茶の神殿が溶け込むように配置されており、厳かな雰囲気をかもし出している。まことに「緑と茶色の国」の守り神にふさわしい佇まいであった。




午後は山道をひたすら白浜(C)を目指して走る。登りが続き、体力的にも結構辛かったが、走りにくいのにも辟易した。日本中どこでもそうだが、基本的には自転車が走ることは考慮されていない道路状況なので、クルマがビュンビュン追い越していく中を肩身狭く、走り続けることになる。

特にこの日は山道であったのでトンネルが多く(10箇所もあったろうか)、警笛をならして威嚇するクルマもおり、非常に恐い思いをした。もう少し快適なインフラが整備されないと日本でのサイクリングはマイナーのままだろうと痛感した。

この日は約120kmは走った。昨日も書いたが最終地点白浜温泉(C地点)を終点として、JALでとんぼ返りした。


コメント (4)
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