もなぴの徒然メモ

本当のことは報道や教育の真逆なのかも…
と思ったら自分で考える縁(よすが)に

◆難民対策は「国際共同管理」機構の立ち上げで

2019-09-09 16:50:50 | リスク想定

こんにちは。今回の大型台風、955hpの勢力のまま首都圏直撃のコースは、本当に久しぶりでした。幸い日曜の夜から翌未明にかけて最接近とのことで、事前にできる限りの備えと想定をしました。

昨日の夕方のニュースで早々とJRの在来線が始発から午前8時までの運休を発表したのは良かったと思います。今朝は7時のニュースでの各社の運転再開状況を確認して家を出ましたが、普段なら40分程度の通勤時間が、ギュウギュウ・ノロノロ・そして途中で乗り換えをあきらめて、炎天下を一駅分歩いての2時間以上かかり、会社に着いた時には汗だくでした。

それでもJRのターミナルを避けての振替経路で、11時にオフィスに着けたのは早いほうで、やはり事前の想定と備えは大事だと改めて思った次第です。

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さて、首都圏直下地震での大火災、異常豪雨による首都圏での河川氾濫など、起こってほしくないけど、起こる可能性が高まっていて、もし本当に起こったら甚大な被害が発生する可能性がある事象があります。なかなか具体的にイメージする機会がない中、私が毎日拝読している「まるぞうさん」のブログでは、具体的な被害想定と、実際に自分が被災者となったら「どう行動するか」のシミュレーションをされていて、大変に参考になります。

それを受けて、いま私が「想定と備えが必要な非常事態」は、なんと言っても「朝鮮半島が混乱状態となった時の【避難民】対策」です。

まるぞうさんが2019年9月3日のブログ記事内で紹介されていた、虎ノ門ニュースでの視聴者質問=「韓国の経済崩壊が起きたら難民が日本に押し寄せて来るのか」の問題意識です。

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 こういう懸念はもっと国民の中に浸透するべきと思います。良い傾向です。高橋氏の回答が
・百万単位で難民が発生することは考えられる。
・難民の場合は受け入れを拒むことはできない。
・日本政府は事前に準備しておくことが必要。
・たとえば済州島に居ててもらうような交渉など。
 ということですが、たとえばボロ船で焦燥して到着した韓国難民に「政府間交渉終わるまで済州島にいててください」と追い返すのでしょうか。という点が見方が甘いなと思いました。
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私は、今回のこの問題の対応のポイントとして、以下のような前提と条件を事前に想定して、日本単独ではなく同盟国であるアメリカはをはじめ、環太平洋の協力可能な国々との「国際協力・対応」の枠組みを速やかに立ち上げることを可能にする準備によって、現実の混乱と被害を最小限にすることができるのではないかと夢想します。

また、いまの日本国ならこの方向性で「できる限りの想定と準備をすること」は、十分に可能だろうとも思っています。地域の安定は、日本だけでなく環太平洋の諸国にとってもメリットが少なくないはずですし。

▼前提と条件など

・現在の日本の国力(経済力=お金)と、危機管理能力(=組織立った秩序あるコントロール力)は、危機に際して、より強力に高度に力を発揮できる潜在力を十分に蓄えている。

・安倍政権の「世界を俯瞰する外交」「自由で開かれたインド太平洋戦略」のビジョンのもと、国際協力関係、準同盟関係、同盟関係は戦後最も強化され、評価され、信頼を得ている。

・韓国が社会主義化による北朝鮮との統合を強力に進めようとしている状況で、西側の自由主義グループからの離脱と、それに伴う韓国内の混乱(経済破綻、反対派の粛清、内乱・内戦状態)などは日米間では十分に想定されている。

・その時に発生する「大量の避難民」=ボートピープルに対する「国際的な管理・対応の枠組み機構(難民管理機構)」の立ち上げを日本政府は米国政府など共同で、すぐに表明し発動できるよう、同盟国・準同盟国・協力国との合意を取り付けて、準備をしておく。

・韓国からの避難民は、日本の領土に留め置くことはせず、米国の協力のもとグアムなど米軍基地のある島嶼に「国際難民施設」を設置して、全員をここに一旦受け入れる。

・これにかかるすべての費用は日本政府が負担する。また、難民の輸送等についてはできる限り自衛隊がこれを担う。

・直接にはグアム米軍の管理下にある「国際難民施設」において、当該「難民管理機構」が難民認定等の人道的な判別・手続をおこなう。

・難民認定できないボートピープルについては、当該「難民管理機構」が韓国政府と交渉し(交渉のフロントは日米豪など共同で)送還をおこなう。

あくまで素人の妄想ですが、実現可能性のない想定ではないとも思います。