今年も29日(日)田無から5人の方々にジャガイモ堀りの助っ人に来ていただきました。3畝掘っていただきました。これで今年のジャガイモは終了しました。今年は病気も出ず、若干腐れ芋が出た程度で豊作といえると思います。でんぷんも良くのり、美味しい芋が取れました。芋ほり隊のみなさん、どうもありがとうございました。
大玉のトマト(甘太郎)が疫病と思われる病気になってしまいました。3段目の花が咲く頃から、下葉が枯れだし突然上のほうにまで広がってきました。すぐ「ダコニ-ル1000倍」を掛けて見ましたが、すでに手遅れ。枯れ上がってしまいました。果実も黒い斑点がでて一貫の終わり。残念。梅雨の長雨、日照不足、苗のうちに感染していたのかも。今年のトマトは早くも終わってしまいました。早く引き抜いてしまうほうがいいのかもしれませんが、なんとなく様子が見たくてそのままになっています。農業は1度失敗すると来年までどうすることも出来ません。幸いなことに隣の畝の「クッキングトマト」は何とか収穫していますが、肌が荒れ気味で直売所には出せそうにありません。農場に来ていただいた方々のお土産程度と思っています。まったく残念至極です。
夏休みに入ったので、晋ちゃんご一家が2年ぶりに来ていただきました。早朝、東京は雨降りのようでしたが、ここ明野はいい天気でした。しかし、蒸し暑くて日差しもきつく、熱中症が心配されるくらいでしたが皆さん元気にお手伝いしていただきました。午後はナス、ピーマン、シシトウ、ズッキーニなど収穫し、フラワーセンター見学後、本日のお宿がある清里に向かいました。泥んこになってしまいましたが、お手伝いご苦労様でした。また来てね。
22日にラッキーちゃん、サクラちゃんご一家がジャガイモ堀のお手伝いに来ていただきました。梅雨の晴れ間で畑はあまり乾燥していませんでしたが、頑張っていただきました。お昼には皆さんで食事です。蒸し暑い日でしたが、何とか本日の目標の量を収穫していただきました。ありがとうございました。
明野の10キロ西側には「梨北農協新府撰果所」があります。モモのシーズンだけに稼動するところ。モモ農家が出荷し、選別しています。ものすごい量のももです。糖度、形など調べて化粧箱に詰めます。そこで規格外になったモモは「はねだしモモ」として、現地で直売されます。9時から販賦されますが、ずいぶん遠方からも買いにこられます。それはそうです。ちょっと難点があるだけの新鮮モモがすごく安く買えるわけですから、口コミでお客さんが集まります。一箱22~23個入って1500円。うちでは生食のほか、ジャムにしたり、シロップ煮にしたりして食べます。ここのモモを食べてしまうと、オフシーズンにモモを食べる気にはなれません。この時期に1年分食べささせていただいています。
左側の大きな葉のサラダゴボウが急に大きくなりました。ためし堀りしてみたら、だいぶいい具合です。7月末には収穫できそうです。直売所のほうから、早く出してくれと催促されました。うれしい限りです。右側2列の落花生はいよいよ花盛りです。黄色いかわいい小さな花をつけています。今年はいいかも。
うどんこ病にひどくやられた部分が枯れ始めてしまいました。こうなると収量に大きく影響すると思います。この場所は畑の隅のほうで、水はけが悪いところです。そんな理由もあるかもしれないと思っています。ショックです。
ご近所のジャガイモ畑が「アカザ」の林に席捲され、アカザ畑みたいになっていました。手が回らなかったのか、すごいことになっていましたが、大型トラクターにハンマーモアをセットした重機をいれ、あっという間にきれいにしてしまいました。ジャガイモの畝はそのまま残し、アカザは粉砕して畝間に入れ込むというすぐれもの。ただただ感心してしまいました。これでジャガイモは取れるのかしら。
ズッキーニの収穫が始まりました。きゅうりと同様どんどん大きくなり、うっかり採り忘れるとにょっきり大きくなってしまいます。私の周りにはズッキーニ好きが多く、喜ばれます。直売所にはズッキーニが山盛りで売れ残ります。ピーマン、シシトウ、ナスなどと油みそ炒めは美味だと思います。
毎年のことですが、かぼちゃのうどんこ病には悩まされます。湿気や密植や過繁茂でどうしてもうどんこ病が出てしまいます。肥料過多も原因だと思います。葉が真っ白に汚染されると、がっかりします。本体はカビですから、防カビ剤をしっかりやればいいのですが、それもいやです。なんとかならないものかと思っていましたら、雑誌「現代農業」にストーブ灰を葉にまけば止まる、とでていました。さっそくいただいた灰をまいてみました。葉の表面をアルカリにすれば、カビにとっては増殖阻止になるかもしれません。さて、効果判定は後ほどになります。
明野地区はひまわりが有名です。観光協会が広域農道沿いの畑を借り上げて夏の観光シーズンに咲くように準備しています。以前このひまわり畑で映画が撮影され、有名になりました。広い畑に一面のひまわりは圧巻です。7月下旬から開花するように準備しています。ひまわりの種を畑に入れますと、鳥やネズミどもが失敬しに集まりますから、網をはり防ぎます。
ナス(千両2号ータキイ)の収穫が始まりました。まだ木が大きくないので、実もあまり大きくしないで早めに取るようにしています。今年は木を大きくするように、剪定しながらやってみようと思います。切り替えしながら樹勢を盛んにし、長期取りをねらってみます。右側の棚はカボチャの「ほっこり姫」です。
大玉の甘太郎が大きくなりました。3段目まで着果しました。後はわき芽を摘みながら、1段目が赤くなるのを待つばかりです。ちょっと肥料が多すぎの様子ですが、問題になるほどではないようです。いい具合に育ってくれることを念じています。
今年のジャガイモ初出荷の荷姿です。2キロ詰めにしています。今年は雨も少なく病気も出ずまずまずでした。イノシシにもやられず、疫病にもならず、やれやれです。7月末まで徐々に掘ってゆきたいと思っています。M級が多く、でんぷんもよくのり豊作といえると思います。
倉庫の軒先の狭いところに、すずめが巣を作りヒナがかえったようです。昨年も同じところに巣を作ったようですが、卵を落としてしまい孵化しませんでした。今年は巣作りを工夫したのか孵化したようです。ピーピーヒナの鳴き声がしています。親鳥はせっせと餌を運んでいます。すずめも住宅難のようでこんなところに巣を作らなくてもいいのにと思います。