日曜に『マルとマリ』を見に行った東京都美術館ですが、特別展と目当ての卒業製作展の他に、公立学校の美術展もやっていて、なかなかの盛況っぷりでした。
せっかくなので小中学生作品もざっと見てきましたが、皆さんすばらしいですね!
個々の技量もですが、中学の美術の授業は中身が充実してるのではないでしょうか?
私の頃は「オリジナリティ」一辺倒で、手法をちょこっと説明したら、あとは自由に描け!でした。
自由にって、難しいんですよね。
少し絞ったテーマをもらえた方が楽です。
更に、フツーの小中学生は、お絵描きくらいは嗜むけれど、発揮できるほどのオリジナリティなんか持ってないんですよ。
むしろ、色んなものを真似して吸収する時期だと思うのですよね。
なので、名画の模写作品や芸能人の写真を利用してのポスタリゼーションやら、羨ましかったです。
しかし、習字はお手本を模写するところから始まる(そしてほとんどの人が模写で終了する)のに、なぜ絵画はオリジナルばかりだったのでしょう?
元々、狩野派などの絵師達は芸術家ではなく絵画職人集団でした。
だから同じような構図の絵を、同じように描けるのが大事でした。
もちろん突出した才能は芸術家となったのでしょうけど、まずは真似することから始まっていたのです。
人の真似してばかりだと、オリジナリティが育たないとか才能を潰してしまうとか、そういう意見も分かりますが、そういう人は放っといてもきっと花開きますって!
小さい頃から小器用だった私は、中学の美術でオリジナリティのなさを痛感し、挫折を味わったのでした…。
別に絵描きとか造形家とかになりたかったわけではないのですが、それでもやはりショックでしたね。
そんなわけで、損した気分なのでした。
せめて名画の鑑賞とか色彩学とかをきちんとやってくれればよかったのになぁ。
総括は昨日と同じです。
プラス「今からやれよ!」でしょうか。
せっかくなので小中学生作品もざっと見てきましたが、皆さんすばらしいですね!
個々の技量もですが、中学の美術の授業は中身が充実してるのではないでしょうか?
私の頃は「オリジナリティ」一辺倒で、手法をちょこっと説明したら、あとは自由に描け!でした。
自由にって、難しいんですよね。
少し絞ったテーマをもらえた方が楽です。
更に、フツーの小中学生は、お絵描きくらいは嗜むけれど、発揮できるほどのオリジナリティなんか持ってないんですよ。
むしろ、色んなものを真似して吸収する時期だと思うのですよね。
なので、名画の模写作品や芸能人の写真を利用してのポスタリゼーションやら、羨ましかったです。
しかし、習字はお手本を模写するところから始まる(そしてほとんどの人が模写で終了する)のに、なぜ絵画はオリジナルばかりだったのでしょう?
元々、狩野派などの絵師達は芸術家ではなく絵画職人集団でした。
だから同じような構図の絵を、同じように描けるのが大事でした。
もちろん突出した才能は芸術家となったのでしょうけど、まずは真似することから始まっていたのです。
人の真似してばかりだと、オリジナリティが育たないとか才能を潰してしまうとか、そういう意見も分かりますが、そういう人は放っといてもきっと花開きますって!
小さい頃から小器用だった私は、中学の美術でオリジナリティのなさを痛感し、挫折を味わったのでした…。
別に絵描きとか造形家とかになりたかったわけではないのですが、それでもやはりショックでしたね。
そんなわけで、損した気分なのでした。
せめて名画の鑑賞とか色彩学とかをきちんとやってくれればよかったのになぁ。
総括は昨日と同じです。
プラス「今からやれよ!」でしょうか。