ももはな日記 ~南フランスでの子育て~

ボンジュール☆
ますますオテンバ娘に成長。
日本から遠く離れたここ南フランスで子育てをしています♪

春、ひな祭り♪

2015年03月08日 | 3才半~4才
季節は、すっかり「春」の日和。

日曜日の朝は、私は実家に電話をしたり、
夫は、娘と散歩がてら、近くのパン屋にフランスパンを買いに行ったり、と、
音楽でいえば、「バラード」的な週末を過ごしている。

先日、
3月3日は、ひな祭りだったので、
娘は、ハローキティの浴衣を着て、恒例となった木工のお雛様とお内裏様を飾った。



お内裏様のことを「あーちゃん♪」と、自分の名前をつけて呼び、
お雛様のことを「ママ」といって、はしゃぎ、ルンルン気分。

パパとママではないらしい。

3才ともなると、彼女自身の趣向も、自我も、
周りの人や幼稚園の同じクラスの子の影響を、敏捷に受けるようになった。

「どこでそんなコト、覚えてきたの?」と、彼女の言動にビックリすることも。

影響力は、本当に、子どもの成長発達において、明確で、
その中でも、家族の影響は、絶大。

夫は、自分の趣味である「料理」や「お菓子作り」の世界に、
娘というキャストを加え、彼女との時間を共有することを楽しみ、大切にしている。

パパという立場は、基本、仕事を抱えていて、夜遅く帰ることもしばしば。
たまの日曜日くらい、娘と一緒に過ごしたい気持ち、本当に良く分かる。

私は、あこがれだった専業主婦をしつつも、ここラシオタでは、
外国人なママなので、ここで生まれ育った夫とは違い、移民の苦労を味わっている。

娘は、パパと同じく、フランス国籍を持ち、フランス語を操り、フランス人として成長していっている。

彼女は、ママの国である日本に対して、「あこがれ」や「ファッション」感覚があり、
「もう1つの自分の国」という感覚は、まだまだ芽生えることはない。

ハローキティの浴衣を着て、お雛様を飾り、ひな祭りの歌を歌って、日本を味わう。

娘に、無理強いしてまで、押し付けるつもりはなく、
単純に、日本が好きな子で、日本語がペラペラに話せたらいいかなぁ~?と感じている。

日本人だから、とか、フランス人だからとかといった感覚より、
「自分はこうでありたい」という気持ちが一番大切かな?と、娘を見ていて、感じる。



着物といったら、この浴衣。他にも、
夫の友人から貰ったトンボ柄の浴衣もあるのに、「イヤ」との一言。
自己主張が強く、「ヤダ、ヤダ、ヤダモン」と言っている。