ももはな日記 ~南フランスでの子育て~

ボンジュール☆
ますますオテンバ娘に成長。
日本から遠く離れたここ南フランスで子育てをしています♪

もうすぐ1才になるよ☆

2012年06月29日 | 11ヶ月~1才
うだるような暑さがやってきた南フランスのラ・シオタ。

夫と私は、今にもトロケて消えてしまいそうなほどクタクタな中、
娘だけは、天真爛漫で、とても元気!

日中は、ギラギラな太陽を避けて、室内に避難しているものの、
汗がダラダラと滴れてくる…。

去年の私、妊娠していたけど、よくこんな暑さの中、臨月で過ごせれたものだ…と、
誰からも「よく頑張ってるね!」と褒められなかった淋しさを打ち消すかごとく、
自分で自分を表彰しては、娘の笑顔で癒される。

娘は、夜泣きもしない。
昼寝もしっかりするのに、夜、チャンと寝てくれるので、授乳をする母親の私にとって、本当に助かる。


TVのクイズショーのカウントダウンに、自分の人差し指をかざして、「オウ、オウ!」と観賞。

音楽にも反応して、身体を動かしながら、歌を歌う♪

シャワーの水も大好き☆
彼女の身体に、石けんの泡をつけてあげると、自分でお腹の辺りを擦り洗うから、面白い。

オムツかぶれもないので、嬉しい。

「パパ」や「マンマ」と言うのは、今となっては、当たり前だけど、
夫や私の姿がないと、不安がり、泣き叫ぶことが度々。。。笑

居間の丸いテーブルに”つかまり立ち”しては、
お気に入りのアニメを観ながら、グルグル回って”つたい歩き”をする。
最近、その彼女の”つたい歩き”の「速度」が加速化!(@.@)

這い這いがあまり上手とはいえない彼女。
日本の実家にいたころ、後ろ向きに這っていたのが、最近になって、やっと、前進できるようになったかな…?


女の子だからか?、おしゃべりが多く、私と夫が、日本のトレンディドラマを真剣に観ている中、
彼女は、ひたすら私たちに話しかけて、解説をする。


目新しいものを見つけては、すぐに人差し指で、チョコッと触り、「これ、なんだろう?」と考えて、
手に持とうと試み、挙句の果てには、口に入れようとする。

それが、「赤ちゃん」というもので、
来月で、満1才を迎える娘を、毎日、成長観察するのが、本当に楽しい☆

一昨年の暮れ、妊娠していることがわかって、エコ検査で、初めてモニターを通して、
娘の姿を見てから、自分の身体の変化に一喜一憂しつつ、マタニティ生活を過ごしたのも、
貴重な思い出となった。

2週間ほど予定より早く出産し、標準とはいえ、あんなに小さかった娘も、見る見る間に大きくなって、
日本に滞在した時、母と一緒に購入した靴も履けなくなって、この夏は、裸足で過ごしてる。

元々、お腹の中にいる時は、みんな裸で、靴どころか服もつけてないんだから…。

妊娠中は、夫に、自分の身体の変化や不調を伝えたとしても、
それを夫婦一緒に共有できなかったもどかしさがあった。

出産後は、
いつでも、どこでも、目に見えて、はっきりと娘の姿を感知することができ、
夫婦で、彼女について語り悩み工夫する「子育て」の共有を楽しむようになって、
お互い「親心」が少しずつ芽生えてきた今日この頃…。

ますます娘の成長が楽しみになってきて、ずっとこのブログを書き続けたいなぁ。


人差し指で、上手に、テレビのリモコンや電話のボタンを押すよー!


居間にある丸テーブルで、オモチャのカエルと一緒に遊んでる♪


ピンクの水着をきて、ハローキティのプールに入ったよ☆

楽しかった、大阪旅行

2012年06月01日 | 10ヶ月~11ヶ月
日本にいる間、弟夫婦に会うため、大阪へ遊びに行きました。
大阪を観光するなんて、何年ぶりのことだろう…。

今回、娘はまだ小さいので、実家の両親に彼女を預け、夫と2人だけで行く事にしました。

今まで、彼といろいろなところへ旅行した中で、娘と24時間以上離れることも初めてだったので、
なんだかフクザツな気持ちで、電車に乗り、大阪へと向いました。

日本の新幹線に乗るのが、ずっと夢だった夫は、その機会に恵まれ、本当に嬉しそうでした。

窓側に乗り、カメラを片手に、ひたすら移り変わる外の風景を眺め、時折、
「夢ではないんだ…」と感無量に浸りつつ、私が差し出したお菓子を食べていました。

大きな身体をした少年で、やっぱり、乗り物には興味があるんだなぁ。。。


そうこうしていたら、あっという間に大阪駅に着き、早速、目的地の大阪城へと足を運びました。


大阪城から歩いて1分も経たない目の前にあるホテルに荷物を置き、城の御堀周辺にあった屋台で、
名物の「たこ焼き」を食べました。

私は、2年も日本へ帰っていなかったためか?とても日本食が食べたくて、
特に「たこ焼き」や「お好み焼き」、「もんじゃ焼き」等といった庶民的な味が恋しく、
日本に帰ったら、飽きるくらい食べたかった…。笑

さすが、「たこ焼き」発祥の地、大阪!具の大きなタコが入っていて、美味しかった…。

この日は、晴天に恵まれ、春日和で、梅や桃の花も開花し、とても観光するのに最適な天候で、
お腹も満足になった私たちは、気分も良くなり、ゆっくりと大阪城を散策するができました。


日本の歴史や古い文化に興味がある夫は、日本国内各地にある城を観光するのが好きで、
今まで、広島城、私の地元にある城跡などを巡り、今回の大阪城を、ずっと楽しみにしていました。

しかし、3年前とは、少し違って、今回の彼は、大阪城に着いて見学者の多さを見た途端、
「僕は、お土産物を観て待ってるから」と、また、わがままを言い始めました。

私は、「あなたの為に、(別に興味もない)大阪城について来たんだから、中を見学しないと意味がないでしょ。」と、
怒り、彼の手を引っ張って、展示してある階に上がりました。

あらかじめ歴史の予習をしておかないと、楽しめない「お城めぐり」だったものの、
外国人の彼にとっては、日本の歴史を、間近で体験し、カメラで展示物を撮ったり、英語の説明文を読んで、
ずいぶんと楽しんでいました。

大阪城の見学者は、やはり、日本人より海外からの見物客の方が、目立っていました。

基本的に、日本史が好きな私は、今回、実際、歴史ある名所を訪れる機会に恵まれ、
いつもは、育児に追われる毎日を過ごしているのに、なんだか、学生時代に戻ったようで、
単純に観光を楽しむ事ができて、良かった☆


日本を離れ、長く海外生活をしていると、やっぱり、自分の生まれた国の良さや魅力を再発見する―。

夫は、日本が大好きで、自分の生まれたフランスと比べて、日本の方が優れている点があって、
そっちの方が良いなぁ~と、惹かれるものの、やはり、自分の国を嫌いになる事はできない。

フランス人、ヨーロッパ人(イタリア・ラテン系)として自分のルーツに「誇り」があるので、
いくら、妻が生粋の日本人であろうが、遠く離れた国から来たアジア人だろうが、何だろうが、
「自分」をたてる。

今回、娘が生まれ、里帰りをした際、感じた事は、
それぞれ、夫や、その家族も、私の家族・親類、知人の中ででも、
「相手の国に興味がある」なんてことではなく、「フランス人の夫見たさ」や「ハーフの娘見たさ」の人が目立った。


私は、夫と私の家族との間にできた「摩擦」に苦しんで、
私が2年ぶりに帰国した事や、外国で出産して、大変だった事なんて、ほとんど説明する機会もなく、
本当、悲しい気分になりました。

いくら、遠くの国から子どもを連れて里帰りしても、変わらない私の家族と、自分の事だけ考える夫の溝は埋まらず、
時間だけが虚しく過ぎていった…。

いい加減、こういった皆の好き勝手な行動に、ついていけず、
可愛い娘だけを連れて、近くのスーパーに買い物に行ったり…。


大阪城を見学した後、駅周辺で、夫とショッピングをしました。

花の金曜日の夕方にだったので、仕事を終えたサラリーマンやOL、学生などで賑やか。
以前は、母親や友人とこうやってショッピングしていた場所で、懐かしい気持ちになりました。


大阪滞在2日目。
朝起きると、雨が降っていました。昨日の晴天とは打って変わって、チェックアウトを済ませ、
弟夫婦と待ち合わせをした場所に行く頃には、強い雨が斜めに降ってくるほどの荒れ模様。。。

歩く事を断念し、タクシーを使って、待ち合わせ場所に行ったのが、正解だった!

弟夫婦と合流し、早速、弟のお嫁さんのお姉さん夫婦が経営しているイタリアン・レストランへと行きました。

食事は、グルメな夫を頷かせるくらい美味しくて、
時間が経つのを忘れるくらい話に花が咲き、帰りの新幹線に間に合わないんじゃないか!?と思うくらい、
バタバタと急いで、彼らと別れました。笑


楽しかった大阪旅行―。

帰りの新幹線で、窓から見える夕日がとてもキレイでした。




大阪城を背景に2人で記念撮影。
全然、頼んでもいないのに、おじさんが「写そうか?」と声をかけてくださった♪



御堀近くにあった桃・梅園では、ちょうど開花したばかり☆



イタリアンレストランで、食後では、私の娘、そっくり!?なカフェが登場☆