花南天 実る形を して重し (長谷川かな女)。
花だけでも枝が下がっていきます。実がつくと完全に下向きになってしまいます。
菜園に植えてあります。画像の右側に見えるのは、とうもろこし<2010-07-07>です。
メギ科、ナンテン属。常緑低木。原産地、日本・中国・インド。
学名:Nandina domestica(ナンディナ・ドメスティカ)。
Nandina は、この木の和名ナンテン(南天)に由来。domesticaは、「栽培された、馴化された、国内の」の意味。和名ナンテンの名の由来は、漢名の「南天燭」の略といわれてます。
果実はアルカロイドを含み、南天実(なんてんじつ)の名で生薬で咳止めの薬にしています。 葉は、南天葉(なんてんよう)という生薬で健胃、解熱、鎮咳などの作用がある。葉に含まれるシアン化水素は猛毒ですが、含有量はわずかであるために、危険性は、ほとんどなく、逆に食品の防腐に役立ちます。赤飯などのご飯の上に葉が乗せられたりします。