mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

雲南旅行⑨~昆明;雲南民俗村

2012-06-03 22:09:24 | 旅行

旅行3日目は午前中に雲南民俗村に行き、12;05の飛行機で大理に向かう予定です。

 今日は焼きそばとビーフンの中間の様な麺を中心に頂きました。

 

ホテルのロビーのテーブルに中国では珍しい、オアシスに挿したお花が置いてありました。
日本の友人がフラワーアレンジを学んでいるので参考の為に写真を撮っておきました。
Sさん、これが中国のフラワーアレンジですよ! 上海や香港ではもっと素敵に生けてあるかもしれませんが、普通の都市ではまだ珍しいです!

 

タクシーで8時過ぎに出発し40分ほどで到着する、タクシー代は34元也。

雲南民俗村には雲南25の少数民族ごとに村を建ててある。
タイ族(傣族)、ペー族(白族)、イ族(彝族)、ナシ族(納西族)、ワ族(佤族)、リス族(傈僳族)、ヌー族(怒族)、チワン族(壮族)、回族、ミャオ族(苗族)、シュイ族(水族)、ヤオ族(瑶族)、モンゴル族(蒙古族)、チべット族(蔵族)、ジーヌオ族(基諾族)、ラフ族、プーラン族(布朗族)、トーロン族(独龍族)、ハニ族(哈尼族)、ドアン族(昂族)、プミ族(普米族)、満州族、プイ族(布依族)、チンプオ族(景頗族)、アチャン族(阿昌族)と摩梭人(モソジン)家などの村がある。
民族団結広場、民族舞踊ホール、風味食品を建てられ、循環観覧車のような娯楽と飲食を一体化とする総合施設を用意し、各クラスの観光客へのニーズと好みが対応できる。

    

 門を入ると暫く「昆明故城」(昆明の旧い街並みを再現したもの)が続きます
此処には民族博物館や工芸品、お茶屋、旧い家屋などがありとても落ち着いた雰囲気です。

 

入場券を買いに行くと、60歳以上は無料との事で一人90元が浮きました。
売り場の近くには人待ち顔の民族衣装を着たガイド嬢がたくさん並んで居ました。

貸し自転車がありました。 100元と少し高めでしたが浮いたお金もあったし時間もあまりないので借りることにしました。 こんな時、中国では必ず押金yajin11(保証金)を取られます(今回は100元で合わせて200元です)。 そうでないとちゃんと返しに来ないのです。 自転車を返すと100元は戻ってきます。

係員の男性が説明をしてくれますが・・大丈夫かな!? 発車、オーライです!

 

【阿昌(アチャン)族】
雲南省徳宏地域に人口約2万8千人が居住し、チベット系。タイ族と深い交流関係を持ち、小乗仏教を信仰する。主として農業に従事しているが、刀作りの優れた集団としても知られる。長い間タイ族や漢族と混住してきたため、ほとんどのアチャン族はタイ語と漢語を話す

   

  

アチャン族の名は初めて聞きました。じっくり観て回りましたが家屋が高床式だったり、鶏が放し飼いにされていたり・・・目を惹いたのは「一村一品 伝統文化保護」と書かれた横断幕(下段中央)、一村一品と言う言葉は日本でも使われていますね! とても懐かしい感じのする集落でした。


【彝(イ)族】
イ族(彝) 四川、雲南を中心に広く分布し、人口は約650万人、チベット系。武勇を尊ぶことで知られる。独自の文字を有し、祭祀や治療を行うシャーマンが存在する。四川省凉山イ族自治州はイ族が最も集中しているが、雲南などにも多く地域ごとに独自の習俗を持つ。

    

村内では数人の村民が働いていました。 沢山のトウモロコシが干してあって沢山の酒の甕が置いてあったので「トウモロコシのお酒を造っているのですか?」と尋ねると、手招きして試飲を勧められたが私たちは酒を飲まないと断ると今度はお茶を勧められて困った。 室内の様子は概ね右2枚の写真のようでした。

皆さんが笑顔で接して下さりとても楽しい! 驚いたのは日本語で話しかけてくれた人のいたこと。 時間が許せばもっと話して居たかった。 彼らももう行くのかと残念な様子だったので残念でした。

村内にはよく剪定された立派なブーゲンビリアの木もありました。 本当に気持ちの良い集落です。

 

道すがら 

   

象さんが朝ごはんを食べていました。
牛さんはお散歩?ではありませんね。 御出勤でしょう!
何族の物か分かりませんが、素敵な風情の家がありました。
大理の「三塔」にそっくりです。

 

【納西(ナシ)族】
雲南省を中心に四川、チベットにも分布し、人口約27万人、チベット系。トンパ教を信仰し、象形文字で多くの詩歌、宗教経典などを記録してきたトンパ経は民族学の資料として価値が高い。また納西古楽を伝承しており、多種多様な楽器を有する。

   

ナシ族は後に訪れる、丽江lijiang41に多く、ショーを見物しました。

 

 大きな池があってその畔を通って行くと装族の集落に近いようだったので、私は自転車を下りてお夫と別れる。 

橋があってその上では2組の方が太極拳?をしていました。 奥のお祖父さんはカセット持参でしたが、私が通り過ぎる頃には中国語の「北国の春」が流れてました。 この曲はいまだに絶大な人気を博しています。


【装(チワン)族】
広西チワン族自治区を中心に人口約1560万人を擁する、中国の少数民族中最大の人口を有する民族。漢族との交流が長く、黄、陸、莫、僮などの漢字姓を名のるのが特徴的である。歌によるコミュニケーションを大切にしてきた民族として知られる。

  
夫と門の前で待ち合わせたが、時間が気になるらしく素通りする。
 写真は私が裏門から入って通り抜ける際に写したものです。

【蒙古(モンゴル)族】
内モンゴル自治区を中心に広く分布し、人口約480万人。1947年に中国で成立した最初の少数民族自治区である。16世紀に導入されたチベット仏教とシャーマニズムが併存する。遊牧は減少している。歌と舞踊を愛好する民族である

   

パオの中。 成吉思汗の写真や生活を偲ばせるものが展示されてあります。

 

【白(ペイ)族】
雲南省大理を中心に人口約160万人、チベット系。古来王朝が栄えた地域。建築技術に優れ大理三塔は有名。仏教徒であると同時に、道教の影響も強い。村落の守護神「本主」の信仰にまつわる芸能が盛んである。

   

外見は白い壁で落ち着いた感じですが、室内はとてもカラフルで華やかです。

 

【苗(ミャオ)族】
貴州省をはじめ湖北、湖南、広西など広い地域に分布し、人口は約730万人。銀の飾りを多用した民族衣装、歌垣や竜船競渡などで有名。祭りには大小の芦笙が登場する。地域によって特色ある文化を有し、女性の服装によって、青ミャオ、花ミャオ、白ミャオに分類されることもある。

  

集落の中に教会があったのには驚きました。 苗族はクリスチャンなのでしょうか?

 【回(フイ)族】
回族は寧夏回族自治区をはじめほぼ中国全土に分布し、人口約860万人。唐の時代に移住したアラビア人、ペルシア人が源流で、イスラム教徒。その歴史的形成が複雑で、長い間苦難に満ちた歴史を歩んできた。芸能の面でも地域差が著しい。

本当に時間が無くなってしまいました。  ここへは飛行機待ちの時間に来れる飛行場に近い観光地として選んだのですが、私的にはショーを観るより直に少数民族の方たちと触れ合って色んなお話のできるこの様な場所でゆっくりした方が楽しいのですが・・・実際に来て見ないと分からないこともありますので仕方がないですね。 
でも、夫と二人乗り自転車に乗って観光できてとても楽しかったです

 

これから飛行機で大理に向かいます。


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2 コメント

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纳西族?~! (潇艺Stella)
2012-06-05 17:12:40
母が教えているクラスの中で、大部分の子供たちは纳西族ですよ~みんな漢族人とぜんぜん違います。
気がつきましたか?你看出来了吗?
ステラさま (モコポリ)
2012-06-05 18:27:52
丽江で納西族の民族芸能のショーを観ましたが、とても素敵でした。
司会役の男女は二人は英語もペラペラですご居なぁと思いました。
どんな違いがあるのかな!?

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