記事追加！〔史上最低〕２０ミリの基準を超えても安全だと言い張る高木文科相〔必見〕

官邸が圧力をかけて小佐古教授の会見をつぶしたようです。

「３０日の会見で、原子力安全委員会事務局の加藤重治内閣府審議官は、基準自体は
妥当とする考えを示した」という報道があるようですが、

撤回要求集会の中では、

「20mSvを基準とすることは、安全委員会は認めていない」
「基準は子供と大人を違うものとみて、成人と同じとしていない」
「内部被曝を重視するように、文科省にも伝えている」
「4人の安全委員は、子供が20mSv浴びることを誰も許容していない」

という発言があり、２０ミリシーベルトは政府が勝手に決めた根拠の無いもののようです。

小佐古教授には全てを暴露してもらいたいところですが、政府にとっては相当まずい
ことのようです。露骨に圧力をかけてきました。

これは国会に参考人として招致して明らかにしてもらうしかない。

〔撤回要求集会の模様はこちらでどうぞ〕

http://www.youtube.com/results?search_query=20%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E6%92%A4%E5%9B%9E%E8%A6%81%E6%B1%82%E3%80%8C%E6%96%87%E7%A7%91%E7%9C%81%E3%80%81%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E5%AE%89%E5%85%A8%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%E3%81%A8%E3%81%AE%E4%BA%A4%E6%B8%89%E3%80%8D&aq=f

【「老婆心ながら守秘義務」と官邸、小佐古教授に】読売新聞 5月2日(月)23時14分配信

　東京電力福島第一原子力発電所の事故対策を巡り、４月３０日に内閣官房参与を辞任した小佐古敏荘(こさことしそう)・東京大学教授が２日夕に予定していた報道関係者向け説明会が中止された。

　民主党の空本誠喜・衆院議員によると、小佐古教授が官邸から守秘義務の指摘を受けたことが、中止の理由だという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110502-00001026-yom-soci

原子力安全委、文科省を批判


原子力安全委員会が会見で文科省を批判したようです。
一方、文科相の高木は「説明に気をつける」と答えていますが、
説明できないのは根拠がないからでしょ？

___________(以下初回投稿の記事2011-05-01 18:47:01)______________

子供の体内被曝　原子力安全委員さえ驚く文科省の安全基準


この動画は凄いですよ。酷い質疑はこれまでいくつも紹介して来ましたが、
これほどレベルの低い答弁は見たことがありません。私が見た中で最低レベルかもしれません。

質疑は４月２７日のもので、その後、原子力安全委員会が「学校の基準は妥当」と
判断したようですが、審議も開かず、議事録も無く決めたと報道されています。

動画を見れば、学校の安全基準がいかにいい加減に決められているか分かっていただけると
思います。ぜひ、多くの方に見てもらいたいです。

2011年4月27日 (水) 文部科学委員会 　宮本岳志(日本共産党) の質疑。

宮本「福島県の中学で５０ｃｍでの計測値が４．１マイクロ/時となっているところが
　　　あるが、活動が制限されていないのはどうしてだ」

高木「地上１ｍの測定値は３．７マイクロで、規制を下回った。
　　　身長が違うから小学校以下は５０ｃｍ、中学校は地上１ｍの測定値を使う」

宮本「どちらかの数値が３．８マイクロを超えたら規制すべきだと思いませんか？」

原子力安全委員会（参考人）
　　「私達が文科省と行なった話し合いの中では校舎内外問わず、規制値を上回れば
　　　規制の対象とすると聞いています」

宮本「おかしいじゃないか」

高木「ＧＤＧＤＧＤ・・・・・言い訳」

宮本「もう一度意見を求めて下さい」

ここまでも十分に酷いのです。学校の基準は原子力安全委員の助言を受けて決めた
はずですが、話が全く食い違っています。おそらく相談していないのでしょう。

この後、土壌の話になりますが、もっと凄いことになります。

宮本「４月１４日に行なわれた調査の結果を答えて下さい」

高木「ヨウ素１３１が３７００ベクレル/キロ、セシウム１３４が８６００Ｂ/Ｋ
　　　セシウム１３７が９９００Ｂ/Ｋ」

宮本「この保育園は空間線量の測定値が３．０マイクロだから活動が制限されていない

　　　この保育園の土壌放射線の値はヨウ素で吸収する場合、シーベルト換算で２７マイクロ
　　　シーベルト、セシウム１３７で３８６．１マイクロとなる。

　　　空間線量では３．８マイクロ以下だが、土壌にはこれだけの蓄積がある。
　　　セシウム１３７が１キロあたり５０００ベクレルを超える学校はいくつある？」

高木「幼稚園４、保育所４、小学校８、中学校２、特別支援学校１で計１９校」

宮本「土壌汚染を考慮して基準を再検討する必要はないのか」

高木「影響はきわめて小さい。夏休み終了までの期間、モニタリングを継続していく」

宮本「参考人に聞くが、影響は小さいのか」

原子力安全委員会「小さいとは思わない」

高木「ＧＤＧＤＧＤ・・・・・関係ない言い訳」

　　　～速記停止～

高木「ＧＤＧＤＧＤ・・・・・関係ない話」

　　　～速記停止～

宮本「答弁できないからもういいです」

【審議２時間で「妥当」判断　原子力安全委、学校基準で】

2011年4月30日 22:09
　福島第１原発事故で、文部科学省から小中学校などの屋外活動を制限する基準値への助言を求められた国の原子力安全委員会（班目春樹委員長）が、正式な委員会を招集せず、助言要請から約２時間後には「妥当だ」との助言をまとめ、回答していたことが３０日、関係者の話で分かった。

　安全委事務局は「臨機応変の対応だった」と反論するが、正式な委員会が開かれなかったため議事録も作られておらず、助言までに至る議論の内容が確認できないことも判明。審議の検証ができなくなった異例の事態に「国の政策を追認しただけだ」と批判の声が上がっている。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/239778

【校庭２０ミリ・シーベルト規制「妥当」…安全委】

　年間２０ミリ・シーベルトの放射線量を上限に福島県の保育園や幼稚園、小中学校の校庭利用を認める政府の方針に抗議して、小佐古敏荘(こさことしそう)内閣官房参与が辞任をした問題で、原子力安全委員会事務局の加藤重治内閣府審議官は３０日、福島第一原発の事故対策統合本部の共同記者会見で、「線量をできるだけ低くする努力は必要」としながら、基準自体は「国際放射線防護委員会（ＩＣＲＰ）の考え方に基づいている」と述べ、妥当とする考えを示した。

　文部科学省も当面は現行の基準を続ける考えを示したが、福島県生活環境部の佐藤節夫部長は３０日、「地元は不安が高まり、何を信用していいのか、ということになりかねない」と、政府の混乱ぶりを批判した。

（2011年4月30日20時49分 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110430-OYT1T00647.htm

〔学校の安全基準に関する当ブログ関連記事〕

〔必見〕高木文科相が驚愕のバカ答弁　衆院 河井議員（110427）2011-04-28 08:03:52
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/d4f7e3b6e43211184f05d4e96007a19f

「子供の健康よりメンツが大事」陳哲郎の答弁を振り返る(参院　佐藤正久110421)2011-04-22 09:00:30
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/5c5a30545c85862fd1eb375a57d93aeb

武田邦彦さんのブログ　なぜ２０ミリシーベルト？(参院　佐藤正久110420)2011-04-21 00:09:52
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/8133815fb14f4c4b5f0c4387c63f5c2b