花遍路

山登りの徒然にとりためた写真をご覧ください。

100925 晩秋の美瑛丘陵 4

2010-09-29 09:43:20 | Weblog
今朝の札幌、抜けるような紺碧の空に時折雨粒が頬に当ります。雨粒に催促されて仰ぎみた中空には、半月と虹が見事な二重奏を演じていました。何か得をした感じの朝です。
天気を確信して、出掛けた旭岳でしたが、結局思い叶わずで、せめての思いで立ち寄った望岳台も、周囲の山々にはガスが纏わり付き、僅かに山裾が望見できる不望岳台と化し厳しい晩秋の顔を見せて居ました。、ガックリ気落ちした途端、空腹を感じました。札幌までの道中、明るい中に走りたいので、初雪踏みは諦め四季彩の丘の名物コロッケ定食で遅い昼食を済ませ帰宅しました。


富良野岳に纏わり付くガス、初雪・初冠雪は相当下部まで下りていました。望岳台ならぬ不望岳台から。


望岳台での僅かな彩り、オンタデの花。


オンタデの紅葉。花の咲く頃はイワブクロ・ミネズオウ・コケモモなどで賑いますが、今は荒涼とした溶岩台地です。


シラタマノキ、


四季彩の丘 1。


四季彩の丘 2。


四季彩の丘 3。

100925 晩秋の美瑛丘陵 3

2010-09-28 11:48:07 | Weblog
旭岳裾合平から美瑛の丘巡りに予定を変更して、丘陵西方のパッチワークの丘から、東方のパノラマロードの展望の丘と、ウロウロしながら天気の回復を待ちましたが、回復の兆しは一向に現れません。折角白金温泉近くまで移動していましたので、十勝岳望岳台の眺望に合わせ、近頃話題の「青い池」にも立ち寄る事を思い付き、白金温泉に向かう一直線の白樺街道に入りました。池への砂利道への入り口は、分かり難く見落とすと聞かされていましたが、駐車場まで整備され、シッカリ観光スポットしていて、入口を見失う心配は杞憂でした。


豆の収穫風景、パノラマロードの丘。


収穫後のトウキビ畑、パノラマロードの丘。背景の山波は左より美瑛富士、美瑛岳、十勝岳、上ホロカメトックの十勝連峰。


十勝連峰の中核美瑛岳2,052,3㍍と十勝岳2077㍍、パノラマロードの丘から。


ヒマワリ畑と十勝連峰。


青い池1、白金温泉付近の美瑛川沿いの人工池。


青い池2.




100925 晩秋の美瑛丘陵 2

2010-09-27 09:15:37 | Weblog
パッチワークの丘から新栄の丘へ。
朝方の空模様から、旭岳裾合平歩きは、天気の回復を待つ事にして、時間稼ぎに回遊した美瑛丘陵は、スッキリした眺望では在りませんでしたが、大雪から十勝迄の連峰は、何とか指呼出来る程度の視界が広がっていました。そんな天気も時間の経過とともに、ガスが湧きあがり、結局のところ旭岳の新雪踏みは、諦める事になり、終日美瑛の丘をウロウロ走り回るはめになりました。



親子の木、北側のビート畑から。


親子の木、南側のマメ畑から。


秋蒔き麦畑。


霞むパッチワークの丘。生憎の薄ぼんやりした天気で、秋の清澄な風景は望むべきも有りませんでした。


ヒマワリ畑。畑に鋤き込む有機肥料です。


セブンスターの丘。


初雪を頂く十勝岳2077m、十勝連峰の主峰です。新栄の丘から。


コスモスの咲き乱れる新栄の丘。



100925 晩秋の美瑛丘陵 1

2010-09-26 11:12:00 | Weblog

昨日、好天を期待して恒例の「初雪踏み」に日帰りで出掛けました。金曜日夜の天気図では、移動性の高気圧にスッポリ蔽われる見込みでした。準冬山装備で、暗いうちに家を飛び出しました。旭川の手前までは何とか成りそうな天気模様でしたが、盆地の旭川に入り山に近ずくに連れ、雲量が増え出しました。気温も10度を下回っているようです。そこで急遽予定を変更、美瑛丘陵で時間を調整、天候の回復を待って旭岳の姿見の池を周遊する事にしました。結果は天気は時間の経過とともに徐々に雲が増え、旭岳の初雪踏みならず、美瑛の丘巡りでお茶を濁し、夕方早目に帰宅しました。考えるに台風崩れの低気圧からの暖気が、大陸生まれの冷たい気団に冷やされたのと、西から東への天気の移動が速かったのが、見込み外れの要因かとおもわれます。秋の天気占いは難しいですね。夏の暑さと急激な寒気団の襲来で今年の紅葉は外れかなと思っていますが・・・・。


初冠雪の十勝連峰、左端オプタテシケから右端富良野岳、中央一際白いのが主峰の十勝岳。


同じく初冠雪の旭岳、北海道最高峰2290、3㍍です。


十勝連峰の最高峰十勝岳2077㍍(右)と美瑛岳2052㍍(左)。


北西の丘展望台。パッチワークの丘の中核ポイントです。


靄に煙る丘陵、豆畑。


靄に煙る丘陵、キガラシ畑。

101022 藻岩山麓、路傍の花と実

2010-09-22 16:26:41 | Weblog
つい先ほどのニュースで大雪山系に初雪が積もったと報じれれました。例年より一週間遅れとの事ですが、九月の上旬から中旬に懸けて舞う初雪の便りが無いまま、いきなりの積雪ですので、今年の秋は遅く来て早目に去りそうな気配が、感じ取れます。
数日前から朝の散歩に長袖を着始めてはいましたが、日中の気温が高く夏の暑気の頑張りにウンザリしていただけに、雪の便りは例年より強く感じられました。この秋は遅く来て足早に去って仕舞いそうな気配です。
朝の散歩で藻岩山麓に道筋に野葡萄がぶら下がっているのを見つけ、昼から撮ってきました。山麓の路傍の花は、夏と秋が入り混じっていますが、急ぎ足の秋に戸惑っているようです。


コスモス、秋の定番の花です。


クズの花。


ミズヒキ。


ツユクサ。


クサノオウ。


ノブドウ。


オニグルミ。


クサギの実。

100915 北大構内歩き ②

2010-09-17 13:57:48 | Weblog
昨夕から少し雲が出て、少しくお湿りもありましたが、今日も朝から青空一杯です。気温は多分25℃を超え夏日になるのでしょうが、吹き渡る風は大陸生まれの乾いた秋風です。大雪の紅葉もウラジロナナカマドが黄色に色付き始めたとの事、例年に比べ一週間の遅れです。これから紅葉前線は一気に山腹を駆け下り山頂から初雪の便りが届きます。秋は何かと慌ただしいです。


フランス・ルネッサンス様式建築物、古河記念講堂。


広大な構内を南北に縦断する幹線道路。北から南を展望。


紅葉の先陣、エゾヤマザクラ。大野池付近で。


秋の定番植物ススキ。大野池畔で。


札幌農学校第二農場(モデルバーン)。


収穫室、穀物庫ほか。


模範家畜房(モデルバーン)。


牧牛舎。


100915 北大構内歩き ①

2010-09-16 14:15:18 | Weblog

このところ、札幌は朝晩の気温が15℃前後まで下がり、長袖を引っ張り出し着用し始めました。最も日中は25℃を超え夏は、未練がましく居直りを見せてはいます。街中には、掻き氷の幟を見かけますので、夏と秋がない交ぜと云った所でしょうか。そんな中、昨日友人と北大構内を、北から南へ縦断してみました。構内の緑陰も濃から薄へと着実に移ろいはじめていました。


著名なポプラ並木。此処数日連日の晴れで昨日も辛うじて夏日でしたが、空は秋でした。


ポプラ並木からの南望、垣間見える煉瓦造りは農学部です。


ポプラ並木脇のハギ、風に揺れるので、苦労させられました。


大野池畔のエゾミソハギ。


総合博物館の玄関アーチ。

ご存知北大創設者クラーク博士像。

100902 豊平川畔の秋色探し

2010-09-02 10:27:37 | Weblog
この夏の暑さは、北海道も例外でなく、各地で真夏日・猛暑日の記録更新が続いています。例年ですと、8月15日の旧盆を過ぎると、グンと朝晩の気温が下がり秋の気配を感じ取れつますが、今年はお盆過ぎてからの残暑が強く残って、夏前半の日照不足を補い、稲の作柄はとうやら持ち直したそうです。それにしても北海道でも熱中症で医療機関のお世話になる方が出るとは・・・・。今朝も気温は高めでしたが早朝の冷気に誘われ、秋の気配を探しながら豊平川畔を散歩して見ました。


秋の先兵でしょうかウロコ雲が浮かんでいますが、地上の温度は23℃で、この時期としては異常に高いです。



紅葉を先取りして、一際目立つニシキギ。



オオイタドリ(雌花)。この夏、何故か雄花に勢いがあり、其処かしこに群れ咲いていました。此処にきて漸く雌花が咲きだしましたが葉は既に黄変し始めています。


此処を先途と咲き誇るムクゲ。


花期はとうの昔に終わりましたが、何故か一枝花を咲かせていたタニウツギです。


アカツメクサ。春先から秋遅くまで堤防内で咲き続けて呉れる強靭な花です。


北海道を代表する名花、ご存知のハマナシです。最盛期は過ぎ去りましたが頑張っています。


ハハマナシの実。


ノラニンジン。炎天下の河原を清楚に飾ったノラニンジンですが、今は枯れ穂です。