花遍路

山登りの徒然にとりためた写真をご覧ください。

0907 ニセコ・積丹巡り ⑧

2009-07-30 06:32:17 | Weblog
積丹半島へ

積丹半島巡りは半島の付け根、神恵内から時計回りに最大の眼目「神威岬」を探勝し、残すはお昼の食事と、もう一つの岬、積丹岬を回るだけになりました。
泣き泣き持ち堪えたいた雲行き、そう長くは持ち堪えそうにありません。取り敢えず雨になる前に積丹岬にと衆議一決、積丹岬に向かいました。
急ぎ足の積丹岬でしたが、雨の降る前には車に戻り、名物の海鮮料理で遅めの昼食
を摂り、札幌への帰路に着きました。不順な天候の今夏にあって、貴重な日差しに恵まれ感謝感謝の旅でした。


カムイ岬遊歩道から裏積丹「賽の河原」を望む。


カムイ岬遊歩道から表積丹を望む。遠く霞む影は積丹岬です。

エゾルリトラノオ。カムイ岬遊歩道で。


ハマエンドウ。カムイ岬遊歩道で。


積丹岬。駐車場から暗く狭いトンネルを歩いた目の前に広がる絶景は印象深いものがあります。

0907 ニセコ・積丹巡り ⑦

2009-07-29 09:07:17 | Weblog
積丹ブルー

今回の積丹半島巡りの目的の一つに、積丹ブルーと呼称されるコバルトブルーに染め上げられた海面を眺める楽しみがありました。神威岬へのゲート付近では、パラパラと雨粒が、頬を叩く生憎のお天気模様でした。多少の雨は濡れ覚悟で神威岬へ歩き始めました。遊歩道の中間点辺りで弱い日差しがあり、思い描いた積丹ブルーでは有りませんでしたが、その片鱗に目を輝かせ、とりあえずの満足感を味わいました。


積丹ブルー 1、岩礁と白波。


積丹ブルー 2、エゾノヨロイグサ。


積丹ブルー4、エゾノヨロイグサ。

積丹ブルー 3、ハマナシ。


0907 ニセコ・積丹巡り ⑥

2009-07-28 05:10:48 | Weblog
カムイ岬

岬へのゲートには、古からの伝承の「女人禁制」の扁額が掲げられています。
裏積丹の「賽の河原」の名称と合わせ考えると、精進潔斎、死をも厭わぬ覚悟を持たねば、往来できなかった程の難路だったのでしょう。今の遊歩道が整備されぬ以前は、岬の付け根から東側の海岸を岩伝いに歩いて岬へ、途中の手掘りトンネルはクランク状に掘られていました。そして岬手前の鞍部までジグザグ道で登る一汗かかされた難路でした。


カムイ岬遊歩道。


カムイ岬。


カムイ岬灯台、明治21年8月26日建設。

0907 ニセコ・積丹巡り ⑤

2009-07-27 04:20:29 | Weblog
カムイ(神威)岬遊歩道

積丹半島突端カムイ岬へは、駐車場を起点に往復小一時間もかからない距離です。この間、足許の左右は切り立った懸崖で、云う処の「蟻の戸渡り}のやせ尾根です。危険箇所は鉄製の踏み板手摺で、シッカリとガードされていますが、足許が不如意な方は途中から折り返されます。風の強い時は遊歩道入口のゲートが閉鎖されます。この日は無風で穏やかな日和でしたが、日差しには恵まれず期待の「積丹ブルー」の発色が、今一だったのが残念でしたが、海浜植物が歩き進む先々に、花を咲かせて迎えてくれましたので、余り贅沢を言うと罰が当たりましょう。


来し方の裏積丹を望む。カムイ岬への遊歩道から。



ハマフウロ。


ノコギリソウ。



エゾノカワラマツバ。


ツリガネニンジン(トトキ)。


ハマヒルガオ。

0907 ニセコ・積丹巡り ④

2009-07-26 05:24:55 | Weblog
積丹半島巡り~裏積丹(神恵内~沼前)

積丹半島は北海道の西側、日本海の北方に向け突き出した岬です。奇形・断崖を巡らせた難所の連続と、冬季の季節風をもろに受とめる地形に加え海流も早く、昔から交通の難所でした。江差追分で「忍路・高島及ぶもないが、せめて歌棄・磯谷まで」の歌詞は人を寄せ付けない積丹半島を読み上げたものです。長らく人を拒絶して来た、さしもの難所も土木工事の進歩で、横腹を抉られ半島周回道路が完成しました。寡っては、陸の孤島と言われた港を巡航する船旅で眺めた景勝も、今はトンネルの闇の中で通過して、僅かにトンネルの切れ目で垣間見る絶景となりました。


神恵内海岸からの南望。


賽の河原(南側から)。積丹半島最大の難所でした。


賽の河原(北側から)


神威岬遠望。積丹半島の最先端の岬です。


神威岬(沼前地区)。表積丹(東側)から開鑿されて道路は、長らくこの沼前地区で行き止まりでした。


沼前漁港

0907 ニセコ・積丹巡り ③

2009-07-25 06:18:09 | Weblog
神仙沼(続き)

神仙沼の遊歩道は、左回りに旋回しつつ神仙沼畔に出ます。沼から少し戻り時計回りの逆に湿原を一周して往路に至り、駐車場に戻ります。ミズナラや這い松が混生する間を火山礫と湿地帯の木道を連ねた遊歩道は、車椅子の方でも訪れる様に整備され、隔世の感がありました。


神仙沼の高層湿原 1



神仙沼の高層湿原 2

ホソバノキソチドリ。花盛りでした。


エゾシモツケ。少数派で数株のみ目にできました。


タチギボウシ。


名称不明。秋の気配を思わせる雰囲気にシャッターを・・・・。


モウセンゴケ。


モウセンゴケ蕾。



0907 ニセコ・積丹巡り ②

2009-07-24 09:09:08 | Weblog
神仙沼の花。

ニセコ山中の神仙沼までの道中、晴れ間が時折現れマズマズのお天気でしたが、ニセコの山懐に入るとガスが棚引き始め、神仙沼駐車場は明るくは有りましたが、薄いガスの中でした。遅めの昼食後神仙沼遊歩道を歩き始めると、ポチポチと雨滴が顔を打ち始めました。大きく崩れそうにないと判断、雨具なしで歩き続けました。

今年の天候を表徴するようなグズグズ天気で、神仙沼からの帰り道は日差しが戻り、軽く汗ばみながらの散策でした。神仙沼期待のミツガシワの花には早いようでしたが、湿原にはそこそこの季節の花が見られ一同満足して、駐車場に戻りました。


神仙沼。


沼畔のチングルマ(穂)。


湿原のヒオウギアヤメ。


同じくトキソウ。尾瀬の花より一回り小振りの様に感じられます。


エゾカンゾウ。


0907 ニセコ・積丹巡り ①

2009-07-23 07:34:20 | Weblog
超不調なPCに、手を焼き何とかせねばと思いつつも、近所の仲間と20日~21日の1泊2日で、ニセコ・積丹を巡って参りました。帰宅してからがPCのご機嫌とりで大騒動、結局はリカバリーということで悪戦苦闘させられ、昨夜やっと修復できました。まだ手探りの面が有りますが、復帰1号版を順次アップ致します。


羊蹄山 1、喜茂別川畔で。出発時、薄れ行く雲に期待し、中山峠に向かいましたが、羊蹄山の眺望濃いガスで視界ゼロでした。峠を下るに連れ雲が切れ出しました。


羊蹄山 2、京極の街はずれで。秋空を思わせる空に魅せられて。


羊蹄山 3、羊蹄山麓「噴出し公園」付近で。期待のジャガイモの花はチラホラ咲きでした。


噴出し公園の湧水。


硫化する湧水。

090717 今年のタカネビランジ (続き)

2009-07-18 12:09:34 | Weblog
今年は本当に不順なてんこうです。今日も朝から厚い雲に覆われ、夕方から明日にかけて低気圧が北海道南部を通過、一雨ありそうです。
昨日、タカネビランジの開花に便乗して、庭の花を紹介させて頂きました。今日は便乗序でに、庭のその他の花々をアップいたします。狭い庭に野菜から実がなる木まで実用本位に植え育てているため、賑やかこの上ない庭便りです。


百合。数種類今はこの百合が元気です。


ボケ。春先のトップランナーです。既にピンポンボール大の実をつけていますが、不順な天候でまた咲き出しました。

カラント(フサスグリ)。口に含むと種が残りますが、甘酸っぱい野生の味と云ったところでしょうか。


ナデシコ。


ポピー 1。寄せ植えならぬ寄せ播きで何が咲きだすか楽しませて呉れます。


ポピー 2。

090717 今年のタカネビランジ

2009-07-17 14:44:06 | Weblog
昨日の後半から天気は、持ち直し始めました。大雪山系ではこの悪天候で、遭難事故が発生し多くの人命が失われおくやま誠に残念です。お悔やみ申し上げます。

天候不順な中、我が家のタカネビランジ、漸く咲き出しました。一番花は先週の留守中に綻んだのですが、悪天候に災いされたのか痛々しく歪んで見るに堪えない花姿でした。アップした二番花は元気で、今現在五つ程後続の蕾が膨らみ始めていますので、暫くビランジが楽しめそうです。カメラを持ち出した序でに娘宅の庭に今咲いている花々をアップします。


タカネビランジ。南アルプス特産種で岳友が採取した種を育てたビランジです。


タカネビランジ。未だ箱入り娘で昨年から土中に鉢を埋め込み、様子を見ていますが、株数が増え出して居ますので定植が出来そうです。


アカバナ。庭の片隅に密かに咲いていました。


ノコギリソウ。強壮な花で狭い庭の真ん中で群がり立ち上がって咲いています。


ブルーベリー、ブルーレカ。大粒の種類で先週から採取され、ご相伴にあずかっています。


ブルーベリー、ランコーカス。ブルーレカより小粒で実付きがよいそうですが、結構大粒でブルーレカに見劣りしない大きさで、そろそろ賞味出来そうです。