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テロと戦争

2003-03-30 05:58:00 | 日記
テロをやる人、戦争をやる人、どちらも嫌いだ。どちらも人を殺すことが好きだからだ。
正義を気取っても、主義主張を気取っても結局は人を殺すことになるからだ。

正しい戦争がないのなら正しいテロもない。テロの定義にはいろいろな解釈があるかもしれないけど。結局人の命を奪ったり危険にさらしたりすることは同じだ。主義主張をすれば、人を殺す者が聖職者になるのだろうか。

自分の利益のために戦争をするという事のほうが現実的だ。古来、戦争といえば集団の指導者が自分の縄張りを広げるためにやってきたと思う。利益といえば、物質ばかりではなく精神の利益も含まれるだろう。自分の考えに賛同するものばかりを増やすという精神的利益を求めるだろう。

テロも戦争も、どちらも自分の利益に反するものを排除、または屈服させようとする。自分の考えに賛同しないものは、悪とする。自分の考えを批判する者のいうことなど耳を貸そうとしない。自分の考えが通ればいいので他人の言うことなど理解しようとなどしない。理解しようとするふりはするかもしれないが。
結局二枚舌の連中ではないか。そんなことに誇りを持っているから、尚、始末が悪い。

人間の成長が最悪の事態が起こるまでに間に合うのだろうか。

チェイン・リアクション

2003-03-27 08:40:00 | 日記
どこの新聞テレビを見てもイラク戦争の報道をしている。まあ、今現在の状況を見れば仕方ないことだろうけど。

そんな中、インドとパキスタンが短距離の核ミサイルの実験をしたというニュースを聞いた。なるほど、インドとパキスタンは隣国同士だからお互いを意識してのことのようだ。
以前から、両国の核実験のニュースは聞いていたが、この時期にそんなことをやるとは、両国の緊張関係以外のものに触発されてのことだろうか?
世界の心配事は、悪の枢軸国のことだけではすみそうにない。フランスやドイツは、いまだ米英の軍事行動に批判的だ。一国の独裁者のために、世界全体が悪影響を被ることは、第二次大戦などの以前の戦争でわかりきっているだろう。

何も世界各国の関係だけに限らず、会社組織などの部署、個人の関係にも適用されることだろう。自分の周りの環境に照らし合わせても、それは当てはまった。あまりに露骨な独裁者は必ず処分されるのだが、悪になりきれずその本心を隠して良識派のような顔をして行動する奴は生き延びることがある。
確実な良識派の方が、数的に少ないことが多いようだ。

自分自身の考えで進む方向を判断するのがいいと思うが、それを実行するのはむずかしいことだろう。人間、孤立することを好む人は多いとは思えないからだ。

笑うセールスマン

2003-03-25 17:46:00 | 日記
日本在住のイラク人のインタビューを放映していた。
フセイン政権を支持しないということなのだ。20年も言えなかった、今だから言えるということだった。今度の戦争で絶対にフセイン政権が倒されると確信しているということだろう。
奥さんの家族親戚もバグダットに住んでいるということで、心配して電話をかけていた。

死亡した米英の兵隊の家族の心情はどうだろう。
自分にはとても想像できないが、第二次大戦で戦死した叔父の、家に宛てた手紙を何年か前に叔母が親戚の前で読んでくれたが、そのときには、普段気丈な叔母さんたちも目をつむって何かを思い出している様だった。
決してそれが、特に涙もろいということではなく、普通の人の持つ感情だということだ。
戦争というのは国単位でやるということだけではなく、人、ひとりづつを巻き込んでしまうということだろう。

この戦争で、利益を得るのは、軍需産業やら政権維持や石油などの利権を得る人たちだけであろう。
戦争産業で潤う人たちは笑いが止まらないかもしれない。
不幸な中でも一般の人に利益があるとすれば、国内外のイラク人たちが戦争による家族の心配をしなくてもすむようになることだろう。



良いニュース、悪いニュース

2003-03-24 07:49:00 | 日記
何だか悪いニュースの方が多いように思う。
パトリオットミサイルが英国軍の戦闘機を誤って撃墜したりとか、米軍の兵士が捕虜になってその中に女性兵士が含まれているとかだ。女性兵士は本来地上戦には配置されないということなのだが。
それ以上にイラク国民の犠牲者がどれくらいなのかわからない。
いくら首都バグダットに米英軍が迫っているとかいっても、それだけで戦争が終わりに近づいているというわけではないだろう。
イラクが米兵の捕虜のビデオを放送したといってジュネーブ協定違反だというが、イラク軍の投降してきた兵隊のビデオが頻繁に流されていたように思うのだが。

いくら正義を掲げて最新の兵器を使っているからといっても実際に戦闘するのは人間で、ミスも起こり犠牲者が出る。生々しい死人や、戦闘の跡の映像が放映されて、行方不明や戦死の報告がされる。
日夜、戦闘の実況中継がされて、テレビの視聴率も高いだろう。これを見て、戦争に嫌悪感を抱く人や、反戦を訴える人が多くなるだろうが、それでも戦争に賛成する人はいるだろう。

私たちが気をつけなければいけないのは、勇ましさを気取った人や、そういう人に引っ張られて行動してしまうことだろう。

戦争反対!!

2003-03-21 07:58:00 | 日記
といっても、もう始まってしまった。
世界で一番偉い人はどうも戦争好きなようだ。さしてイラク国民のことを真剣に考えているとは思えない表情で宣戦布告なさっていた。
ここまでなる前に何かできることがあったんじゃないか、と思ってももう後の祭りだ。
いまさら何を言ったところで評論家にすぎない。始めてしまったのだから早く終わらさなければならない。始めた本人たちも早く終わらせるつもりだろうけど。

対する攻撃された方の偉い人はどうだろう。
亡命する猶予を与えられたのに、勝ち目のない戦争を受けてたってしまった。自分だけは生き残れると思っているのだろうか。国民の前で空に向けて銃を撃ったりと何だか印象の悪い人である。
テレビでアメリカとイラクの若者が衛星中継で対談するという番組をやっていたが、アメリカの若者はブッシュ大統領のことを批判するが、イラクの若者はフセイン大統領のことを批判しないと解説されていた。
このことからも、フセインさんの印象は悪くなってしまった。

指導者が独善的であったり独裁的であったりすると組織全体は、損失を被るということだろう。ブッシュさんは、湾岸戦争の時のお父さんよりも、世界各国から戦争の同意を得る努力をしなかったようだ。
湾岸戦争の時、テレビのインタビューで、、米兵が「今度の戦争は正しかったか?」と聞かれて、「戦争に正しい戦争なんてない。しかし、この戦争はやらなければならなかった。」と答えていたのを思い出した。

アメリカは戦争をビジネスのごとくやる国なのだ。そんな国に勝つにはやはり、ビジネスしかない?