
先日、朝の散歩で浜北区宮口の「庚申寺」に寄ってきました。
写真は、庚申堂拝殿。
遠州地方は、もともと庚申信仰が盛んな地であったようで、
この庚申寺はその中心的存在だったようです。
以下、Wikipedia より。
◎庚申(こうしん)信仰
◎元になっている中国道教の三尸説(さんしせつ)
ここは建物、仏像、絵馬などなど見所は多いのですが、
今回の目的のひとつとして、おさるさん。
「庚申寺」の別名は「申寺(さるでら)」ですから。

庚申堂拝殿の真ん前に、堂々とおられました。
やけに新しいと思ったら、平成生まれだとか。(大改修記念に安置)
そして横には、こんな説明書きが。
「猿は庚申さまのお供といわれています。
あなたの願いごとを心に念じながら 珠を撫でて下さい。
庚申さまに通じ御利益をうけられます。」
なるほど、大事そうに大きな珠を持ってますね。
このお猿さん「宝珠猿=お願い猿」と言うんだそうです。
せっかくなので、家族の健康をお願いしながら珠を撫でてきました。
ありきたりですけど。
実は、このお寺にはまだ猿がいます。
入口にあった山門の上。

四隅に乗った四匹の猿たち。
お馴染みの「三猿=不見猿(写真右上)、不聞猿(左上)、不言猿(右下)」と、
残りのもう一匹は、やはり「宝珠猿(左下)」でした。
大事そうに宝珠を抱えていますね。
今年は、静岡県内(東部)で猿出没騒動。
このあたりでも昨年だったか猿が出て、小学校からも緊急連絡が回ったり。
どうせなら、こういう御利益のあるお猿さんがいいですねぇ。
...と思う、申年生まれのししまるでした。
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