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野球は九回二死から

2008年08月13日 | 中日ドラゴンズ
ドラゴンズは43歳の200勝投手山本昌弘、広島は将来のエース候補と期待の高卒2年目の前田健。「歳の差ダブルスコア以上」の先発対決でプレーボール。観客が平日ながら24898人。外野には立ってた人もいたし、広島市民球場としてはかなりの大入り。

先に崩れたのは若い前田の方。3回にこの回の先頭打者・投手山本昌に四球、続く井端にも四球で無死一、二塁。デラロサが倒れた後、不振に喘いで二軍落ちしてたイビョンギュが右中間スタンドに飛び込むまさかの(笑)ホームランでドラゴンズが三点先取。

前田健投手はなおも二四球を出し、ここでKO。このチャンスに井上がタイムリーで追加点を奪い4-0。

その裏、すかさずカープも反撃。石原のバックスクリーンへの本塁打(まあこれは広島球場だから入った当たりだが)で一点を返す。さらに一死一、二塁からピッチャーゴロを併殺を焦った山本昌が何と二塁に悪送球してさらに一点。しかしここでなお続いた一、二塁のピンチでアレックス、栗原の三、四番を抑えて自分で傷口を防いだのはさすがにベテラン。

その後はドラゴンズの打線が例によって(笑)沈黙。特に五回の無死一、二塁のチャンスに6番の中村紀にバントは…ノリは送りバントを決めたものの、続く井上が敬遠され(そりゃそうなるよな…)打率が2割1分を切りそうな谷繁は三振、投手の山本昌はバットに当てたが遊ゴロで無得点…あそこは最近当たってないとはいえ、チームで一番チャンスに強いノリに打たせて欲しかったが。

こうなると相手に流れが行ってしまう。その裏、和田がレフトへのフライを追い付きながらも落球。ランナーを三塁まで進められた後、小窪選手に犠牲フライを打たれて一点差に…。

懸命に踏ん張っていた山本昌だったが、八回二死から四番栗原に痛恨の一発を浴び遂に同点。

四連勝中のカープファンは大騒ぎで広島球場は一気に盛り上がる。


しかし我輩は意外と冷静に受け止められた。点に繋がる致命的なエラーを二つもして追加点も取れず、ここまでリードしてた事自体がおかしい。このまま一気に逆転までされたら万事休すだが、同点で止めておけばカープはここまで小刻みな継投で投手を5人も使ってたのに対して、ドラゴンズはマサが一人で投げてきた。九回は一番の井端から打順が始まるし、まだチャンスはあるとみてた。

マサは同点までで凌いだが、九回表のドラゴンズは最近好調の横山投手の前にアッサリ二死に。打席に3番イビョンギュ。さすがに二発目はないだろう。延長を覚悟したその時、まさかの(笑)二発目のホームラン。

二軍でも打率は1割台なのに…よく分からん人だなぁ。但し広島戦だけは3割打ってる「好相性」のデータが残っており、過信はできませんが…(今までが今までだけに)。

九回は五輪期間中の「暫定ストッパー」浅尾かと思いきや、左の高橋聡文。カープが左の代打の切り札・前田智徳を温存してたので事前に持ち駒を封じたのでしょう(この辺の駆け引きは面白いね)。そういや七回に緒方孝市が代打に登場した時の歓声も凄かった。

高橋は期待に応えて三者凡退に切り、ゲームセット!九割の沈黙に一割の歓喜。激アウェーならではの醍醐味を味わえて満足でした。


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