祝杯をあげる日の為に~パニック闘病記~

病気を克服し完全社会復帰をするまで
もがき苦しむ日々の記録

ダメ人間

2011年05月09日 | Weblog
最近何もやる気が起こらない事が多い
やるべきことはたくさんあるのに
無駄に時間を過ごしてしまい自己嫌悪に陥る
仕事すら後回しにしてしまう
自分にイラつき焦りそして悲しい

このブログすら気が重い
気力を振り絞ってパソコンに向かっているが
症状に大きな変化はなく毎度毎度ワンパターンを繰り返す
意味のないブログなんてやめてしまった方がいいのかもと
今はそういう気分


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娘との衝突で

2011年04月08日 | Weblog
震災後初のブログ更新
実は二月下旬に仕事のプレッシャーから精神状態が急降下し
かなり落ち込む日々が続いていた
何もかも嫌になり涙が出そうになる日もあった
それでも仕事をなんとかこなし少し上向いた頃あの大震災がおこった
多くの人が困難な状況の中
パニック障害者の独りよがりでネガティブなブログなど
全く更新する気になれなかった

今回更新する気になったのはいろんな意味で心境の変化があったからだ
特に気難しい年頃の娘とちょっとした対立を起こしたのが大きい
これまで気を使ってどこか居心地の悪い生活を送ってきたが
あまりにも理不尽な娘の言動についにキレたのだ
と言っても大した喧嘩でもないが親として当然の態度をとったまでで
普通の親なら当たり前の事が今までできなかっただけなのだ
それが今回ものすごく冷静に渇を入れる事ができた
(あまりにも情けない表現になってしまうが)
とりあえず今までため込んでいた鬱憤を少し晴らす事が出来て
心のモヤモヤが少し晴れたような気がする
それ以来ここ数日娘と会話をしていない
別に悲しくも寂しくもない
むしろ清々している
娘もこちらの空気を読んでか近付こうともしない
とりあえずこのままがいい
堂々としていられる事がなんと気持ちの良い事か
久しぶりに思い出させてくれた出来事だった。

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ところであの震災の連日の報道で
直接の被災者でもないのにPTSDに陥った人がいると知った
当然こういった人々の事を理解することができる
その一方でやはりというか「心が弱すぎる」と
非難する人も多くいたようだが
それには大変な怒りが湧いた。
しかしその事は自分自身の心の弱さをあらためて実感する事となった。
そして被災者の方々の我慢強さを見せつけられるたびに
私がもしその立場だったら・・・
もしあの薬が・・・
・・・などとは今の私にはとても想像できるレベルにない

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先日身体検査を受けた
今回もまた心拍数が速いと言われた
私はいつも緊張している

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恐怖の免許更新

2011年02月25日 | Weblog
パニックを再発させた数年前から免許更新時に対しとても不安があった
何が不安かというと手続き後免許作成する間に狭い部屋に集団で閉じ込められ
ビデオなどを見せられる講習のことだ
集団で狭い部屋に身動きとれない状況は私のタイプのパニックには最悪の状況である
因みに前回の書き換え時は一度目のパニックをすでに克服していて
正常な生活を送っている時期であったからまったく問題はなかった
そんなとき考えたのは「パニックが治っていて本当によかった」だった

一応これまでゴールド免許所持者であったので
本来なら講習は30程度で済むはずだった
しかし数ヶ月前私名義の車で家族がある違反をしてしまい
所有者である私の責任となってしまい
優良者講習(30分)ではなく一般講習(1時間)を受ける羽目に
更にゴールドで無くなった事にも追い討ちのショックを受けた

いつものようにデパス一錠で乗り切る事は出来ると思いつつも
数年前より異常なほどこの講習に恐れを感じていたので
結果的に短時間で2錠のデパスを飲んで講習に臨んだ

まぁなんとか無事に乗り切る事は出来たものの
短時間で2錠のデパスはやはり強烈な眠気を起こす
現在もこのブログを打ち込みながら
頭の中はほとんど霞がかかっている状態だ

正直文面が成立しているかどうかなど今の私には判断がつかない
とりあえず記事を投稿後
机につっぷして眠りに落ちる事間違いなしだろう


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半睡眠ポケット

2011年02月15日 | Weblog

不規則な生活を続けると
交感神経と副交感神経の切り替えやバランスが悪くなり
自律神経に支障をきたすというのを耳にした事がある
パニック障害は自律神経の異常に大きく関わっていると思うが
今回のテーマはいささか関連性があるかどうかは疑問だ
ただ細やかながら長年抱える悩みなのであえて綴ろうと思う

いつの頃からか私は睡眠状態と覚醒状態の間に閉じ込められる事があり
この状態を勝手に「半睡眠ポケット」と命名した
おそらく医学用語(?)などで正式名があるのかもしれないが
今の時点では詳しく調べる気などさらさらない

私の言うところの「半睡眠ポケット」
「半睡眠ポケットにはまる」とはどういう状態かというと
ぶっちゃければレム睡眠(身体が眠っているのに脳が活動している状態)の事だ
ただ私の中では一般的なレム睡眠状態より
若干覚醒状態に近いのではないかと感じている

具体的に言うと
周囲の音や会話がハッキリわかるのに
しゃべる事(返答)が出来ない目をあける事が出来ない
体を自由に動かす事が出来ない
自分の意思で覚醒する事や
逆に一般的な睡眠状態に落ちる事も出来ない
息が苦しい
少し気持ちが悪い・・・などだ

最近ではこの状態から抜け出すために
少しだが首を振ったり呻いたり指を動かしたりする事が出来るようになった
(家族はこの様子をかなり気味悪く見ているようだ)
ただ結果から言うとそれらの努力は無駄になる事が多く覚醒できない
大抵の場合抜け出すのを諦め
寝るも起きるも自然(リラックスさせる)に任せるしかない

家族や知人に聞いてみても半睡眠ポケット体験はないという
世間でいわゆる“金縛り”というものが語られる事があるが
その一種なのだろうか?

今思えば昼寝をした時に起こりやすい気がする
そしてつい最近の半睡眠ポケットに陥った前日までは
仕事の締め切りに追われ24時間以上(時には36時間近く)
睡眠をとらない状態が何日も続いていた
もしかしたらここらへんに原因があるのかもしれない

結果として不規則な生活は万病につながるという事か
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評判の悪い病院

2011年02月12日 | Weblog
私の住む街に比較的評判の良い病院がある
仮にこの病院を○病院と表現し
対照的に評判の悪いある病院を●病院として今回のブログを綴っていきたい

これは○病院に務める職員から聞いた話である
先日●病院に3か月程入院していた患者が
●病院の専門外の外科手術を受けるため○病院に一時的に転院してきた
○病院側は約束としてその外科手術終了後に
元々の病気を診る専門医のいる●病院に戻る事を前提にしぶしぶ受け入れを承諾したという
しかし患者の家族は二度と●病院に戻らせたくないと○病院に懇願し続けた
何故ならその患者は難病を抱えていたとはいえ●病院に入院する直前まで
趣味の卓球をするくらいの元気さがあったというのだが
●病院に入院後程なく寝たきり状態になり○病院に転院する頃にはほとんど植物人間化していて
3ヶ月間で一度も入浴をさせてもらえないなどひどい扱いを受けていたからだ
看護師らの態度も誠意のないものだったようで
その話の詳細を聞いていた私も不愉快な気分になってきてしまうほどだった
(その後この方は亡くなられたとのこと)
この酷いエピソードは●病院にとってほんの一例だそうだ
(どこの病院でも近隣の病院の評判などを知る機会が多いらしい)

因みにこの●病院とは私の通う心療内科のある病院の事だ
私自身も以前このブログで●病院の某医師に対しての不満を吐露した事があったし
数年通院し続けてあまり良い病院ではないだろうと肌で感じていた

私はこれまで数か所の心療内科に足を運んだ経験があるが
人気のある病院は遠方からも患者が集まり待合室は超満員で
予約をしていても長い時間待たされるのが当たり前だった
●病院は完全予約制とはいえ土曜日でも
いつもガラガラである事は評判の悪さを物語っていると言えよう

しかし今の私にとってそれはかえって好都合だ
どんな評判の良い心療内科に行ったとしても
(私にとっては)治療過程にそれ程違いはないだろうと確信している
ただデパスさえ速やかに処方してもらえればそれで満足なのだ

パニック障害を一度は完治させた経験からして
私レベルの症状なら治すのは病院ではなく自分自身の生活や行動にあると思っている

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葬式

2011年02月03日 | Weblog
親戚に不幸があった
故人は家内の従姉ながら交流も多く仲が良かったのでとても悲しい出来事である

パニック持ちが通夜と告別式の両方に出席する事となった
葬式のような場で私の病気をちらつかせる事だけは絶対に避けたいという理由から
通夜の日はもっとも危険な時間帯を想定して事前にデパスを服用
更に念のため3時間後に2錠目を服用した

多くの弔問客の方々は長い読経の時間帯には祭壇に注目しているのだろうが
やはり親戚席は多くの目に晒されているようであまり居心地がいいとはいえない
そして私はそんな中にもかかわらず意識が朦朧としはじめた
普段の私はそれほど親しくない人の葬式でも涙を流してしまうくらいナイーブな方なのに
今回は泣くどころかウトウトとする失態を演じてしまったのだ

帰りの運転を家内に任せ同乗する遠い親戚に遠慮することなく車内で眠りこけ
帰宅後も爆睡してしまった
デパスを飲む間隔があまりにも短かったと反省

翌日の告別式ではその失態を繰り返さないようと朝早めに1錠だけ飲んでなんとか焼香を乗り切った
だが火葬場に行くタイミングで効くように2錠目を飲む予定が狂い
服用できないまま満員のマイクロバスに乗る事になってしまった
パニック発症後に公共の乗り物に乗ったのは数年前で乗車率の低い電車に乗ったのが最後だった
正直不安だったがこの時はデパスもまだ効いていたので開き直って乗り込むしかなかった
結果として火葬場が5分ほどの距離だったのも幸いし身動きできない状況も難なくクリアすることができた

これにホッとした私は少々気を緩め過ぎ火葬を待つ間
叔父に勧められるままアルコールを口にしてしまった(近年ほとんど飲んではいない)
これが災いし残念なことに帰りのバスではパニックの症状が少々見え隠れし始めた
5分ほどの距離が非常に長く感じてしまったのは言うまでもない
人の多く集まる葬式において人知れずパニック障害の葛藤に翻弄される自分って本当に滑稽だ
否、それ以前に野辺送りで自分の体調の心配ばかりしていた事が非常に残念な事だと思う

若くしてこの世を去った従姉の冥福をあらためてお祈りしたい
合掌。


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便通も影響している

2011年01月12日 | Weblog
デパスを飲んでいない状態だといまだに家族と食事をとれない事がある
特に数日便通が滞った時は顕著だ
おなかに溜まっている分胃が圧迫される
その感覚を敏感に感じ取り食べ物を受け付けなくなる

年齢的な事もあるのかもしれないが
ほんの数年前までかなりの快便の方だったのに・・・
これも椅子に座りっぱなしの仕事が少なからず影響しているのだろう
晴れた日の一時間程度の散歩と数時間の立ち仕事のアルバイトだけでは
私の体は運動不足を解消できないようだ

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緊張(心療内科)と安らぎ(缶コーヒー)

2011年01月08日 | Weblog
私が日常生活を平穏に送る為の要ともいえるデパスが残りわずか6錠となった(超不安)今日
数ヵ月ぶりの心療内科へ行ってきた
完全予約制の為時間変更はできない(これを逃したらデパスを切らしてしまう)
心療内科はある意味心の拠り所となるべき場所のはずだが
私はこの病院に行くにもデパスを服用しなければならない
というよりむしろ他の病院以上に緊張してしまうのだ(昨年11月に行った整形外科病院では全く問題なかった)

何故ならこの心療内科病院に初めて訪れた時の事
初対面の神経質そうな雰囲気をだす医師(当時の担当医)を目の前にパニック発作を起こし
強く恐怖が植え付けられてしまったからだ
さらにその医師は印象通り陰湿で最後はとても傷つける言葉を浴びせてきて
すっかり私は委縮してしまった経験が蘇るからと思われる
それでもあえてその病院に通うのは地理的に通いやすさと
その病院の穏やかそうな院長先生の存在があるからだ
(現在の主治医はその穏やかそうな院長先生)

とはいっても信頼しきっているわけでもない
結局はデパスさえ処方してもらえればいいのである
今までいくつかの心療内科に通ってきたが
数時間待ちの人気の病院であろうとガラ空きの病院であろうと
現在の私の症状レベルではたいして変わらないと思っている
だからなるべく通院しなくていいように一度に多めの薬を処方してもらう方が都合がいい
今までは一回の処方に90錠で満足していたが
次回からは最大処方量の240錠をお願いしてみるつもりだ

毎回わずか1分程度ながら何とか緊張の問診が無事に終わると
その解放感から祝杯として缶コーヒーを飲む事を慣例としている
この時の気分は最高だ!きっと脳に気持ち良い時の記憶が焼き付いているのだろう
何度も!何度も!何度も!禁コーヒーを試みてきたが
これだからやはり缶コーヒーだけはやめることができていない
この時ばかりはカフェインなどお構いなしだ
今の私にとって缶コーヒーの味は祝杯の美酒と同じ味がする!のかも・・・?

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あらゆる体調不良の起因は仕事にあり

2011年01月07日 | Weblog
嘔吐恐怖を持つ者にとって胃の不調は不安要素の一つである事は言うまでもないが
実は私は胃の不調だけでなく食道にも問題を抱えている
それは最近CMなどでも目にすることも多くなった「逆流性食道炎」または
「非びらん性胃食道逆流症」と呼ばれる疾患であると思われる
この症状は20年以上前から慢性化していてあまり不調という実感がなかったりするのだ
原因としては食後すぐ机に向かい胃を圧迫するような姿勢で長時間の仕事をしてきた事にあると思う

胃の調子が良い時でもこの食道の症状は常にあって
特にパニック障害になってからはゲップが出る時に
嘔吐を連想してしまいパニック症状に拍車をかけてしまうのだ

以前から治したいとは思いつつもいまひとつ真剣さがなく
そのまま放置状態にある
ただ一度だけこの食道の不調が2~3年治まっていた時期があるのだが
それは本業のデスクワークがうまくいかず
机から離れ工業系の製造工場でアルバイトとして働いていた時で
この期間は長時間立ち仕事をしてほとんど机に向かう事がなかったのである
つまりそれなりの運動量と食後の姿勢によって治すことが可能だと考えられる
ただ現時点では本業のデスクワークが生きていくためにとても大きなウエートを占めているだけに
なかなか前向きに改善していくという考えにならない
パニックの不安をあおる症状なので絶対排除しなければならない病気なのに
なんとしたことだろうか・・・

私の本業は結果的にパニック障害を引き起こし食道の炎症を起こし
さらにあらゆる体調不良を引き起こしている
自分の体には本当にあっていない仕事なのだとつくづく思うのだが
私の仕事は子供のころからのあこがれの職業で
なお且つこの仕事に就く為に長年辛酸をなめてきた
そして長年続けられている事を誇りに思っている
多少体を犠牲にしてでもかじりついていくしかないのだ
結局これからもさまざまな体調不良と長い付き合いになっていくのであろう

そういえばパニック障害を抱える人たちのブログを辿ってみて
私と同じようにこの食道の疾患の悩みを綴っている人が結構多い事に驚いた。

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今更ながら思う事

2011年01月07日 | Weblog
普段の昼間の私は自宅で仕事をしている為薬(デパス)は飲まないが
夜アルバイトに出かける時に一錠服用する毎日だ
飲んでいない時の私は平穏と不安の狭間にいる感じ
気持ちがいい状態ということはあまりないが
ちょっとした事で憂鬱になったり不安になったりすることが多い
胸の奥で常に小さなドキドキ感があるような気がする

バイト先では服用している状態であるが
多くの人と接触したりするもデパスのおかげで普通でいられる(普通ってなんだ?)
時としてテンションが上がってふざけたい気持ちになる事すらある(ほろ酔い気分に近い?)

最近の私は単なる目的なしの外出時にも念の為デパスを飲むようになったが
特に緊張する場面(人と接触)がないとテンションが異常に高いように思う
ウキウキと高揚した気分
何か怖いものがなくなったような
何でもできるような気がするのだ
但しここでいう何でもとは電車に乗ったり満席のレストランで食事をしたりという
普通の人たちにはあたりまえの生活の事なのだが・・・
という事はパニック発症前の私はデパスを飲んでいる時と同じ状態だったのだろうか?
普段服用しない時のやや沈滞気味の気分と服用後のテンションの上がった時の気分
果たしてどちらが本当の自分なのか?

最近服用回数が増えたためそろそろ薬が切れる
わずか10錠しかないデパスを見るととても不安になる
明日は久しぶりに心療内科に出向き
デパスを処方してもらう日だ
こんなことですら憂鬱と楽しみが混在する私は変な奴だと思う。

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正月は憂鬱

2011年01月02日 | Weblog
めでたいはずの正月
盆と正月がいっぺんに来たという言葉があるが
私にとってお盆は一年で一番好きな時期だが
正月は一番嫌いな時期なのである
何が嫌いかというとまずは年賀状
多くの人が思っている事かもしれないが
年末の年賀状書きは面倒くさく全て書き終わった達成感から解放されることなく
正月を迎えた早々思いがけない人物から年賀状が必ず毎年届いてしまい
その時のストレスはとてつもなく大きい

もちろんこちらからも年賀状を出さなければ失礼にあたるという思いから
あらためて年賀状を書くことになるのだがそれは本当に辛い作業だ
何故に元旦からこんな苦行をしなければならないのかと思わず毒づいてしまう
この作業は元旦だけに限らず4日以降に届く事もあるので
連日1枚2枚の為に心かき乱されてしまうのだ

そして年賀状以上に嫌な事は新年の挨拶である
毎年使っている言葉ではあるが一年のうちほんのわずかな期間しか使わない
堅苦しい挨拶の為にとにかく苦手なのである

非常に緊張感が高まる瞬間でもありにこやかに平常心で挨拶する事は
人見知りであがり症そしてパニック持ちにはとてもハードルが高いように思われる

挨拶したくないような嫌な相手とは特にご近所の方々などだが
現在の住まいに15年以上住んでいるとはいえご近所とはあまり親しいとはいえない
しかし子供もいるので全く関わりがないかといえばそうでもない
陰険な人やうるさ型のおばさんなどもいるが無視するわけにもいかず
それなりの挨拶をしなければならない

「あけましておめでとうございます」まではしょうがないとして
「本年も宜しくお願い致します」というほどの付き合いは実際ないので
ここら辺がとても引っかかる部分なのだ
できれば成人式の時期辺りまでは誰にも会いたくなく
家の中に引きこもっていたいというのが本音だ

唯一正月がいいなと思う事は私の住む地域は比較的晴天である事が多く
空気が澄みきり空が青々して富士山がくっきりと見える事だ
私にとっての正月とはこんな感じなのだ

とはいえ私も日本人
初詣に行き今年一年が安泰でありさらなる躍進を願ってしまうのであるが
それ以前に数日間ご近所の方々に会わないようにというのが
本当の意味でこの一年の最初の願いになるのかもしれない

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切ないクリスマス・イヴ

2010年12月24日 | Weblog
今上天皇の誕生日である祝日の昨日
深刻な話をするために久しぶりに都内に住む兄に会いに行った
場所はファミレスということで当然デパスを飲んでいたのだが
服用は会う2時間半前だったので店内に入るとすぐに不安になりすかさず2錠目を飲んだ
最初の10分くらいは調子が悪かったが徐々に薬が効きどうにか乗り切った
しかしその後の帰宅時の運転中に強烈な睡魔に襲われとにかく意識が飛ばないように
車内で大声を上げたり顔や頭を叩きながら家にたどり着くこととなった
事情の知らない周囲の人にはきっと薬物中毒者にでもみえただろう
本当につらい2時間だった
おかげで喉が今でもイガイガしている

そして本日クリスマス・イヴの昼間も野暮用で外出
外出時には何があるかわからないので
とにかくデパスを服用
結果的に昼間の外出先では緊張する場面もなく
薬を飲まなくてもよかったのかもしれない

イヴといっても今年の我が家では夕食で特別それらしい料理を食べるわけでもなく
ごく普通の食事だったのだが
どちらにしてもあいかわらず娘の隣で食べる事ができないだろうと
隣を避けいつもと違う席に着くと
娘に悲しい顔で「隣でごめんね」と謝られてしまった
娘には悟られてないつもりでいたのにバレバレだったということか...
なんか切なくなりこっちが申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった

食事自体は昼間飲んだデパスのおかげかすんなり食べる事が出来た
これで自信が出たので夕食後息子が買い物に行きたいという願いを聞き入れ
二人で意気揚々と外出した
しかし一軒目の店内でデパスが切れたのかいきなり不安に襲われてしまった
しかたなく息子が商品を選んでいる間外で待つ事に...

二軒目の店に行く途中の自分の運転する車内でもかなり気持ち悪かった
信号待ちのたびに信号機を罵りたくなるほど辛く
ようやくついた二軒目の店には店内に入るのも拒みたかった
しかし私のクレジットカードで精算をするために外で待つわけにはいかなかった
会計する店員は馬鹿丁寧にいろいろくどくど説明しているのだが長い!
といってもおそらく30秒~1分ほどだったのかもしれないが
一秒でも早く外へ出たいので永遠に感じられるほどだった
もうパニック寸前で説明などまったく頭に入ってこない
そしてかなり挙動不審な振る舞いをしてしまった
サインをしなければならない時には不安はピークを迎え震える手で必死に署名
それはもうサインと呼べないようなものではなく
解読不明なまるでミミズが這ったような字になってしまった
感じの良かった店員も最終的には怪訝な顔をしてたっけ...
ごめんね子供たちよ
こんな父で

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緩やかなパニックの波と不安の日々

2010年12月21日 | Weblog
ブログが滞ってしまったのはパニック的な問題がなかったか
ブログを綴る事が出来ないくらい最悪な状態にあった事になると思うが
幸いにも多少波があったものの前者にあてはまるということだ

ただ11月に歩けないくらい足に激痛を覚え整形外科病院で診察を受けたところ
椎間板ヘルニアと判明
現在は8割9割回復して日常生活に問題はない
私自身注目すべき事として椎間板ヘルニアの事より
パニック持ちが外科病院に行き問診を受け
30分にわたる狭い空間で身動きができないMRI検査をクリアできた事だ
痛みに耐えた2週間ではあったけど嬉しい気持ちもあったのだ

今年の夏には胃の不調とともにパニック的には悪い方向に向いていて
さまざまな場面で気持ちが悪くなり家族と一緒に食事もとれなかったが
涼しくなってからはだいぶ改善され日常生活に自信もついた
しかし仕事の締め切りがきつい日々が続きプレッシャーにさらされ続けた結果
2週間ほど前から再び娘が同席する食卓での食事がとれなくなった
今回の場合は娘に限定されるのだが
これは心理的にかなり娘に遠慮している事を物語っている
もちろん娘には言えないので
悟られないように食事の時間をずらすなどしている

ここ最近世間でノロウイルス流行の話題を耳にするが
今日の夕食時に息子が「友達の一人に感染の疑いがある」と言うので
私は心の中で
「何故下校したらすぐに手洗いうがいをしないで遊びに行ってしまったのか!」
と思った
すると今度は病院勤めの妻が
「うちの病院でも何人も感染している」と平然と言うではないか
私は一気に食欲を失った
嘔吐恐怖症の人間としてはこんな恐ろしい病気が流行っている中
一歩も外へ出たくない心境なのに
妻はぬけぬけ「なったらなったで仕方がない」
とまるで気にしてない様子なのだ
嘔吐に対してビクビクする私を妻はよくなじるような態度をとるので
その話題にはあまり乗らないようにしている
妻と一緒に暮らすようになって二十数年の間に私が嘔吐したのは一度だけ
しかし妻はつわりを含めけっこう吐いている
その時ですら妻はあまりつらそうなそぶりは見せない
根本的に私とは嘔吐に対する感覚が違うのだと思う
嘔吐に恐怖を感じない人を羨ましく思う反面
恐怖がないからか我慢せずすぐに吐いてしまう
人前でも迷惑を顧みないで吐いてしまうというのも見受けられるので
それはそれでそんな人にはなりたくないという気持ちもある

それにしてもなんでこの世の中にあんな恐ろしいウイルスがあるのだろうか
はやく冬が終わってほしい
はやく予防薬や治療薬を開発して欲しい
それ以前にあの恐怖のウイルスを絶滅して欲しい!
と心の中で叫ぶ今日この頃である


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セロトニンに弄ばれているのか?

2010年10月12日 | Weblog
心の病気を持つ者としては関心ある物質セロトニン

セロトニンは神経に大きくかかわっているようだが
ネット上で調べてみると
血小板、嘔吐を誘発、飽きっぽい、食欲、覚醒、低体温、糖尿病・・・
等々、私自身気になるワードがたくさんでてくる

私は初めてパニック障害を発症した2002年の健康診断で
血小板減少症と診断された
その後一時パニック障害が治まっていた時期には
血小板の異常は見られなかったものの
パニック再発後の検査でまた血小板に問題ありとされた
また体温もやや低めだし1年前は糖尿病予備軍と診断
最近の食欲不振や睡眠にも不満あり
嘔吐の誘発→嘔吐恐怖にはこの言葉は最悪
飽きっぽい→最近仕事に集中できなくて辛い思いをしている

これらからすると私の体調は
セロトニンという物質に大きく左右されていると思えてしまう
セロトニンは多ければ良いというものでもなさそうだし
増やすにしてもうまく付き合っていくには?
素人判断は良くないかもしれないが
今後どういう対策をとっていけばよいか
より調べる必要がありそうだ

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陽にあたる事で元気を

2010年10月12日 | Weblog
仕事の忙しさにかまけて日中ひきこもりの私
この生活は体調の調子悪さの元凶だと思う
昨日は天気が良かったので午前中買い物に出かけることにした
店舗の空間恐怖を考慮し30分前にデパスを服用し
効き始めれば目的の買い物もでき
ちょっとした飲食で会食恐怖もでないのだが
2時間後くらいにある店で店員とカウンター越しに
会話をしなければならなくなった時に
デパスの効果が切れてしまいパニックになりかかった
かなり挙動不審になってしまった
デパスの効いている時間は短すぎる
というか効き目が弱すぎるのか?
どちらにしてもここら辺の対策はちょっと考える必要がありそう

しかし太陽をいっぱいに浴びた事と
それなりに歩いた事が身体に栄養を与えたようで
午後の仕事に意欲が出た(最近集中力がなく仕事が進まなかった)
で、今日も午前中散歩をし
この後の仕事をバリバリとこなす予定

それにしてもあいかわらず胃の調子が悪い時と良い時と差が大きい
いまだに家族と食卓を囲んでの食事ができないのが悲しい

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