祝杯をあげる日の為に~パニック闘病記~

病気を克服し完全社会復帰をするまで
もがき苦しむ日々の記録

症状悪化傾向にまた落ち込む

2010年08月29日 | Weblog
家の2台目のパソコンがそろそろ寿命が近づいてきたようなので
デジタル館に相場を観に行ってきた
物凄く感じのいい店員さんで
暫く熱心に説明してくれたのだが
途中いきなりに吐き気を模様してしまい
大変失礼と思ったがその店員の会話を途中で遮り
無理やり拒否する態度で外へ出てしまった
そういう態度をとった自分が非常に嫌になったが
どうしようもなかった...

店に出てすぐさまデパスを飲んだが
帰宅するまでずっと苦しい状況が続いていた
デパスが十分効いたとは思えないが
家に帰ったとたん気持ちが楽になった
何なんだ!

以前はこの程度で気持ち悪くなることは稀だったので
最近の傾向からしても
おそらく症状が悪化しているものと思われる
そして1錠では効きが悪いような気もするし
効くまでの時間がかかるようになった

外に気分転換で出かけるのは好きなのだが
最近は車に乗り込もうとすると
パニックの予兆のようなものすら感じるようになった
特に娘が助手席に乗ると顕著に表れる
(娘は難しい年頃で少々気を使うことも多くなった)

このままではひきこもりになりかねない
わかっているのだが
症状悪化にとても焦りを感じ
改善されないのではという不安が強くなってしまっている
何度も繰り返し長年付き合っている病気なのに
いまだに症状がひどくなると平静ではいられなくなる
本当に情けない...

少し泣いたらすっきりするのだろうか?
大泣きできる環境にないから無理だけど
50前の妻子ある男が思う存分泣いてみたいと思っている
久しぶりにこんな気持ちの今です



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パニックを救ったのは2錠目のデパス

2010年08月26日 | Weblog
本日某社の小会議場である方面では有名で
テレビや雑誌などのメディアにも取り上げられる事もある
お方と仕事上の会談する事となった
面識のない有名人の方と密室で堅い話をするという
かなり緊張を強いられるだろう事が想像できてしまうわけで
パニック障害の私には悪条件がそろった
憂鬱な仕事である事はいうまでもない

とりあえず最近はデパス服用30分以内で
効果が表れない事が多くなってきたので
約束の2時間前に服用してみた
某社へ向かう移動中は気分も良くこれならなんの問題もなく
打ち合わせ等をこなせると思っていた
しかしいざ話し合いが始まったとたん胃を鷲掴みされたように
苦しくなってしまいおよそ5分程で一度退場
もうダメもとですぐさま2錠目のデパスを服用
しかし今度は10分という驚異の速さで
気持ちが和らいでいくのを実感できた
最初のデパスでベースが出来上がっていたせいか
効きも早ければリラックス度もかなりのものだった
その後は無事和やかに話し合いも終わり帰途へ
しかし帰宅途中の眠気との戦いはそれなりにきつかった...

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ドライブ中にデパス効かず

2010年08月26日 | Weblog
夏休みが取れたので朝早くから家族旅行に出かけた
正直家を出る前から緊張状態にあったが
眠気を恐れデパスを飲まずまた朝食も摂らない状態での運転となった
夏バテ等でお腹の調子もあまり良くなく
案の定すぐに不安で苦しさが増してきた
途中平日という事もあり通勤渋滞に巻き込まれてしまい
土地勘のない初めて通る道、逃げ場のない一本道で益々調子が悪くなる
合流地点であからさまに意地悪な態度で譲ってくれない車や
強引な運転のドライバーたちにも精神状態を乱され
平常心を保てそうにもなくなっていた
家族にあまりそういうところを見せたくなかったため
たまらずデパスをゴクリ...
30分以内で楽になるだろうと思いきや
まったく効かない状態が続く
ようやくみつけたコンビニで休憩をとりながらだましだましのドライブ
高速道路でもパーキングエリアしか逃げ場がないという
不安から解放されない時間が長かった

パーキングエリアで少々長めの休憩
禁煙エリアで休んでいると煙草の臭いが...
なんと禁煙のしるしの付いた看板の目の前で堂々と
喫煙するトラック運転手がいるではないか
ちょっと離れたところに喫煙エリアがあるにも関わらずだ
当然灰皿があるわけがない
臭いも嫌だったし吸殻をポイ捨てするところなども見たくない
その運転手に対してこれ以上腹を立てたくなかったので
自分の方からその場を離れた
でもその男に何も言えない自分にも物凄く腹立たしさを覚えた
感情の高ぶりはパニック症に対して良いわけがないので
とにかくそのことに関してそれ以上考えないように努力した
トイレで腹の調子を整えようやく回復へ向かう
デパスを飲んでから2時間くらいは経過していただろうか...

その後は多少の眠気との戦いはあったものの概ね調子も良く
翌日の帰宅時までの全ての外食も事前のデパスで問題なくクリアした
ただ帰りは渋滞情報から高速を使わず
延々と下の道で帰ってきた

若い頃車が大好きで
ドライブすることでストレスを解消しているところがあったが
この時の運転で車が嫌いになったかと錯覚するくらい辛い思いをした
周囲のドライバーたちがみんな敵に思えるくらい意地悪に見えた
ン十年という長い運転歴の中で運転中に体験した嫌な思いばかりが
凝縮して脳裏に焼きつけばそれこそ運転なんて嫌いになってしまうだろう
電車やバスに乗れない現在マイカーすら乗れなくなったら
それこそひきこもりになってしまう
そうならないためにもちょっとでも不安があったらすぐにデパス!

ここのところなんとか薬に頼らず一般的な生活を送ろうと努力してきたが
やはり飲むべき時は無理せず眠気なども恐れずに飲むべきだと
今回の体験で今更ながらそう思った


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デパス飲んで個展を観に行ってきた

2010年08月21日 | Weblog
元ジブリに所属し「火垂るの墓」「もののけ姫」「時をかける少女」等の背景画を手掛けた
山本二三さんの個展が埼玉県飯能市で開かれていたので見に行ってきた
少々不案内かつ
かなり飯能の山々に囲まれた自然豊かな場所の古民家を借りての展示ということで
たどり着くまで結構苦労してしまったが
近くにはバーベキューを楽しむ人がいる夏らしいロケーションで
探し回っている時
思わず子供のころの夏休みを思い出すような素晴らしい景色を楽しむことが出きた

中へ入ると山本先生が直々に迎え入れてくれて
作品の説明や制作裏話など興味深いお話をしてくださった
絵の素晴らしさはもちろんだが先生の気さくさがとても印象的だ
しかしそれでも緊張の度合いが高まりデパスを飲んでいたにもかかわらず
少々危ないと感じる場面もあったが何とか乗り切り事なきを得た

画集などを購入したかったが金銭的に手が出なかったため
ポストカードと先生が表紙カバーイラストを担当された書籍を購入し
サインを入れてもらい満足することとなった
因みにこの書籍は今年の終戦記念日前日深夜にテレビドラマ放送された
倉本聰さんの「歸國」の原作となった作品「サイパンから来た列車」棟田博著である

もともとこの本を近々必ず手に入れて読もうと思っていた矢先
山本先生のところで見つけたものだから
これは何か運命的なもの感じずにはいられなく
予定にない出費だったが即決で購入してしまったのだ

個展は8月いっぱいで終了という事だが
貴重な質の高い絵を見ることができ本当によかったと感じている
興味のある方は是非「山本二三背景画展」を検索し詳細を調べてみてほしい
電車の場合最寄駅から25分ほど歩くようだが
周りの自然を満喫できるのでセットで楽しむつもりで出かけたほうが良いだろう
車の場合は299号という道からあじさい館の脇の道を川沿いに走り
途中私有地立ち入り禁止看板があるが展示見学者はそのまま直進しても問題ない
ただし未舗装でぐちゃぐちゃの路面と川に柵がなくちょっと危なっかしい感じのする場所だ
私の場合は私有地までは入らず
舗装のある手前の道にバーベキューする人たちにまぎれて路駐してしまった
ほとんど案内的な看板がないのでご注意を

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デパスなしで野球観戦できず

2010年08月15日 | Weblog
新聞屋から野球のチケットを貰ったので
8月14日、息子の為に混雑覚悟で東京ドームへ行ってきた
電車には乗れないので自動車で行くことになるが
到着時間を逆算して自宅を朝出発
(指定席チケット交換の為に午前中から並ぶ必要あり)
実はここ数日忙しくこの日も夜通し仕事をし一睡もしないままの
強行スケジュールだった

席は残念ながら端が取れず多くの観客に囲まれてしまうなる為
せっかくの指定席であったが息子と家内をおいて一人で立ち見することに...
しかし立ち見エリアも当然ながら人、人、人!
今まで何度かこの立ち見エリアでも観戦したことがあったので
体調に問題ないと思っていたが
この日は判断の甘さと学習能力の低さを露呈してしまうことになった

デパスを飲むつもりでいたのに
長時間強烈な眠気に襲われ帰りの運転に支障が出るのを恐れ断念した
またさほど食欲もないのに弁当を事前に買ってしまっていたので
貧乏性から完食し胃を満たしてしまった
更に寝不足の上長い時間外の蒸し暑い中にいたためか軽いめまいを感じていた
こういった悪条件の不安を募らせてしまい
人酔いで次第に気分が悪くなる事に

立ち見は動くのは自由なので視界の悪い後ろの方から
なんとなく観戦していたが
前の人がチェンジのタイミングでいなくなると
視界は良くはなるのだが後ろから新たな人が押し寄せてきて
自然と前へ押しやられる事に
しかしそれは臨んだ位置ではないので
そこからまたわざわざ別の場所へ移動し
視界の悪い後ろから観戦するという事を繰り返す

ただ実はこの時かなり体調が悪く生で見ていた時間はほんのわずかで
常に人の少ないところへと移動しつつ
モニターで試合の流れをチェックするといった程度だった

3回を過ぎたあたりもうどこへいっても人のいない場所はなく
逃げ場を失った私は仕方なく喘ぐようにドームから出てしまった
あとは車に戻りウトウトしたりラジオで試合の流れを聴きつつ
終了まで過ごすこととなった

自宅まで2時間の運転でやはりかなりの眠気を覚えたので
デパスを服用しなくて正解だったであろう
しかしなんともやりきれない疲労感だけが残る一日となった
またこの日の症状は最近では最も酷く
まったく改善されてない事を確認することとなり落胆も大きかった

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