なんちゃってカメラマン

４月２４日に飯山市の「菜の花公園」に訪れたときの話である。

一面に広がる菜の花に感動し、一眼レフカメラで撮影に夢中になっていた。
そこへ自分の脇を通りかかる観光客。
おじいさんと孫の２人だった。

孫　　　　　「あ～、でかいカメラで撮影している人がいるよぉ～」
おじいさん　「そうだね。大きいカメラだねぇ。あれは本職のカメラマン
　　　　　　　だよ～」
孫　　　　　「へぇ～、すごいねぇ～」

これ、間違いなく自分の方を見て会話している。
当然私は　カメラマンではない（笑）
でもこのとき、一眼レフには大きめの望遠ズームと巨大なレンズフード、
そしてレンズなど数本入ったカメラバックを持っていたので
確かにカメラマンに見えるかもしれない。
なんだかちょっと嬉しかった（笑）

ちなみにこの会話の後で、この２人と目が合ったので
「あっ、ど～も」と小声で言い、
軽く右手を上げ、会釈をしていた自分がいた（笑）

「菜の花公園」

飯山市は「菜の花」の国だった。

国道１１７号線沿い、千曲川一帯に咲く黄色い花の大群落は
目にも鮮やかでとにかく綺麗だ。
とにかく飯山市に行くと、そこらじゅうで菜の花が咲いているのだ。

で、一番の見所は「菜の花公園」
この公園、とにかく広い。
２０ヘクタールにも及ぶと言うからすべて見て回るのは不可能。
小さな丘（とうか山）一帯が全て菜の花で埋め尽くされる。

去年、山本山高原（小千谷市）の菜の花を見て感動したが、
面積では「菜の花公園」が圧倒するし、スケールも桁違いだ。

眼下には千曲川、戸狩温泉スキー場や関田山脈の残雪など
菜の花と　周りの風景を合わせるとまさに絶景だ。
更に　桜もまだ咲いているし、こいのぼりも上がっていた。

上越人には知名度の低い（無い？）「菜の花公園」だが、
ぜひ訪れてみて欲しい。