早朝滝道散歩。久しぶりに竜安寺前の箕面川でモクズガニを見つけた。大きなグローブのようなハサミを持った立派な♂だ。竜安寺の境内ではタマスダレが綺麗に咲いている。山裾の民家の庭では、サルスベリとシュウカイドウが秋を感じさせてくれた。
モクズガニ
日本では別名や地方名が多くある。モクゾウガニ(千葉県習志野市)、ズガニ(静岡県伊豆地方)、ツガニ、ツガネ(長崎県)、ヤマタロウ、山太郎ガニ(宮崎県日南市)、カワガニ、ケガニ、ヒゲガニ(徳島県貞光町)、ガンチ(徳島県阿南市)、太田川流域の広島市では「毛ガニ」(スーパーマーケットなどで並ぶ北海道などからこの地方に来るカニは「北海道の毛ガニ」や「花咲ガニ」などと呼ぶ)などである。モクズガニは主に関東地方の呼び名であり、西日本ではツガニやズガニと呼ぶ地域が多い。第二次世界大戦前は「モクヅガニ」と書かれていた。「モズクガニ」は誤記。
タマスダレ
タマスダレ
サルスベリ
サルスベリ
シュウカイドウ