村の田んぼの初穂が出てきました。(写真上でクリックして見て下さいませ)真緑だった田んぼに僅かに黄色味が掛かって、初穂田の色です。出穂後は稲の一生のうち最も水を必要とする時期。旱だった当地ですが、先夜ようやく喜雨に恵まれました。美味しいお米の収穫が待たれます。
K子さんは化学物質過敏症(CS)ですが、無農薬農家のUさんが届けて下さるお米なら美味しく食べることが出来ます。ただ、沢山食べることを毎日続けると、食べものアレルギー反応が出てくるので、「食べすぎたな」と感じたら2食ほどお米を絶つと、リセットされてまた美味しく食べれるようになるそうです。
お米に限らず他の食べものも、その食材に対して体が飢餓感を持った時に食べることによって、しみじみとした美味しさが感じられる、とK子さんは言います。大切なのは、「体の声」を聞くことだ、と。
アレルギー反応が何故起こるのか・・K子さんはご自身の実体験から、マージ=プロフェットの説に納得できるそうです。私たちの体には、毒素を追い出すために進化した免疫グロブリンE抗体が働いています。マージの説を適用して述べますと、農薬などの毒素が付着した食材を長年食べ続けると、体はその食材そのものを毒素として認識するようになり、アレルゲンとして抗体による攻撃の対象になってしまいます。
CSの方のうち、7割ぐらいの方に食べものアレルギーがあるそうです。辛いCS症状に見舞われながらも、食生活に細心の注意と工夫(同一食材の継続摂取を避ける回転食など)が必要です。