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0501Precincts 12

2014-10-21 14:41:45 | 日記


0501Precincts 12


12月1日

Say
どんな国宝よりも
今君が生きてる方が
ずっと素晴らしい。
(久松史奈「Say」)

価値は。
故人の遺物の価値は。
今生きている人間の行動の価値によって。
常に更新される。


12月2日

Play The Game
始まる 最後の勝負
俺とお前と どちらか勝つか
Play The Game
仕方がない 友よ
全ては 神が導く答えだ

(Do As Infinity 「最後のGAME」)


12月3日


私達にできるのは、Play The Game.
Play The Gameだけだ。
そしてその結果を決めるのは、しかし私達ではない。
結果は、神が導く。


12月4日


結果は、神が導く。
ここで言う神とは。
「自分の外の全て」である。
自分を取り巻く環境のことだ。


12月5日


キミの命は犠牲にされ。

Your lives were sacrificed.

キミの最期の意志は正当化されるだろう。

your last will's justified.

(VANPS 「REPLAY」 )


12月6日


命が犠牲にされた時、その時持っていた意志つまり最期の意志だが。
これが正当化される。
これが事実だ。
意志に最終的に発動エネルギーを与えるのは、己の命なのである。


12月7日


あなた、という存在は、エネルギーなのだ。
何のエネルギーなのか?
それは、あなたの意志を発動させるためのエネルギーである。
あなたの人生は、あなたの意志をこの世に根付かせ、
生育するための肥料なのだ。


12月8日


自分の命を犠牲にした者は、その意志が永続的に受け継がれる。
全く皮肉な事に、
歴史に名を残す人物とは、
決して生き永らえた者ではなく、
「意志(思い)に生命を投じた者」なのである。
実に面白い。
永遠の生、不老不死は、
「自分の意志に命を捧げることで得られる」ということだ。


12月9日


「人は、弱くて、不完全で」
「だから託すんだ」
「託されて、歩み続けるんだ」
「どんな辛い道であっても」

(映画「機動戦士ガンダムUC エピソード6」)


12月10日


あなたが、この世に、生まれたということは。
それは、「託された」、ということなのだ。
何を託されたのか?
「ヒトという生物種の可能性」だ。


12月11日


次代に、託す。
それは、次代の受けとめ方によっては、祈りにもなるし、呪いにもなる。


12月12日


弱さが克服されるまで、「弱さを克服するための機会」が、訪れ続けるだろう。


12月13日


弱さとは?
「認めたくない人を、認めない」という考えだ。
これは、エゴの一つの表現のようであって、実はエゴの本体、根幹なのである。


12月14日


「認めたくないものを認めない」
これが、エゴの根幹であり、核心である。
認めたくないものを認めないというのは。
「欲しいものは手に入れたい」
「欲しくないものは避けたい」
「自分は考えを変える気は無いので、周りが変わって欲しい」
「自分の外に居る独特の存在を、そのままにできない」
ということである。


12月15日


「認めたくない人を認めない」
この考えは、確実に、自分自身を傷つける。
自分が認めない相手から、必ず認められなくなるのだ。
それによって、心の中の「豊かさと穏やかさと富裕感の領域と時間」が狭められる。


12月16日


自分が認めない相手から、必ず認められなくなる。
まさにその通り。
ああ、もう何世紀も前からすでに、先輩たちが教えている。
「自分と他との関係は、合わせ鏡だ」と。
「世界とは、自分を映す鏡なのだ」と。


12月17日


「世界とは、自分を映す鏡なのだ」
世界に認められたいなら、世界を認めてまわればいい。


12月18日


世界をひれ伏せさせたいのならば。
世界にひれ伏せばいいだけだ。


12月19日


沢山の人に好かれ、優しくされたいのであれば。
出会う人全てに好意と優しさを持って接すればいいだけのことだ。


12月20日


「あなたは立派な人間だ」と認められたいのであれば。
世界中のあらゆる人を「あなたは立派な人間だ」と、
ちゃんと根拠を持って認めて回ればいい。
「世界の立派な人間大全集」という本を出版すればいい。


12月21日


「本当に素晴らしい人生」を送りたいのであれば。
世界とあらゆる人々の素晴らしさを発見し、堪能し、
公表し続ければいいだけのことだ。


12月22日


夢を実現したいのであれば。
世界の夢を、実現させてあげればいいだけのことだ。


12月23日


安全・安心に暮らしたいのであれば。
まわりのあらゆる人の、安全・安心を援助・保全してあげればいいだけのこと。


12月24日


「認めたくない人を、認める」
そのとき、あなたは劇的に成長する。


12月25日


エゴにしがみつけばしがみつくほど、あなたは小さく、弱くなる。
エゴは中毒(習慣)を創り出し、中毒(習慣)的購買習慣を創り出す。
そして、お店の常連、上得意様となるのだが。
お店側からすれば、「あの中毒の客ね」と、
最も粗末に扱っていいお客のような認識をされるのだ。


12月26日


エゴを手放せば手放すほど、あなたは大きく、強くなる。
子供のために、タバコを止める。
入院している妻の医療費を完済するために、大好きなナイター観戦とビールを断って、夜勤をする。
半生かけて貯めた貯金を、全て可能性に投資する。
結婚やマイホームなどの私生活の幸せを捨てて、公務を優先する。
世界中の誰もが恐れてやらない記録に、挑戦する。
皆が望む理想の実現のために、命を賭ける、命を捨てる。
エゴを手放せば手放すほど、あなたは大きく、強くなる。


生の強烈さは、「長さ」「豊かさ」にあるのではない。
生の強烈さは、「エゴからの解放度合い」にある。


12月27日


プライドにしがみつけばしがみつくほど、あなたは小さく、弱くなる。
プライドを手放せば手放すほど、あなたは大きく、強くなる。
プライドなど、若いうちにズタズタにされた方がいい。

そうしたら、もっともっと大きくなれる。
若いうちに認められたことで、
そのプライドが「身の丈を超えた錨」となって、
早々と海中に沈んだ人の何と多きことか。


12月28日


弱さが克服されるまで、「弱さを克服するための機会」が、訪れ続ける。
弱さとは?
「認めたくない人を、認めない」という考えだ。
ではどうやって、その弱さを克服するのか?
また、どのような状態が、克服できた状態なのか?


12月29日


「認めたくない人を、認めない」という、弱さ。
これを世界一克服した人物を、あなたは知っているだろう。
「イエス・キリスト」である。
イエス・キリストに学び、真似をすればいいだけだ。


12月30日


すなわち。
「認めたくない人の、言われるがままにする、されるがままにする」
なおかつ。
「その相手を、許す」
ことだ。

別に、認めなくてもいい。
「私はあなたを認めます」などと言わなくてもいい。
ただ、されるがままにして、そしてそれを「許す」のだ。
だから、相手に対して何か言うとしたら?
「私はあなたを許します」
これによって、あなたは、認めたくない人を認めたことになる。
それにより、あなたは、その人から(時間差はあるが)必ず認められる。
その相手から認められれば、関係は(時間差はあるが)必ず好転する。


12月31日


心と調和する環境が、自分の今の人生である。
心が変化すれば、今の環境はその心と調和できなくなる。
それによって、環境が、その人物の人生から取り去られる。
そして心と調和する環境が訪れる。
最も大事なのは、「心(考え方)を変化させる」ことに努力することなのだ。

「心(考え方)を変化させる」ことに努力する。

「許す」
「認めたくない人を、許す」
「ここで、許さなければ、永遠に“認めたくない人”が登場する」
「だから、今私はここで、許す」
「許すことに、なんの条件もない」

これにより、弱さが克服される。
すると、弱さが克服された環境が、訪れる。
豊かで心の強い人ばかりがあふれる、幸福感と富裕感で満たされ、されど静かで穏やかな環境。
それが、訪れる。
この環境を、Precincts、神聖な領域と言う。

そして、Precinctsは、あなたの心が建設するものなのである。


Precincts。
神聖な領域。
それが、幾十年の努力によって心に建設された時。
あなたは、あなたが誕生する瞬間、神さまが、天使が、天が与えた祝福と言葉の意味を、初めて理解するだろう。

「さあ、行っておいで」

「そして、努力しなさい」


その言葉の意味を、初めて理解するだろう。


「努力には必ず、それに見合うものがあるのです」

「それを手にした暁には、あなたはあなたが生まれたこと自体を、あなた自身で祝福するでしょう」

「あなたは常に、祝福の中に居たのですよ」


という意味を。

そして、その理解を持って生き切った暁には、再びあの声を聞くだろう。

「おかえりなさい」

「おめでとう」

「よくがんばりましたね」

「あなたは、とてもユニークでしたよ」

「でも、あなたのエネルギーを次の世代に渡すには、ちょっとさみしい話ですが、あなたの魂をバラバラにしなければなりません」

「あなたの魂をバラバラにすることを、了承して頂けますか?」


という声を。


答えはもう、決まっている。


エゴを手放せば手放すほど、わたしは大きく、強くなる。

エゴを手放せば、手放すほど。

わたしは、もっと、もっと。

大きく、そして強くなる。

「ええ、喜んで」


0501Precincts 12(完)

0475Precincts 11

2014-10-20 14:41:14 | 日記


0475Precincts 11



11月1日


自分の設定した目標。
これの達成。
これを、自分の成功と言う。


11月2日


もしも自分の成功を目指すのであれば。
自分の欲望のかなりの部分を、犠牲にする必要がある。


11月3日


目標達成も、未達成も、思いの結果である。


11月4日


公平な秩序が保たれているこの宇宙では。
調和を乱すことが、破壊につながる。


11月5日


搾取される人たちと、搾取する人たちは、互いに協力し合っている。
彼らはどちらも常に苦悩し、その責任を相手に向けている。


11月6日


誤ってもちいられるパワーは、弱さと結びつく。
弱さは、誤ってもちいられるパワーと結びつく。
そして、お互いに自分を被害者だと主張する。
お互いに苦悩する。


11月7日


誤ってもちいられるパワー。
これは別名「身勝手な欲望」と言う。


11月8日


自分の心を高める。
それによってのみ、上昇・克服・達成を手にする。
外から道具を用いる必要はない。
外から道具を用いることは、
あくまで自分の心を自分で高めることの補助に過ぎない。


11月9日


自分の心を高める。
それによってのみ、上昇・克服・達成を手にする。
その努力を怠ることによってのみ。
弱さ・絶望感・苦悩の中に留まり続ける。


11月10日


BADニュースだ。
「成功するためには、欲望の大部分を捨てなければならない」
GOODニュースだ。
「成功を妨げる成分“疑いと恐れ”は、主に欲望に含まれている」


11月11日


気高い心になればなるほど、成功も大きくなる。


11月12日


表面的にはどのような人物に見えようとも。
貪欲さ。
不正直。
不道徳。
これらを宇宙が援助することはない。



11月13日


身勝手な欲望の大半を排除し。
汚れない美しい思いのみを育てようと努力し続ける人間は、
太陽が天に昇り、月が満ちるのと全く変わらぬ確かさで、気高い人格を手にする。


11月14日


自己コントロール。
決意。
汚れなき思い。
気高い思い。
正しい思い。
それらは、宇宙の援助を受ける。
その結果、人間が上昇する。


11月15日


自己コントロールの欠如。
怠け心。
汚れた思い。
卑しい思い。
誤った思い。
それらは、宇宙の援助を受けられない。
その結果、この宇宙内での存続が難しくなる。
つまり、弱くなる。


11月16日


気高いところへ上昇しても。
身勝手な思い、汚れた思いに身を任せれば。
たちまち降下し、弱くなる。


11月17日


大きな達成を果たしたとたん、手を抜いたり、身勝手な欲望にまみれた人。
そういう人が、あっという間に落伍者の群れに転落する。


11月18日


業績面の達成であれ。
知的・精神的達成であれ。
とにかくあらゆる達成が、明確に導かれた思いの結果である。
同じ法則に従い、同じ行程を経て出現する。


11月19日


それぞれの達成の間にある違いは、達成の対象が異なるだけであり。
入力と出力までに機能するシステムとプロセスは同じである。


11月20日


成功を手にできない人たちは、
自分の欲望をまったく犠牲にしていない人たちである。


11月21日


作用と反作用の法則。
これは物質とエネルギーにだけあてはまるものではない。
これは思いや人生にも当てはまる。


11月22日


理想を描こう。
大きな理想を描こう。


11月23日


理想が実現される、その映像を描こう。
毎日、頭の中で描こう。


11月24日


心を最高にワクワクさせる理想を描こう。
心に美しく響く映像を描こう。
心から愛すことができるものを、描こう。


11月25日


それは実現する。


11月26日


描き続けたビジョンの中に、あなたはやがて立つことになる。


11月27日


夢は、現実の苗木である。


11月28日


今の環境は、あなたにとって好ましいものではないかもしれない。
しかし、あなたが理想を描き、
それの実現に向かって継続的に歩み始めたならば。
今のその環境は、長く続かなくなる。
変化が始まるのだ。


11月29日


心と調和する環境が、自分の今の人生である。
心が変化すれば、今の環境はその心と調和できなくなる。
それによって、環境が、その人物の人生から取り去られる。
そして心と調和する環境が訪れる。


11月30日


だから、環境に関係なく、理想を描くのだ。
今の環境は、これまでの心の結果であって、理想の原因ではないのだから。
理想の原因にはなり得ないのだから。




0475Precincts 11(完)

0474Precincts 10

2014-10-19 13:21:32 | 日記

0474Precincts 10



10月1日


目標を持たないために、大海原を漂流するかのような人生を送っている人が、あまりにも多い。


10月2日


大海原を漂流すれば、遭難する可能性は高い。
遭難したくないのであれば、まず漂流をやめなければならない。


10月3日


漂流をやめるとは?
目標を持ち、信念を持って、生きることだ。
人生の目標を持つことだ。


10月4日


目標を持たないとき。
職場の人々と、ほんの小さなことで喧嘩したり、誰かの一言で傷ついてくよくよしたりする。
つまらないことで思い悩んだり、ちょっとした失敗で絶望感にとらわれる。


10月5日


なぜ、自分はこんなに弱いのだろう?
それは、目標を持っていないからだ。


10月6日


なぜ、弱々しかったあの人が、あんなに強くなったのだろう?
それは、子供が生まれて「親になった」からだ。
自らを捧げるべき大きな目標が生まれたからだ。


10月7日


弱さ。
これは、誤った思いで行動することと、ルートは違えど、同じところにたどり着かせる。
すなわち、不幸と失敗に満ちた環境へと。


10月8日


そもそも弱さは、このパワフルに進化、変化を続ける宇宙では、存続することさえままならない。


10月9日


自分で目標を設定し。
その目標達成に思いを向け続ける。
こうして、人生の漂流者ではなくなり、同時に弱さも排除される。


10月10日


今すぐ、格段に強くなるコツ。
それが、「目標を持つ」ことである。


10月11日


その目標達成に、思いを向け続ける。
この思いのことを、信念と言う。


10月12日


自分の目標を達成することは、自分の人生の義務である。


10月13日


自分の目標を達成すること及び達成に向けて歩み続けること。
これらの過程において、集中力や自己コントロール能力は磨かれていく。


10月14日


そして、磨かれた集中力や自己コントロール能力は。
目標達成率を上げる。


10月15日


目標の達成に失敗する。
弱さが克服されるまでは、それが必然の結果である。


10月16日


しかし、例え目標の達成に繰り返し失敗したとしても。
それを通じて身につけることのできる「心の強さ」は、
真の成功の確かな基礎として機能することになる。


10月17日


個々の失敗。
そのどれもが。
輝かしい未来に向けた、新しい出発点に他ならない。


10月18日


目標の大きさは、問題ではない。
掲げた目標を、「成し遂げること」、これが問題なのだ。
成し遂げることによって、集中力と自己コントロール力は確実にレベルアップする。


10月19日


集中力と自己コントロール力が十分に磨き上げられた時。
間もなく、そして自然に、より大きな目標が見えてくる。
「目標が開ける」のだ。


10月20日


目標を掲げ、達成に向けて歩み続ける。
すると、集中力と自己コントロール力が磨かれる。
目標を達成できなくとも、磨かれる。


10月21日


初めから強い人などいない。
強さは、持続的な鍛錬によって開発されたものなのだ。


10月22日


肉体が、忍耐強くトレーニングすることによって鍛え上げられるように。
心もまた、忍耐強くトレーニングすることによって、鍛え上げることができる。


10月23日


人生の漂流者をやめ、自分の目標を掲げて思いを集中して生きる。
すると、3人の人に出会うだろう。
「失敗は成功に至る通過点だと信じる」人。
「あらゆる状況を自分のために上手に機能させる」人。
「勇敢に挑み続けて、ついに成し遂げる」人に。


10月24日


疑いと、恐れ。
これらは、いかなる目標達成にも役立たない。


10月25日


目標達成への集中力。
自己コントロール力。
活力、行動力。
及び、信念。
これらは、「疑いと恐れ」の侵入によって、本来の機能を停止させる。


10月26日


疑いや恐れを抱き続けているとき、あるいはそれらの排除を試みないとき。
人は、自分の歩みを自分で妨害していることになる。


10月27日


では、どうやって疑いと恐れを排除するのか?
それは、原因と結果の法則を信頼することだ。


10月28日


疑いと恐れが克服されるまで、失敗という結果が訪れ続ける。


10月29日


目標と思いを結び付けている酵素は、「勇気」である。
目標と思いが勇敢に結びついたとき、創造のエネルギーが発生する。
目標と思いと勇気が、それぞれ結びつかないで単独でいるとき。
それらは、「疑いと恐れ」という分解酵素によって分解され、弱まる。


10月30日


発生した創造エネルギーが、疑いと恐れという分解酵素を無効化する。


10月31日


だから、目標を持つだけではなく。
目標に、思いを結びつける必要がある。
勇気を持って、覚悟を持って。



0474Precincts 10(完)

0473Precincts 9

2014-10-18 13:20:04 | 日記


0473Precincts 9



9月1日


心を洗い清めている人を、聖者と言う。


9月2日


肉体は、心の召使い。
肉体は、心の中で巡らされている思いに、常に従っている。


9月3日


肉体は、常に思いに従っている。
思いが意識的なものであろうと、反射的(無意識)であろうと、関係なしに。


9月4日


病気と健康は、環境と同様。
心の中で巡らされている思いの、明らかな表れである。


9月5日


病的な思い。
これは、病的な肉体を通じて表現される。
つまり、病的な思いを巡らすことは。
この肉体を「病気になるに値する存在」にしているということだ。


9月6日


不安が、肉体を混乱させる。
混乱した肉体は、病に対して無防備になる。


9月7日


汚れた思いは、例え行動に移されなくても、肉体を混乱させる。


9月8日


肉体は、第一環境である。
思いを投影するものとして、最も近くにある環境。
ゆえに、投影される度合いもスピードも、最も大きくて速い。
第一環境である肉体の中でも、最も投影度合いが大きいのが、「顔つき」である。


9月9日


肉体は、繊細で柔軟な装置(システム)である。
繰り返される思いに、速やかに反応する。


9月10日


どんなに「血液サラサラ効果」のある食事を摂っても。
汚れた思いを巡らし続けていれば、効果はない。
「思い」「思考」は物質に物理的に作用する。
それが21世紀の最先端科学である。


9月11日


思い。
これが肉体に広がり。
肉体が行いに広がり。
行いが環境に広がり。
環境が、手にするあらゆる体験に広がる。
この波紋の中心は、「思い」なのだ。


9月12日


どんなに河口付近のごみ拾いをしても。
上流にごみを投げ込み続ければ、河口付近のごみはなくならない。
どんなに良い思いを巡らし、毎晩祈り続けていても。
毎日毎食「菓子パン」を摂っていれば、血液は汚れる。
菓子パンには、大量の「マーガリン」もしくは「ファットスプレッド」もしくは「ショートニング」が含まれている。
「マーガリン」「ファットスプレッド」「ショートニング」といった、常温で固体の植物由来油脂。
トランス脂肪酸が多量に含まれている。
トランス脂肪酸は、心筋梗塞・動脈硬化の原因になるとされている。
体にいいものではない。
菓子パンは、「パンの形をしたお菓子」と認識すべきだろう。


9月13日


源をきれいにすれば、すべてのものがきれいになる。
源とは、思いである。


9月14日


どんなに食生活を改善しても。
心を改めなければ、効果はない。


9月15日


いらない物を捨てて部屋を整理整頓することにしても。
心が変わらなければ、効果はない。
すぐにものが溜まり、乱雑になる。


9月16日


心が清らかになれば、自然に健康に向かうようになる。
なぜなら、体に悪い食べ物を自然に好まなくなるからだ。


9月17日


自分の健康を守りたいならば、自分の心を守ることだ。
いつも清らかな思いを巡らし、
清らかでない思いが生じたらすぐに改めることだ。


9月18日


自分自身が生じさせる悪意や羨望、怒りや不安、不満、失望、妬みなどからも、
心を守る必要がある。
それらは、肉体の健康と美しさに悪影響を及ぼす。


9月19日


憂鬱な顔は、偶然の産物でも環境の結果でもない。
それは憂鬱な思いから造られたのだ。


9月20日


年を取ると、顔にしわができる。
それは避けられない。
だが、美しいしわというものがある。
また、醜いしわというものもある。


9月21日


美しいしわと醜いしわの違いは、どこから生じたのだろう。
お分かりのはずだ。
「常に巡らせている思い」からだ。


9月22日


部屋を明るく快適なものにするためには、清らかな空気と快適な日光が必要だ。
心を明るく快適なものにするためには、清らかな思いと快適な思いが必要だ。


9月23日


強い肉体と、明るく穏やかで豊かな顔つき。
これらは、善意や快活さ、穏やかさによって心が満たされ続けることによって、造られる。


9月24日


善意や快活さ、穏やかさで心を満たし続けて生きている人にとって。
老化は、とても緩やかで穏やかである。


9月25日

楽しい思い、優しい思い、豊かな思い。
これらは、どんな医師よりも上手に病気を治す。

9月26日

善意で行動する。
これは、どんなカウンセラーよりも速やかに、心を晴れさせる。

9月27日

悪意で行動する。
これは、自分で作り上げた牢獄の中に自分を閉じ込めるようなものである。


9月28日

「あらゆる人の中に、良いものを見つけること」
それが、パラダイスへのハイウェイである。


9月29日

あらゆる生物に対する思いやり。
その思いやりとと共に毎日を生きる人には。
大きくて穏やかな安らぎがもたらされる。

9月30日

目標に、「思い」が結びつかない限り、価値ある達成は不可能。
この「思い」のことを、信念と言う。



0473Precincts 9(完)

0472Precincts 8

2014-10-17 13:19:08 | 日記


0472Precincts 8



8月1日


ひそかに巡らせている思い。
これはまず生き方に、その姿を現す。
そして次に、環境にその姿を現す。


8月2日


本能的動物的思い。
これは、自制の効かない肉欲的生き方として現れる。
そして次に、貧しさや病気に満ちた環境として姿を現す。


8月3日


汚れた思い。
これは、活力を欠いた混乱した生き方として現れる。
そして次に、苦難に満ちた不快な環境として姿を現す。


8月4日


恐怖や疑いに満ちた思い。
これは、優柔不断で臆病な生き方として現れる。
そして次に、失敗や困難に満ちた環境として姿を現す。


8月5日


怠け心、怠ける思い。
これは、不正直な生き方として現れる。
そして次に、汚れた環境、貧しい環境として姿を現す。


8月6日


敵意に満ちた意地悪な思い。
これは、常に人を非難する生き方として現れる。
そして次に、不安と恐怖に満ちた環境として姿を現す。


8月7日


利己的な思い。
これは、身勝手な生き方として現れる。
そして次に、敵ばかりのいる環境として姿を現す。


8月8日


気高い思い。
これは、自制の効いた穏やかな生き方として現れる。
そして次に、平和にあふれた静かな環境として姿を現す。


8月9日


清らかな思い。
これは、慈愛と思いやりにあふれた生き方として現れる。
そして次に、明るい快適な環境として姿を現す。


8月10日


勇気と信念に満ちた思い。
これは、速やかに決断し行動する生き方として現れる。
そして次に、自由と成功と豊かさに満ちた環境として姿を現す。


8月11日


活気にあふれた思い。
これは、前向きで積極的な生き方として現れる。
そして次に、喜びに満ち溢れた環境として姿を現す。


8月12日


好意的で寛容な思い。
これは、優しさにあふれた生き方として現れる。
そして次に、安全と安心に満ちた環境として姿を現す。


8月13日


愛に満ちた思い。
これは、人々に奉仕する生き方として現れる。
そして次に、永続的な繁栄と真の富に満ちた環境として姿を現す。


8月14日


心の中で繰り返し巡らされている思い。
それは、たとえ良いものでも悪いものでも。
人柄に現れる。
そして次に、環境にその姿を現す。


8月15日


心の中で繰り返し巡らされている思い。
それは、たとえ良いものでも悪いものでも。
人柄と環境内でそれ自身の結果を発生させる。
結果を発生させることに決して失敗がない。


8月16日


環境は、コントロールできない。


8月17日


しかし、自分の思いは、コントロールできる。


8月18日


思いが環境をつくる。
だから、思いをコントロールすることは。
間接的に環境をコントロールすることになる。


8月19日


環境を「変える」ことはできない。
しかし、思いは「変える」ことができる。
思いが環境をつくっている。
だから、思いを変えれば、環境は「変わる」。


8月20日


環境は、変えるものではなく、変わるもの、なのだ。


8月21日


思いは、環境の結果ではない。
思いは、環境の原因である。


8月22日


環境に意識をとられ、苦悩したりあれこれ対策を取ったりしている。
しかし、環境を変えたいのならば、自分の思いを変えることだ。
それが最も効果の大きい方法である。


8月23日


思いが、環境を変える。
それは、私たちが常に今の自分よりも高次元の存在から支援・援助されているということである。


8月24日


もしも私たちが。
意地悪な思いを捨て、優しい気持ちで世界と接することにしたら。
その時から世界中が私たちに優しく接し。
私たちを援助しようとし始めることになる。


8月25日


もしも私たちが、弱々しい思いを捨て去ったなら。
その時から。
私たちの強い決意を援助すべく。
あらゆる好機会(チャンス)が湧き上がってくる。


8月26日


もしも私たちが、正しい思いのみを巡らし続けたならば。
たとえいかなる不運であっても。
その不運が私たちに悲しみや辱めを与えることはできなくなる。


8月27日


環境は、心を映す万華鏡。


8月28日


その万華鏡の中で刻一刻と変化する多様な色彩のコンビネーション。
それは、あなたの思いの数々が投影されたものに他ならない。


8月29日


失敗の原因を見つけるべく、環境に目をやると、本当の原因が見つからない。


8月30日


なぜなら、環境は原因ではなく結果だからだ。


8月31日


原因は、内側にある。


0472Precincts 8(完)

0471Precincts 7

2014-10-16 13:09:55 | 日記
0471Precincts 7


7月1日


宇宙は常に公平だと知る。
すると次には、
自分のそれまでの無知と盲目の行動を振り返り。
それらがすべて、
正当な秩序、「原因と結果」によって、
形作られてきたことに気づく。


7月2日


その時、人は。
とても自然に、
自分の過去の体験のすべてが、
たとえ良いものであれ、
悪いものであれ、
自分の「進歩しつつある自己を如実に投影するものに他ならなかった」ことを、
知るのだろう。


7月3日


良い思い、良い行いは、決して、悪い結果を発生させない。


7月4日


悪い思い、悪い行いは、決して、良い結果を発生させない。


7月5日


トウモロコシの種からは、トウモロコシ以外のものは決して育たない。
トマトの種からは、トマト以外のものは決して育たない。
稲の苗からは、稲以外のものは決して育たない。


7月6日


原因と結果。
この法則が機能していることは、すでに誰もが知っている。


7月7日


しかし。
その法則が、個人の人生の中にも、個人の心の中にも全く同じように機能している、
という事実を認識している人は、とても少ない。


7月8日


事実を認識していないために、ほとんどの人は、その機能(法則)と協調できていない。


7月9日


苦悩。
これは常に、結果である。
誤った思いの結果である。


7月10日


苦悩は、サインである。
何を示すサインか?
法則との調和に失敗していることのサインである。


7月11日


苦悩の唯一の役割。
それは、無益で不純なあらゆるものを浄化すること。
あるいは、それらを焼き払うこと。


7月12日


清らかな人間には、苦悩は訪れない。


7月13日


苦悩をもたらす環境。
これは、その人自身の精神的混乱の結果である。


7月14日


喜びをもたらす環境。
これは、その人自身の精神的調和の結果である。


7月15日


喜びは、正しい思いの結果である。
苦悩は、誤った思いの結果である。


7月16日


私たちは、苦悩を体験しながら富を手にすることもできる。
そして、喜びを体験しながら貧しくなることもできる。
富と喜びは、富が正しく入手され、賢く使われたときにのみ、ひとつになる。


7月17日


貧しい人たちは、自分の人生を不公平な重荷としてとらえる。
その時、より深い苦悩の中へと落ちていく。


7月18日


極端な貧しさと極端な貪欲さ。
これらは、不幸の極致である。
貧しさと貪欲さは、等しく不自然であり。
これらは、精神的混乱の結果である。


7月19日


人間は、幸せ、喜び、健康、及びある程度の豊かさを手にできない限り。
人間としての機能を十分に果たせない。


7月20日


幸せ、喜び、健康、及びある程度の豊かさ。
これらは、結果である。
何の結果か?
内と外、つまり心と環境、これらの間に争いがないことの結果である。


7月21日


覆い隠された「本当の正義」
これに気づき、これに心を従わせ始めた時。
愚痴や罵りは消え、真の人間として生き始められる。


7月22日


真の人間は、環境の悪さを人のせいにすることはない。
環境の悪さは、自分の心の投影であると知っているからだ。
だから、環境が悪いときは、自分の心の改善に努める。
より強く気高い思いをめぐらすことをもっと意識する。


7月23日


その時。
環境は、自分の進歩のために有効に活用できる。
また、自分の隠された可能性や能力を発見、開発するためのものとして。
環境を有効に活用できる。


7月24日


宇宙を動かしているのは、混乱ではなく秩序だ。


7月25日


宇宙の一部である私たちの人生や社会を根底で支配しているのも、混乱ではなく秩序である。


7月26日


その秩序は、正義と公平さの上に成り立っている。


7月27日


生きる必要がない人物などいない。
誤っているのは、その人が持つ思い、ものの見方の方なのだ。
あなたという存在ほど、この世に大切なものは、他にない。

7月28日


自分自身を正すことによって、宇宙の正義と公平さを知ることができる。


7月29日


自分自身を正すと、自分をとりまく環境の方も正しい方向へ変わってくることを、すでに体験して知っているはずだ。


7月30日


自分がひそかにめぐらし続けている思い。
これを隠し通すことはできない。
なぜなら、その思いが環境を形成するからだ。


7月31日


正しい思いで、誠実に生きる。
それだけで十分、他人の役に立つことになる。
なぜなら、他人が持つ、正しい思いの結果としての環境、これの構成部分になれるからだ。



0471Precincts 7(完)

0470Precincts 6

2014-10-15 13:02:48 | 日記
0470Precincts 6



6月1日


私たち自身の環境をつくっているのは、私たち自身である。


6月2日


私たちは、「良い結果」を見つめ目指す。


6月3日


私たちは、「良い結果」を見つめ目指す。
しかし同時に、その「良い結果」と調和しない思いをめぐらす。
それにより、その達成を自ら妨害し続けているのだ。


6月4日


良い結果を望みながらも、それを妨害する思いをめぐらし続ける。
この、妨害する思いは、放っておくとますます多様化、階層化し、強化される。


6月5日


自分自身の環境。
それは、自分自身の心の状態を理解するための目安である。


6月6日


宇宙(環境全体)は、常に公平。
原因に即した結果を出す。


6月7日


「正直で誠実な人なのに」と言われる、貧乏な人がいる。
逆に、「ケチで不機嫌で嫌な人」と言われる、お金持ちの人がいる。
しかし、前者は実は、他人に見えない不徳をたくさんもっているかもしれない。
逆に後者は、他人に見えない美徳をたくさんもっているかもしれない。
原因があって、結果があるのだから。


6月8日


宇宙(環境全体)は、常に公平。
原因に即した結果を出す。
ならば、「その人は、成るべくしてそう成っている」のだ。
ここに善悪などない。


6月9日


ある、小売店の従業員。
恵方巻きや土用のウナギ、お中元やお歳暮などの予約数が、従業員中で常にトップである。
というのも、自分自身で購入しているからだ。
そして、大量に買った商品を、友人知人に配って回るのだ。
とここまでなら、「善意の人だ」「豊かな心の人だ」となるだろう。



6月10日


しかし、その従業員は、不思議と言うか、残念というか。
他の従業員からも会社からも、「善意の人だ」「豊かな心の人だ」「立派だ」と思われていない。
それは、なぜか?
それは、その人の心の中に原因がある。
善意から贈り物をしているのではないかもしれないのだ。


6月11日


見返りを期待して何かを与える。
それは、何も与えないよりも悪い結果を招く。
与えるという行為は、私欲のない、見返りを期待しない心の状態で行なわれなくてはならない。


6月12日


与えたあとで感謝されなかったり、喜ばれなかったりしたとき
それを不満に思ったり後悔したりしたとしたら。
その「与える」という行為は、愛によってではなく、虚栄心によって促されたものだったのだ。


6月13日


宇宙は公平。
公平とは、因果応報。
原因と結果の完全な法則。



6月14日


悪に対する報いは悪である。
善に対する報いは善である。
この法則を理解すれば。
善を発することをためらうことはないだろう。


6月15日


その環境を愛し、その環境の人々に善意を持って接すれば。
その環境から愛され、人々から善意でもって報われる。


6月16日


その環境を憎み、その環境の人々に悪意を持って接すれば。
その環境から憎まれ、人々から悪意でもって報われる。


6月17日


来店するお客様に、精一杯の挨拶を、接客を、していれば。
お客様が、上品になってくる。
また、上品なお客様がやって来る。


6月18日


手にしたいと考えている、気高い神のような人格。
これは、神からの贈り物でもなければ、偶然の産物でもない。
それは、くり返しめぐらされつづけた、気高く、正しい思いの、自然な結果である。


6月19日


永続的な幸せがあなたにもたらされるのは。
あなたが、永続しない物質的な富に利己的にしがみつくのをやめたときだ。


6月20日


自分自身の思い。
これによって、自分の人生素晴らしいものにつくり上げることもできれば。
逆に壊すこともできる。
思いのパワーによって内側の人生を築き上げる。
すると、外側の人生は、その内側の人生に従って築かれることになる。


6月21日


「命を求めるものは、それを失い、命を差し出すものは、それを得るだろう」


6月22日


人間は、自分が送り出す思いと同種の思いを自分に引き寄せる。
その結果、自分とよく似た人たちと接触するようになる。
「類は友を呼ぶ」
これは精神世界にも、物質界にも当てはまる法則。


6月23日


原因と結果には、絶対の法則が働いている。
悪意に対して善意で報われることはない。
善意に対して悪意で報われることもない。


6月24日


もしも。
善意に対して悪意で報われるようなことが起こるとすれば。
実は、その善意の発信者は心の底には善意がなく、悪意があったのだ。


6月25日


あなたの世界は、あなた自身を映し出す鏡にほかならない。



6月26日


たとえあなたが、心の奥底のどんな秘密の場所に、何を隠そうとも。
あなたの内側に存在するすべてのものが、やがて必ず、あなたの外側の人生のなかに姿を現す。


6月27日


自分の心を鍛え、自分の弱さを克服し、自分の心のパワーを強化する努力を続けたならば。
いつしかあなたは、外側の人生内で発生している素晴らしい変化の数々に気づく。
そして、「自分らしくあること」が最上の生き方なのだと確信するだろう。
あなたという存在ほど、この世にとって価値のあるものは、他にない。


6月28日


その場所に問題の原因があるということは、同じ場所で問題を解決できるということだ。



6月29日


もしあなたが本当に良いことをしたいのなら。
それをするためのお金ができるまで待つ必要はない。
すぐにそれを行うことだ。
いまいる場所で。
この瞬間から。



6月30日


人々への思いやりが真の動機であるならば、あなたには真の繁栄がもたらされる。
あなたは、あなたが思っている以上に、素晴らしい存在なのである。
今こそそれに気付き、その素晴らしさを発動すべき時なのだ。
そして時代そのものが、あなたの本領発揮を、望んでいる。



0470Precincts 6(完)

0469Precincts 5

2014-10-14 13:02:08 | 日記
0469Precincts 5



5月1日


人間は、心の奥底にある、支配的な思いに従う。


5月2日


心の奥底にある、支配的な思いに従う。
その結果として、誤った行いを続ける。
また、正しい行いに努めもする。


5月3日


誤った行いであれ、正しい行いの努めであれ。
やがては、その果実である「自分自身の外部環境」にたどり着く。


5月4日


人々が刑務所に入ったり、貧困に苦しんだりする。
その原因は、運命でも環境でもない。


5月5日


その原因は、「不純な思い」や「利己的な願望」なのだ。


5月6日


「純粋な子だったから、悪友に染められて犯罪に加担してしまった」と言う。
だが、純粋な心の持ち主は、犯罪に走ることはない。
悪意を行動に移すことなどない。


5月7日


環境は、人間を創らない。
環境は、自分自身のことを外側に移しているだけだ。


5月8日


気高い思いで頭をいっぱいにしている人が、邪悪な道に落ちて苦悩するということは起こらない。
逆に、邪悪な思いで頭をいっぱいにしている人が、気高い成功をして真の幸せに満たされるということも起こらない。


5月9日


私たちは、「自分が望んでいるもの」ではなく、「自分と同種のもの」を引き寄せる。
富裕になるためには、富を望むのではなく、心に富裕感を満たせばよい。
「富裕種」になることだ。


5月10日


きれいごとや夢見事は、ことごとく成長を阻まれる。
それは、心の奥底がその成就を望んでいないからだ。


5月11日


逆に、心の奥底が本当に望んでいるものは。
たとえそれがどんなに清らかであろうと汚れたものであろうと、有益であろうと不利益であろうと。
それ自身が食べ物を見つけ、それを摂取して着々と育まれる。


5月12日


誕生も、偶然ではない。
魂と同種の肉体に宿るのだ。
私たちの魂は、誕生に際して、魂と同種の肉体にやって来るのだ。
魂が、「この肉体なら望みを果たせる」と判断して。


5月13日


私たちは、「自分が望んでいるもの」ではなく、「自分と同種のもの」を引き寄せる。
「望みが叶った」という現象は、自分がそれ(望むもの)と調和し、同種となった時に起こり得る。


5月14日


魂は、この世界における学習と体験を、一つ一つ積み重ねる。


5月15日


魂は学習と体験を一つ一つ積み重ねながら、次の三つのものを次々と自分へ引き寄せる。
①その時点における自分の気高さ、あるいは卑しさ。
②その時点における自分の強さ、あるいは弱さ。
③①と②の如実な投影である環境。


5月16日


私たちは、自分自身によってのみ、束縛される。
親のいいつけに束縛されているのではない。
親のいいつけを受け入れてそれに効力を持たせているのは、自分自身なのだ。


5月17日

手に入るものは、「手にしたいと願い、祈ったもの」ではない。
手に入るのは、「公平な報酬として受け取るもの」だ。



5月18日


願いや祈りは、それらと行動が調和したときにのみ叶えられる。


5月19日


結果を変えるには、原因を改善することだ。


5月20日


どんなに環境を改善しても、すぐに元に戻る。
それは、自分自身の内側が改善されていないからだ。
つまり原因が改善されていないからだ。


5月21日


どんなに「断捨離」をしても、「ほしがる気持ち」がある限り。
再び物がたまる。


5月22日


自分自身を改善するということは、真の意味での「自己犠牲を払う」ということである。


5月23日


真の意味での「自己犠牲を払う」とは?
心の中全体の、「本当に望むもの」の部分をトリミングして、それで心全体にするというもの。
犠牲になるのはエゴや邪悪な思いである。



5月24日


真の意味での「自己犠牲を払う」とは、自分の理想を実現するための儀式である。
その儀式で、犠牲になるものつまり除去されるものは、「理想の自分以外のすべての自分」である。
エゴや邪悪な思いもここに多分に含まれている。


5月25日


掛け持ちで週6日、一日14時間働いているのに、貧しさに苦しんでいる人がいる。
その人は、この自分の貧しい環境を改善したいと願っている。
願っているが、叶わない。
それは、何故か?
その原因はすべて、その人自身にある。


5月26日


その人は、「時給が低い」ことを理由に、仕事の手を抜き続けている。
上手に仕事をさぼっているのだ。
仕事をさぼる、つまり雇い主との契約を破り、雇い主をだまし続けている。
「怠け心」「エゴ」「ずるい思い」「卑屈な考え」を常に持っている。
だから、それと同種の環境がその人を取り巻き続けているのだ。
その人自身が、その環境を引き寄せ続けている。


5月27日


貧困から這い上がるとき。
「自分のエゴを一切捨てて、誠実に精一杯仕事をしよう」と決意したのか?
それとも、「多くの人をうまくだまして、大金を得てやろう」と決意したのか?
後者であるならば、貧困から這い上がる前に、「貧困から這い上がるに値しない」。
つまり、貧困から這い上がるという環境と調和しない。
したがって、その望みは叶わない。


5月28日


それを手にしたいならば、「それを手にするに値する人間になる」ことだ。
そうすれば、環境の方から働きかけが起こる。


5月29日


自分のエゴを犠牲にする。
それが、真の自己犠牲。
これに成功する人は非常に少ない。
これに成功した人が、自分の理想を実現する。
だから、自分の理想を実現した人が非常に少ないのだ。


5月30日


非常に裕福な人がいた。
彼は、暴飲暴食の結果、重い慢性病を患っていた。
彼は健康を取り戻すことに意欲的で、そのために莫大なお金をつぎ込んでいた。
しかし、暴飲暴食の欲望を一切手放さなかった。
それゆえに、どんなに莫大な治療費をかけても、健康が戻ることはなかった。


5月31日


繁栄するためには、「繁栄するに値する人間になること」だ。
値する、つまり環境と調和することだ。
環境と調和がとれると、まもなく環境の方こそが変化する。
そして繁栄をもたらす働きかけがやってくる。


0469Precincts 5(完)

0468Precincts 4

2014-10-13 12:58:40 | 日記
0468Precincts 4




4月1日


思いやりを持って見つめている人は。
心に喜びを感じている。
そしてその喜びは、心の奥底から湧いてきているものだと感じている。


4月2日


本当の平和に、区別や差別や判断は入らない。


4月3日


生きる物に皆、大きな法則が作用している。
そしてこの法則は、変えることができない。
なぜなら、「法則の中だからこそ生きられる」のだから。



4月4日


その法則の中に、次のようなものがある。
「人は、内側で考えている通りの人間である」
「人は、内側で考えている通りの人間になる」


4月5日


内側で考えていることは、種なのだ。
それが、意識的であろうとなかろうと、外に表れる。


4月6日


人は、思いの主人であり、人格の制作者であり、運命の設計者である。


4月7日


運命の設計者。
つまり私たちは、どのような状況に直面しても。
それを「自分の望む理想的な自分になるために使う」ことができる。


4月8日


思いは種。
行いは花。
悲しみや喜びは果実。
「自分が蒔いた種の果実は、自分で刈り取る」


4月9日


苦しみがつきまとうのは、思いに邪悪な要素が多くあるからだ。
喜びがつきまとうのは、思いに清らかな要素が多くあるからだ。


4月10日


法則を発見したとき、賢くなるとともに、自分自身になれる。


4月11日


賢くなり、自分自身になると。
自分自身を知的に管理しながら、豊かな実りへと続く思いを次々とめぐらすようになる。



4月12日


自分の今を「結果」とすると。
その結果を生み出した「原因」はすべて、どこかの時期の自分にある。
その原因と、今の結果をつなげれば、「自分の真実」が見えてくる。


4月13日


心は庭のようなもの。
天候に左右される。
知的に耕されることもあれば、野放しにされることもある。
いずれにせよ、何かが生えてくる。


4月14日


素晴らしい人生を生きるためには。
自分の心の庭を掘り起こし。
そこから「不純な、誤った思い」を取り除き
そして「清らかな正しい思い」を植え付け。
それを自分で育むことだ。


4月15日

「思い」と「人格」はつながっている。
そして人格は、「環境」に影響されて、それ自身を表現する。
つまり、外と内は調和するのだ。


4月16日


「人生に偶然はない」
それはポジティブ思考の言葉ではない。
それは客観的事実なのだ。


4月17日


私たちは、どんなときにも、「今の私が学び、成長を遂げるために最適な場所に居る」のだ。


4月18日


ある環境で必要な学習を積んだならば、その環境はまもなく新しい環境に取って代わられる。


4月19日


私たちは、環境の産物なのではない。
私たち自身が環境を選んでいる、環境を構成しているのだ。


4月20日


私たちは、創造力そのものであり、環境を育む力を自由に管理できる。
つまり、「自分を取り巻く環境は、思いから生まれ出るものである」


4月21日


自分を取り巻く環境の変化と、自分の心の状態の変化。
これは常に連続している。
つながっているのだ。


4月22日


目覚めていないときは、「環境の状態が心の状態に影響する」と考える。
しかし、目覚めると、それは逆であったことが分かる。
「心の状態が、環境の状態を生み出していた」と。
心が、その環境を引き寄せていたのだ。


4月23日


となれば、環境の状態を変えるには?
簡単だ。
心の状態を変えればよいのだ。


4月24日


どのように変えるか?
「私は、豊かな人間である」
そう思うことだ。
ただし、「状況や出来事や記憶や将来性に関係なく」思うことだ。
それらに関係なく、本当に思うことができれば、まもなく環境が変わり始める。


4月25日


心は、それ自身が「密かに抱いているもの」を引き寄せる。
密かに、と言うのは、他人に打ち明けていないということ。
逆に言えば、どんなに多くの人に「私はこうする。こうなりたい」と打ち明けていても。
心に抱いていないものは、引き寄せられないということだ。


4月26日


心は、それ自身が「本当に望んでいるもの」を引き寄せるのだ。
本当に愛しているもの、あるいは本当に恐れているものを引き寄せる。


4月27日


心は、本当に望むものを引き寄せる。
環境は、その媒体である。
心が、Aを望むなら、環境はまもなくあなたにAをもたらすように働く。
心が、AAA(トリプルエー)を望むなら、環境はまもなくあなたにAAAをもたらすように働く。


4月28日


外の世界である「環境」。
これは、内側の世界つまり「心・思い」に合わせて形成される。
環境と心は相互リンクしている。
環境と心は作用し合っている。


4月29日


ではなぜ、試練や苦痛や嫌なことがやって来るのか?
それは、心がそれを望んでいるからだ。
なぜ、そんなものを望むのか?
「学ぶことができるから」


4月30日

喜びにあふれる体験だけではない。
試練や苦痛、苦悩に満ちた体験からも、多くを学べる。
それを、心は知っている。
心は、成長したい。
成長するために、学びたい。
だから、学べる要素を引き寄せる。
だから、喜びの体験も、苦しみの体験も、引き寄せるのだ。


0468Precincts 4(完)

0467Precincts 3

2014-10-12 12:56:50 | 日記
0467Precincts 3



3月1日


あなたがこの世できること。
それは、「活動すること」(Activity)である。


3月2日


あなたがこの世できること。
それは、「輝くこと」(Bright)である。


3月3日


あなたがこの世できること。
それは、「創造すること」(Creativity)である。


3月4日


あなたがこの世できること。
それは、「決断すること」(Decision)である。


3月5日


あなたがこの世できること。
それは、「元気でいること」(Energy)である。


3月6日


あなたがこの世できること。
それは、「自由でいること」(Freedom)である。


3月7日


あなたがこの世できること。
それは、「優しくすること」(Activity)である。


3月8日


あなたがこの世できること。
それは、「正直であること」(Honesty)である。


3月9日


あなたがこの世できること。
それは、「直感を得ること」(Inspiration)である。


3月10日


あなたがこの世できること。
それは、「公平であること」(Justice)である。


3月11日


あなたがこの世できること。
それは、「親切にすること」(Kindness)である。


3月12日


あなたがこの世できること。
それは、「愛すること」(Love)である。


3月13日


あなたがこの世できること。
それは、「熟練すること」(Mastery)である。


3月14日


あなたがこの世できること。
それは、「新しくすること」(New)である。


3月15日


あなたがこの世できること。
それは、「独創的であること」(Originality)である。


3月16日


あなたがこの世できること。
それは、「持続すること」(Persistence)である。


3月17日


あなたがこの世できること。
それは、「品質を高めること」(Quality)である。


3月18日


あなたがこの世できること。
それは、「才能を発揮すること」(Resourcefulness)である。


3月19日


あなたがこの世できること。
それは、「目標を達成すること」(Success)である。


3月20日


あなたがこの世できること。
それは、「信頼すること」(Trust)である。


3月21日


あなたがこの世できること。
それは、「調和すること」(Unity)である。


3月22日


あなたがこの世できること。
それは、「困難に打ち勝つこと」(Victory)である。


3月23日


あなたがこの世できること。
それは、「知恵を持つこと」(Wisdom)である。


3月24日


あなたがこの世できること。
それは、「乗り越えること」(exceed)である。


3月25日


あなたがこの世できること。
それは、「自分自身で行うこと」(Yourself)である。


3月26日


あなたがこの世できること。
それは、「そよ風をもたらすこと」(Zephyr)である。


3月27日


人を思いやることは、自分の心を広げることでもある。


3月28日


自分の心が広がれば、喜びを受け取るチャンネルも増える。


3月29日


嫌なことを受け取るチャンネルも増えるかというと、実は増えない。
嫌なことは少なくなっていく。


3月30日


なぜなら、豊かさを増した広い心には、狭隘な思いや人を苦しめる考えは住めなくなるからだ。


3月31日


人を思いやる気持ちを深めていく中で、人は理想の幸せに近づいていく。


0467Precincts 3(完)

0466Precincts 2

2014-10-11 12:55:24 | 日記
0466Precincts 2



2月1日


柔和で静かで穏やかな、心の平和。
心の平和という、この上なく貴重な人格的要素を身に着けることは。
私たち一人ひとりの究極的な目標である。


2月2日


金銭的な富ばかりを追求している心。
それは、穏やかな心と比べたとき。
どんなに見劣りすることだろう。


2月3日


自分の人生を苦悩で満たしている人の、なんと多きことか。
身勝手な思いをめぐらし。
身勝手な行動をし。
その結果、宇宙(全体)との調和のバランスが崩れ。
その不調和によって苦しみが生まれる。
その苦しみを抱くがゆえに苦悩する。
ということは、苦悩は自分自身でこしらえているということだ。


2月4日


心のコントロールを怠ることで、自分自身の人生と幸せを自ら破壊している。
それをいつまで続けるのか。


2月5日


バランスのとれた人格を手にしている人たち。
その人たちに共通するのは、穏やかな心。


2月6日


あなたの理想が、あなたの到着をいまや遅しと待ちわびている。
ずっとずっと、待ってくれている。


2月7日


心の中にある舵から、手を離すな。



2月8日


自己コントロールに成功した人が、強い人なのではない。
自己コントロールを試み続ける人が、強い人なのだ。


2月9日


正しい思いというものは、熟練によって身につく技能である。
思いは熟練することで身につく。


2月10日


穏やかさ。
それは、パワーである。
穏やかさ。
それは一見、もっともエネルギッシュではないようで、実はとてもエネルギッシュなのだ。


2月11日


心に、問いかけるのだ。
「静かにしていなさい」と。


2月12日


愛がすべての中心になって、すべてを満たす力がある。
それを知っていれば、人を激しく責めたり攻撃したりする心は生まれない。


2月13日


あなたが愛して価値を認めてきた人が、あなたを裏切ったとき。
その人を嫌って非難すれば、あなたの方こそが、愛のもとにいられなくなるのだ。


2月14日


愛から非難は生まれない。


2月15日


正しいと信じてきたことをおろそかにした上での成功は、悪い方向へ進む。


2月16日


正しいという考えを揺るがす原因のほとんどは、「競争」という言葉である。


2月17日


正しい思いで生きている人を失敗に陥れる見えない仕組みが、競争にはある。


2月18日


大きな力は、心から正しいと思うその思いに作用する。


2月19日


人のために、自分にできることをする。
それは素晴らしいことだ。
だが、それを本当に素晴らしいものにするには。
自分の損得を考えないで行うことだ。


2月20日


心からできることは何か?
自分の心から発進できることは何か?


2月21日


自分の才能とは何か?
自分独特の技能とは何か?
それは、「自分の能力の中で、最も多くの人に最も多くの利を与えてあげることができるもの」


2月22日


自分が耕した畑に、新しい種を蒔く。
次は、自然の力を信じる。
そして、発芽を、成育を、収穫までの間を、根気よく見守る。


2月23日


努力する。
努力は実ると信じる。
実るまで根気よく待つ。


2月24日


自分にでき得る限りの努力をすれば。
結果を心配することはなくなる。
結果を心配するのは、信じる気持ちが足りないのではなく、努力が足りないのだ。


2月25日


高みを目指す人は必ず、うまくいかない原因が自分の心にあるという結論にたどり着く。
そして心を客観し、感情を客観し、改善していく。
やがて、感情を「物事に対する反応」としてではなく、「心の状態から」発する。


2月26日


感情が先に立てば、心は奪われる。
心が先に立てば、感情はコントロールできる。


2月27日


人に対する影響力やパワーを求めるのではなく。
人を受け入れる大きな心を持つことだ。


2月28日


人に親切にすると、自分の心の「穏やかな喜びの空間」が拡大される。



0466Precincts 2(完)

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2014-10-10 12:54:17 | 日記
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1月1日


ラッキーな出来事も、アンラッキーな出来事も、全て自分の潜在意識が引き寄せている。
ラッキーな出来事も、アンラッキーな出来事も、それが起こる原因は、「自分の思い」だったのだ。
「そんなバカな」と、思うだろう。
「私は、こんなことを望んだ覚えは無い」と。
そうだからこそまさに、「潜在意識」の働きなのだ。
潜在意識とは、カンタンに言えば、「そうしたいと望んだ自覚が無い望み」なのだ。


1月2日


「自分は、ダメな人間だ」
そう思い続けていると。
「君は、ダメだな」と叱られるような出来事が起こる。
もしくは、何か失態をしでかして、「ああ、自分はダメな人間だ」と結論するような出来事が起こる。
これが、潜在意識の法則だ。


1月3日


叱られた後の反応は、主に三つに分かれる。
①反抗するか。
②修正するか。
③自己嫌悪するか。
しかし、叱られた原因は一つなのだ。
それは、「あなたに落ち度があったから」ではない。
それは、「あなたがその叱りの言葉を受け入れたから」だ。
なぜ、叱られることを受け入れたのか?
それは、あなたが「私は叱られるに値する人間だ」と潜在意識にインプットしていたからだ。


1月4日


他人の叱りや非難の言葉(例えそれを発したのが親であれ、社長であれ、上司であれ、師匠であれ)。
それが、あなたを自己嫌悪に陥らせたり、怒らせたり、イライラさせたりすることは、実際にはあり得ない。
他人の言葉が効力を持つのは、あなたがそれを「受け入れて」「自分の思考に組み込んだ」場合だけだ。
要するに、あなたの精神がしっかりしていれば、他人の叱りや非難の言葉は、あなたに悪い影響を与えやしないということ。


1月5日


「嫌な事を言われれば、怒るのが当然だろう」とあなたは言う。
つまり、感情や思考は、「反応である」というわけだ。
しかし、真実は、逆なのだ。
感情や思考は、「原因」なのである。
つまり、あなたが職場で働いている時、「今の自分はダメだ」とか、「この職場にふさわしくない」と思っていたのだ。
その結果、自分をこの職場から排斥するかのような叱りの言葉を受けることになるのだ。


1月6日


感情的に成熟すると。
叱られた後の反応は、主に一つになる。
④直すべきところは潔く修正するが、反抗や自己嫌悪は全くしない。
反抗や自己嫌悪という反応はしない。
というのも、「反抗や自己嫌悪という反応は、相手のレベルと同期することに他ならない」と理解しているからだ。
そして、「同期すべき相手は、理想の自分、自分の人生目的である」と理解している。


1月7日


叱られた時。
自己の正当性を主張するために、「反抗する」。
しかし、実は「反抗する」という反応は、「落ち込んで自己嫌悪する」という反応と全く同次元なのである。
というのも、「非生産的反応」であるからだ。


1月8日


成熟者は、「反応者」ではない。
成熟者は、「原因者」である。
要するに、出来事を全て「自分を良くするきっかけ」と捉えて感謝の念で包み込む。
そしてそこから、愛と善意を放射する者である。


1月9日


他人からの叱りや批判、立腹に対して悪い反応を示すということは。
「相手の低次な(あるいは非生産的な)精神活動のレベルに自分が降りていく」ということに他ならない。
他人からの叱りや批判、立腹に対して悪い反応を示すということは。
「相手と同期して、相手の持つ不機嫌(否定的思考)というファイルを自分に取り込む」ということに他ならない。


1月10日


憎しみや怒りは、連鎖するのではなく同期するのだ。


1月11日


同期するべきは、自分の人生目的だけだ。


1月12日


他人や出来事などに、あなたの内なる平和感や平静、健康や快活を乱されるのは。
あなたがしっかりしていないからである。
他人や出来事が悪いのではない。
あなたの内なる領域の耐震性が低次元なのだ。


1月13日


ではどうすれば、内なる領域の耐震性を高次元にすることができるのか?
実に簡単である。
「愛と善意を放射する側の者になること」である。
ここで言う「愛」とは、具体的に次の三つの活動のこと。
①理解。
②感謝。
③相手の内なるものに対する畏敬。


1月14日


愛とは、「リカイのヴィジョナライズ」のことだ。
具体的には。
リカイとは。
リ:理解。
カ:感謝。
イ:畏敬。
ヴィジョナライズとは。
「映像で表現すること」
つまり、音声(言葉)は必須ではない。
あくまで行動が重要なのだ。


1月15日


愛とは、「リカイのヴィジョナライズ」。
この愛を、あなたが他人に対して放射すればするほど。
それに比例して、あなたの元に愛がやって来る。
あなたが善意を放射すればするほど。
あなたのところに善意がやって来る。


1月16日


あなたが他人の自尊心を傷つければ、あなたはその人の善意を得ることができない。


1月17日


理解すべきことは、ただ一つ。
「全ての人が、愛と感謝と自己重要感を求めているということを知って、認めること」。


1月18日


「私は、価値のある存在である。
まだ、その価値を完全に発揮できているわけではない。
しかし、価値があることには変わりはない」
と、あなたが思っているのと全く同様に、他人もそう思っているのだと認めることだ。
それが、理解。


1月19日


感謝の念とは、出来事に対する好意的な反応ではない。
好意的な出来事を起こすための原因なのだ。


1月20日


就職して仕事をすると、とかく感謝を強要される。
「お客様に感謝しなければならない」
「お客様第一」
「感謝の気持ちが足りていない」
「お辞儀の角度」
「お客様をお見送りしなければならない」
とにかく、感謝が強要される。
そして、いつしか、「感謝」という表現に拒絶反応や疑念を持つようになる。
しかし、それは誤解から来るのだ。


1月21日


あなたの、「感謝」に対する誤解は、ここで終わる。
感謝の念とは、あなたに起こった出来事に対する反応ではない。
あなたに良い出来事を起こすための、原因なのだ。


1月22日


お客さんは、顕在意識では、「モノを買うために来店」している。
モノを買って利用して満足するために、お店を利用する。
しかし、潜在意識では、「感謝されたくて来店」しているのだ。
店員さんに「ありがとうございました!」と言われたくて、お店を利用しているのだ。


1月23日


モノを買って利用することは、自尊心を間接的に満足させる。
しかし、店員さんに「ありがとうございました!」と言われることは、自尊心を直接満足させる。
顕在意識では、モノを買うために来店している。
しかし、潜在意識では、あの「満足感を与えてくれる店員さんに会いたくて」来店している。


1月24日


「満足感を与えてくれる店員」とは、どんな店員か?
こちらを「メインゲストとして扱ってくれる店員」のことである。
それはすなわち。
・来店するやいなや「いらっしゃいませ!」の言葉が飛んで来る。
・「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」の言葉が必ずある。
・列に並んでいる時でも、「すみません、少しお待ちください」というお詫びの言葉がある。
・列に並んでいる時でも、「となりのレジの方が早いので、そちらへどうぞ」という、こちら思いの誘導がある。
・列に並んだ時間が10秒であっても、「お待たせしました」のお詫びの言葉がある。


1月25日


「満足感を与えてくれる店員」とは、総括して言えば。
私を、お殿様もしくはお姫様のように扱ってくれる店員のことなのだ。
そしてその奥義が、「ありがとうございます!」なのだ。
つまり、感謝の表現なのだ。


1月26日


「ありがとうございます!」という表現は、人の顕在意識ではなく潜在意識に入って来るのだ。
だから人は、「ありがとうございます!」という言葉に、「無意識的に」反応する。


1月27日


入店した瞬間飛んで来た「いらっしゃいませ!」は、顕在意識を満足させる。
退店する瞬間飛んで来た「有難うございます!」は、顕在意識も潜在意識も満足させる。


1月28日


愛と善意の発信者。
これが、本物の成功者だ。


1月29日


来店したお客様は、飢えている。
食べることに飢えている、のではない。
自尊心の満足感に、飢えているのだ。
だから、「お客様の自尊心を満足させる店員がいる」お店は、流行り続ける。


1月30日


「視界に入ったお客様全員に、愛と善意を浴びせる」
これによって、その店員さんの器が大きくなる。
それによって、そのお店全体の器が大きくなる。
それによって、その会社全体の器が大きくなる。


1月31日


「視界に入った他人全員に、愛と善意を浴びせる」
これによって、自分の器が大きくなる。
それによって、自分が所属する部署全体の器が大きくなる。
それによって、その会社全体の器が大きくなる。
器が大きくなるかどうかは、あなたの器が大きくなるかどうかにかかっている。



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