車いすで快適な生活を!

車いすで楽しく快適に過ごしたいという子をもつ母日記

担任S先生の考え

2022-03-18 12:36:37 | 小学校
5年生の春に支援の先生による大騒動はあったものの、
あんなに嫌なことあっても
しょうちんは学校に行きたいといいました。

小さい頃から病院や、支援制度で大人と接する機会が多く
大人が困らない言葉を選ぶことが多かったのことが気になっていました。
なので、ここも学校には行くものだという大人の気持ちを汲んだのかな?
と思ったのを覚えています。

しかし、後から納得したのは、担任の先生、周囲のクラスメートと過ごしたかったのだと思います。
何より担任の先生のかかわり方は、今でも感謝でいっぱいです。
厳しさと優しさのバランスがとれていて、いつも明るくて。。。
体育会系の女性のS先生です。(家庭科専攻らしいですが)

S先生の考えは
車いすを利用しているというだけ
体育でも、遊びでも、校外学習でも 車いすで参加できない場合は、
どんなルールで参加する?
とクラスで話し合い、本人の意見も聞きながら納得した形でみんなと参加しました。

参加するのが当然、でも、同じように参加できない場合は、除外するのではなく
どうやったら参加できるかな?というものなんだよと子供たちに伝えていました。

それは、しょうちんが生まれて不安にかられて読んだ福祉の本の
希望をもてた考え方でした。でも、いろいろあって現実には存在しないんだと
実感してた時だったので、びっくりしました。
(こういう風に考えてくださる先生も存在するんだ)

先生の言動で
あなたがいて当然、みんなと同じようなクラスの一員
だという気持ちになったのかと思います。

特別配慮を必要としている子供は、どこか入れてもらってる感が大きくなります。
(多分ですが、親もなので、私も特別な子の母親でいれてもらってます感が和らいだ時です)

しょうちんにとったら、信頼できる大人が親以外にいるという安心感と自己肯定感で表情も変わり、
発する言葉が変わってきました。
車いす使用しているしょうちんにとってでなく、
全ての子供にとって、こういう存在って成長期に出会えると強いなぁと思います。

そういう先生の考えからは、
私たち親子の気持ちだけでなく
支援のH先生、クラスメート、クラスメートの親御さんまでも意識が変わった気がします。
次はそのようにかかわっていくクラスメートとの距離感やお友達について思い出してみようかなと思っています。
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