生かして生かされて生きる

日々感じる事 気になる言葉
宗教問わず信仰について考える
ほとんど私用メモ帳化してます

history of religion.

2007年01月07日 | 信仰関連
【世界の宗教の発展の歴史と分布図】

”宗教の地理学は世紀に、どのように発展しているか、
そして、それはどこに戦争を引き起こしたのか、
この地図は世界の最もよく知られている宗教
【キリスト教、イスラム教、ヒンズー教、仏教、ユダヤ教】
に関する小史を私たちに与えてくれます。
また、宗教間の流血の選択された期間は強調されます。
90秒で5,000年の宗教を見たいですか?
準備ができたら、セットして、行ってらっしゃい!”

キリスト教、イスラム教の原点ユダヤ教4000年の歴史が一番古いと思っていたら、
ヒンズー教が5000年の歴史だったとは。


理論と感情

2007年01月05日 | 信仰関連
 
謹賀新年

仏法は道理と言われる。
道理は、人間の勝手な理屈でも任侠でも人情でもなく、
釈迦の理法にそっているかどうかだ。
その道理は、どこかひとつの国や宗教団体やグループに括られるものではない。

仏教は、他の宗教のようにまったく学びなどなく実践・体得することから入ってもいいし、
理論から入っても非常に理に叶っている、つまりとても合理的・理知的だったりもする。
いずれでも道理に叶いさえすれば、目指すところは一つ。
真理は広大無尽で普遍的なもの。

感情は常に変化する、無常なもの。
くすぶる怒り、とまらない悲しみは、他人をどうこうするものではなく、
自分の中でいかに消化・昇華してゆくか、なのだ。
怒りや悲しみの対象を追いかけて責め続けていても、いつまでも消えることはない。
こちら仏教から教わる苦しい感情対策・実践法。

チベット仏教ゲシェ・ソナム・リンチェン老師の教えから そのいち  そのに

仏教聖典より釈迦の言葉抜粋。
 「わたしをののしった わたしを笑った 
  わたしを打ったと思う者には 怨みは鎮まることがない。
  怨みは怨みによって鎮まらない。
  怨みを忘れて はじめて怨みは鎮まる。

  屋根のふき方の悪い家に 雨が漏るように
  よく修めていない心に 貪りのおもいがさしこむ。
  怠るのは死の道 努め励むのは生の道である。
  愚かな人は怠り 智慧ある人は努め励む。
  弓矢を作る人が 矢を削ってまっすぐにするように
  賢い人は その心を正しくする。

  心は抑え難く 軽くたち騒いでととのえ難い。
  この心をととのえてこそ 安らかさが得られる。
  怨みを抱く人のなすことよりも かたきのなす悪よりも
  この心は 人に悪事をなす。
  この心を 貪りから守り 瞋りから守り 
  あらゆる悪事から守る人に
  まことの安らかさが得られる。 」


生まれてこのかた雨漏りの家からスタートの私は、
人の心も自分の心も、抑え難く、ととのえ難いものならば
実践もなかなか得難いものだと最初に覚悟しておく。
見直しは何度でもきくのだから、少しずつ、少しずつととのえる。

急がず、怠らず、いつでも、何度でも、お釈迦さんの教えに帰ろう。