生かして生かされて生きる

日々感じる事 気になる言葉
宗教問わず信仰について考える
ほとんど私用メモ帳化してます

特殊なのだそうだ

2006年09月22日 | 心の話
 
■特殊清掃「戦う男たち」
遺体処理から特殊清掃・撤去の仕事をする方の現場の話。
(人によってはショッキングかも)

調べたら、人気ブログなのですね。

人は死ぬと、
生命活動は止まって、今度はゆっくりと腐敗に向かってゆく。
誰でもいつか、必ず死ぬ。

死は身近なのに、日常での死はわりとクリーンなイメージが先行する。
生々しい腐乱死体に出くわす事は、私の周りではめったにない。
けれどもそれも自然に消えるわけでなく、だれかが掃除してくれている。
そんな当たり前の事をあらためて知らしめてくれる。

そういえば水の底で遺体で見つかった親戚も、だれかが作業してくれたのだな。
偶然出くわした自殺現場も、引き上げ後、だれかが清掃してくれたのだな。

そういった現場は、雰囲気も臭いも日常生活からは想像もつかない特殊な空間になる。
人によってはかなりの精神的ダメージをおう場合だってある。
だからこそ、そういう体験をした人たちの言葉は、ずんとくるのかも。

大江健三郎の本「死者の奢り」に影響されて、
友人と一緒に病院の死体洗いのアルバイト希望の電話を入れてみた学生の頃。
「そんな仕事はありません」と断られた。
それもそうか。




政治と宗教となにか

2006年09月20日 | 心の話
 
『 ・・・悪いが、
  私は皇帝になりたくない。
  支配するよりも人々を助けたい。
  ユダヤ人も黒人も白人も

  人類はお互いに助け合わねばならない。
  他人の幸せを願い
  お互いに憎しみあってはいけない
  地球にはすべての人を包む
  豊かさがある。


  人生は自由で楽しいはずなのに
  貪欲が心を支配し
  悲劇と流血を招いた。

  スピードも意思を通じさせず
  機械は貧富の差を広げ
  知識を得た人間は
  優しさをなくし
  心の通わない思想で
  人間性が失われた。


  知識より大切なのは
  思いやりと優しさ
  それがなければ暴力だけが残る

  航空機やラジオで人々が近づき
  人類の良心に呼びかけて
  世界をひとつにする力がある

  私の声が世界中に伝わり
  失意の人々にも届いている
  彼らはこの歪んだ支配体制の
  犠牲者である。
  罪なくして苦しんでいる
  人々よ 希望を捨てるな


  貪欲が招いた不幸も
  人として生きる不安も恐怖も
  やがて消え去る
  独裁者は死に絶える

  大衆は再び権力を取り戻し
  自由は決して失われぬ!

  兵士よ 良心を失うな!
  独裁者に惑わされるな!

  君たちは支配され
  犠牲を強いて
  まるで家畜のように
  扱われている

  彼らの言葉を信じるな!
  彼らには血も涙もない

  君たちは機械ではなく
  人間なのだ
  人を愛する心を持て
  愛があれば憎しみは生まれない


  ”神の国は汝らの中にある”
   聖書の言葉だ
  君の中にも私の中にも
  その力がある

  すべてを創造する力は 君達の中にあるのだ
  人生は美しく 自由であり すばらしいものだ!』


■映画「独裁者」のチャップリンの演説より
動画はこちら

政治も宗教も、方向によっては不安と恐怖をもたらすモンスターにもなりかねないもの。
まだ独裁政権もまかりとおり、インターネットなんてない時代
けれども現代でも色あせないこの言葉。

愛といわれても、いろいろあると思うけど、
個人的には慈しみあいなのだと思う。


演説いろいろ(ひろぶろより)


宗教と社会リンク

2006年09月01日 | リンク
【櫻井義秀のホームページ】
宗教社会学、カルト問題、マインドコントロール問題など、信仰側というよりも社会側の視点でみた考察などがある。
一度目をとおしておくといいサイト。

【カルト問題研究プロジェクト】
桜井教授のカルト研究サイト

【小池靖の宗教社会学】
現代社会の宗教、カルト問題を、社会学の視点から眺めてみる。

【現代社会を社会心理学で考察するサイト】
日本のMC論の第一人者、西田公昭さんのサイト

・【宗教情報リサーチセンター RIRIC】
財団法人国際宗教研究所が運営する、主に新宗教団体の情報を提供するサイト

・【島薗進 宗教学とその周辺】
宗教学者の島薗進氏のブログ。
宗教問題、カルト問題、宗教の暴力性などにも着目されていらっしゃいます。

【進化心理学・人間行動学~進化研究と社会 用語集】
信仰に関すること差別問題など、人間社会学の用語説明が豊富です。

・【宗教情報アーカイブARI】
インターネット上の宗教情報を網羅するサイト。

・【世界宗教者平和会議日本委員会】
世界の各宗教団体、各宗教者が相互理解と世界平和について手を携えるための委員会、日本のグループ。役員も様々な宗教各界から集まっているようです。
今年2006年夏に世界大会が日本にて行われるようです。


・【日本宗教連盟】
「この法人は、信教自由の精神を昂揚し、宗教団体が相互に深く理解し、尊重しあって、緊密に提携し、宗教本然の使命である救世の聖業にまい進することによって、新日本の宗教的興隆に寄与し、もって、世界平和の確立に貢献することを目的とする。」
「信教の自由を守ろう」「宗教協力を進めよう」「世界の平和に貢献しよう」をスローガンに掲げ、多彩な活動を展開。
シンポジウムも開かれ、一団体の視野に固執せず幅広い視野から宗教を見つめる事ができる。
   ○【教派神道連合会】
   ○【全日本仏教会】
   ○【日本キリスト教連合会】
   ○【神社本庁】
   ○【新日本宗教団体連合会】略して「新宗連」
の5つの協賛から成り立っています。
宗教を求める時に、おかしな宗教にはまらないように、様々な視点を持つためにも参考にされてみてください。

今後も見つけ次第アップしていきます。