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2021.03.25 15年目に伝えた飾り棚の御礼



今日は、待ちに待った日。
元職場の50年来の親友Hさん来訪の日ということで、前日に百合を買って来た。
いつもの紅白の南天の実の青銅の花瓶の中に、百合の花を加えた。
リリー荘の主としての歓迎の気持を込めて。


当日、玄関を入ると、「わ〜、良い香り。」と彼女は言った。
入るとすぐ、百合の馥郁とした素晴しい香りがしたらしい。
居間に活けてある百合の香りが、玄関まで拡がるんだと分かった。
そう言う意味でも、来客歓迎に百合はふさわしいと思った。
リリー'S cafe のプレートがお出迎え。



駅で待ち合わせて、一緒に割烹へ行く。



お酒も取って、ゆっくりおしゃべりする。



家へ帰ってからも、積もる話で、おしゃべりばかり。
わたしが、一方的にしゃべっていると、
「もしかしたら、これが、あなたの言っていた飾り棚?」と、逆に向こうから
質問有り。

あ、わ、わ。「そ、そうなんです。実は、15年前、貴女に頂いて、御礼を
言っていなくて、申し訳なく思っていた飾り棚とは、まさしく、これなんです。」
とあわてて、説明して、深く御礼を申し上げる。(ドジですねえ。)イヤハヤ!
今日来て頂いた目的を忘れていた私。



<一番上段>
中を開いて、スワロスキーのミニ置物などを、見て貰う。
これは、たまたま旅行先の香港でこれらを買った日に、神戸で阪神大震災が発生した。
九死に一生を得た私は、これを神戸の全壊の我が家へ持ち帰って来た。
これらは、もし、この飾り棚が無かったら、今でも、包み紙の中で、全部引き出しか
戸棚に入れられたままだった筈だった。

この飾り棚が、季節季節にどれだけ我が家の生活を、明るく彩ってくれて
いるかを伝える。
私の感謝の気持が伝わった模様だった。



3年振りぐらいの再会の為、話すことが多すぎて、私は、しゃべりっぱなし。
今日は、私が一人でしゃべって、写真を撮ることも忘れがちな日であった。

彼女は、犬2匹、ハナちゃんとミミちゃんの散歩に間に合う様にと、明るい
内に帰られた。
次回ゆっくりと会うことを約束して別れた。

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