Tシャツとサンダルの候

カメラの修理が終わったようだ。

随分前から、一眼レフの調子が悪い。

フォーカスが合わない事が多くなったのだ。

一度カメラ屋さんに持って行ったものの、カメラを使う用件があるのを思い出しキャンセル。

その後も旅行などが重なり、延び延びとなって、ついこの前に修理に出した。

 

10年以上経過したカメラだ。

カメラ本体の故障かもしれぬと心配したが、先だって修理屋さんから連絡があり、

 

「レンズの〇〇(忘れた)が不良です。交換が必要で・・・」

 

ついては、15,000円ちょっとかかるが、修理するかどうか、返事をくれとの事。

 

「仕方ない。修理して。」

と、修理を依頼した。

 

先日、晴れて修理が終わったとの連絡があり、カメラ屋さんに引き取りに行った。

 

「どれ、試してみるか。あ、ちゃんとフォーカスしてるね。有り難う!」

 

せっかくカメラ屋さんに来たのだ。

最新のカメラを一通り見て回った。

 

やっぱ、新しいのを見るとほしくなるよな。

 

ふと、

中古レンズコーナーに目が行った。

そこには、同じグレードの中古レンズが並んでいた。

修理代より安い価格で。

 

「あ、これはニコンには装着できないレンズですから。」(店員)

 

でも、中古相場としてはこの価格って事やろ。

 

 

 

 

 

いい。

見なかったことにするから。 

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