Tシャツとサンダルの候

 会社経営から身を引き、テキトーに楽しく過ごすオヤジの日々

我慢できずに、スワローに出撃命令を発した。

2017-04-27 | スワロー飛ぶ

17日から29日まで、四国を一人旅する予定であった。

 

とても楽しみにしていた。

なかんずく楽しみだったのは、一度も行った事がない高知だ。

行きたかった居酒屋で一杯、あるいは四万十の鰻、桂浜や足摺岬、室戸岬等々。

前日の16日には、最初の立ち寄り地の愛媛県のスポットと宿泊場所をピックアップし、マップでルートまで作っていた。

やったのは1日分だけの工程表だが、ズボラな私としては、これでも最大限に用意万端だったのだ。

 

それがなんと、旅立ち予定の17日当日、例の気絶in台所事件である。

それだけならまだいい。

膝を満足に歩けないほど痛めてしまった。

これが文字通り痛かった。

仮に4~5日後に回復したとしても、それからの旅立ちだと、行って帰ってくるだけになりかねない。

返す返すも残念だが、断念する他ないとの結論にはすぐ達した。

 

 

それから10日ほど経ち、膝の方はある程度回復し、軽い山登りなら出来るほどになった。

フラストレーションもMAXである。

 

うむ。

よし、行くぞ!

 

ついに、スワローに出撃命令である。

但し、一泊だけだ。

それも車旅ではない。

旅行となると歩く機会も多くなるので、今回はキャンプ場に一日腰を据えるオートキャンプである。

 

 

さあ、準備も大体済んだし、

 

 

 

 

行ってきまーーーす!

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もこ、連休明けに手術する。

2017-04-26 | ペットのこと

昨年9月に、もこの左手、、、じゃなくて、左前足にできた腫瘍の除去手術をした。

この件は、このブログにも書いた通りである。

その時、医師から

 

「悪性の可能性もあります。」

 

と告げられ、激しく動揺した。

その後、

手術も無事に終わり、後ほどの生検の結果も良性との知らせに、ほっと胸をなでおろしたものだ。

 

 

それから、ほぼ半年が過ぎた。

いつ頃からだろう。

もこの右の脇の辺りに小さなコリコリがある事に気付いた。

もこは出来物が出来やすい犬種なんだそうで、少し様子を見ていた。

昨日、その場所を触ってみたら、以前より大きくなっている気がした。

 

これは・・・やばいかも。

病院に連れて行くと

 

「切りましょう。」

 

手術自体は、むしろ前回の前足の時より簡単で、抜糸なども早いだろうとの事だ。

但し、連休直前の手術は、連休中になんかあった時に心配なので、明けてすぐに手術と決まった。

今回は、半年前に一度経験したからか、みぞおちが熱くなるような動揺はなかったものの、それでも十分にショックである。

悪性の可能性も、無論捨てきれぬ。

もこも今年9月で10歳になる。

半年前にも書いたが、いつ何があってもおかしくない年頃なのだ。

 

 

 

これから自分に降りかかる災いに気付いていないもこは食欲も旺盛で、いつもと変わらず元気であるが・・・

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神籠石の事と久留米つつじと。

2017-04-25 | 山を行く

膝の具合はここ数日、今の状態から、ずっと変わっていない。

今の状態とは、膝を内側に曲げるような動作、要するに内股の形状になる時以外は、ほぼ痛むことはないという状態の事だ。 

 

ぼちぼち、高良山ぐらいから始めることにした。

さすがに、まだ走る訳にもいかないので、久々に高良山を歩きで登った。 

神籠石コースというルートがある。

ほぼ誰も通らないルートであるが、古代史好きな私にとっては好きなコースでたまに登る。

 

ここで、神籠石について少し述べておきたい。

興味が無い方は、ここでページから離れられるか、ずっと下段まですっ飛ばされるがよかろう。

 

 

神籠石が何のために作られたのかについては諸説ある。

すなわち、防御のための土塁の土止め、祭祀用、狩猟目的等々だ。

高良山の神籠石は、山上にある高良大社まで一直線に伸びている列と、麓と高良大社裏で直角に曲がった部分とで出来ている。

所謂、コの字、あるいは大かっこ ] の縦辺部分が長大なものと理解してもらえば間違いない。

この画像でもわかる通り、山の形状を全く無視して、ひたすら真っ直ぐに山上まで伸びているのだ。

なので、場所によったら、神籠石が脇の道路より低い部分もあるくらいだ。

そういう防塁があるだろうか。

そもそも、こんな長大に縦長の防衛ラインを引く事自体、合理性を甚だ欠くと言わねばならない。

通常は下から登ってくる敵に対し、山ひだに沿って横に防衛ラインを置き、防衛主体である山上の高良大社を守るのではなかろうか。

毎度高良山に登る者としては、これは少なくとも防御目的ではないと断言したい。

 

これを作った勢力と年代、その目的について、私なりの考えはあるが、まとまってもいないのでここでは省く。

登るにつれ、崩落している神籠石が多くなる。

 

何故か。 

この段差は、活断層のズレである。

 

白鳳大地震の傷跡なのだ。

679年に起きたとされる、耳納活断層による大地震である。 

最大で、神籠石ラインにも2m近いズレが見られる。 

当時の被害のすさまじさが分かる。

林の向こうに見えるのは、修繕中の高良大社の屋根。

その裏手に廻る。 

この部分が神籠石の最上部となる。 

 

 

久々の高良山山頂だ。

例によって、自撮り写真の掲載は辛抱してもらおう。

 

山頂から売店方向に降りると、森林公園は久留米ツツジが色とりどりに花を咲かせようとしていた。

 

株によりばらつきはあるが、全体としては70%の株が開花を迎えようとしている。

 

このツツジの開花と共に、蜂が公園中を舞うのも例年通りだ。

 

久留米つつじは江戸時代、久留米藩士(名前は忘れた)が品種改良したのが始まりで、その後も様々な品種が作り出された。

 

連休頃は見頃を迎えそうだ。

 

 

背後は高良山。

 

足の方は上り下りとも全く痛みはない。

この前、基山に登った時は、帰ってきてから少し痛んだが、今回はそれもない。

 

 

ぼちぼち、本格的にやるかな。

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3週間ぶりの娘の帰宅。

2017-04-24 | オヤジつぶやく

娘の帰宅とは書いたが、正式には帰省である。

なんせ娘は、福岡に仕事と生活の本拠を持ち、住民登録も済ませ、福岡市民になったのだから。

ただ、久留米と福岡の距離感では、どうしても帰宅と言いたくなる。

帰ろうと思えば、1時間半もあればいつでも帰れる。

とても、生計を異にしていると言う実感が湧かないからだ。

 

その娘が、4月の1日以来3週間ぶりに帰って来た。

帰って早々、仕事の事や職場の雰囲気、さらには、ちゃんとご飯は食べてるか等々、典型的ともいえる親の質問を浴びる娘。

娘が言うには、上司も先輩達もとても親切だし、毎日ちゃんと自炊もしている。

さらに、昼は弁当まで作って職場まで持って行ってるとの事。

どうやら、親が心配するような事は、一つも無いようだ。

 

娘よ。

子離れがまだ少しできてないのだ。今回まで許せ。

 

その娘の一番の心配は、

自分の事を、もこやフク達が忘れてはいないか? 

と言う事だったらしい。

どうやらそれは杞憂であったようだ。

帰るや否やもこも猫たちも、娘のそばを纏わりついて離れようとはしなかったからだ。

 

日中も、娘がソファーに座るとすかさず膝の上に登るフク。

その娘も、日曜日はレポートの準備があるらしく、昼過ぎには早くも帰るという。

 

んだか。

すかたなかっぺ。

 

唐突に、怪しい茨城弁になっているのは、早くも朝ドラに影響されているからである。

家内はこの日の晩御飯と、数日分の弁当のおかずを作って持たせた。

 

 

ついでに、お菓子類もあるだけね。

 

んじゃな。

がんばっぺよ。

そんで、来週も必ずけーってこいよー。

 

 

 

 

我ながら、

 

いつ子離れが出来るのやら。

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くじゅう花公園へGO!チューリップを堪能する。

2017-04-22 | ちょいとおでかけ

台所で昏倒し、その際膝を痛めて以来、基山行きを除いて、ほとんど家に籠りっきりだ。 

いささかフラストレーションが溜まってきた。

 

「えーい!久住に行くぞ。なにがなんでも行くぞ。止めても無駄だ!」

と言う訳で、久々の久住である。

 

花公園は毎年数回は必ず訪れる、お気に入りのスポットである。

九重連山を背景にした折々の花々のディスプレイは、息を飲むような美しさなのだ。

ゲートをくぐると、シャボン玉のお出迎え。 

そういえば、この樽の脇に人形が座ってたけど、あいつどうしちゃったのかな?

広大な敷地はいくつかのゾーンに分かれ、それぞれに名前が付けられている。

ゲートを過ぎてまず通っていくのは、ここ『カントリーガーデン』

季節ごとに、様々な花が咲き誇るイングリッシュガーデンだ。 

 

そう。

 

この時期の主役は、

チューリップなのだ。

全域にわたり、数えきれないほどの品種のチューリップが花を咲かせる。 

今回気付いたのだが、花を咲かせる野草は、明らかに意図的に配置されたとしか思えないほど、規則的に咲いていた。

あの基山で見かけたオキナグサを始め、キランソウ、サギゴケ、デイジー、スミレ、タンポポ。

去年まで、こんなに路傍が賑やかだった記憶はない。

反対側にせっかくの水仙のディスプレイがあるというのに、野草マニアの家内はタンポポやデイジーに夢中である。

『芝桜の丘』

背後に辛うじて見えるのは阿蘇五岳の根子岳。

涅槃像の頭の部分である。

『アンティル』

温室だ。

入った途端、ジャスミンの香りでむせ返るようだ。 

 

ベゴニア

 

 

 

 

『彩の丘』

 

チューリップが満開である。

本来は正面に稲星山や久住山が見えるはずなのだが、生憎と雲に覆われていた。

 

残念!

ディスプレイの魅力の半分がなくなっちゃった。 

赤、黄、白、ピンクが規則正しくレイアウトされている。

 

オバサンと犬が見つめるその先のディスプレイは、

 

 

 

 

こんなデザインだったのだ。

 

 

チューリップの原種だそうだ。

 

今回はまだまだだった、芝桜や、パンジー、ポピーも連休頃には見頃を迎える。

九重登山の帰りにでも、もう一度行きたいものだ。

 

 

 

それまでに、左膝君。

治ってくれよ!

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又兵衛の餃子を自宅で食べるのだ。

2017-04-21 | 喰らう、飲む

久留米の名店を自宅で喰らうぜシリーズ。

(そんなシリーズ、いつ出来た!)

 

今回は餃子の又兵衛である。

餃子では名店中の名店だ。

もっとも、又兵衛の餃子は、ずいぶん前から工場で買えるようになっている。

基山に登った帰りに寄ってみた。

その工場は住宅街の中にある。

 

一階は駐車場から即カウンターになっていて、ここで購入する。

 

この又兵衛も店舗は再開発により、『ザ・昭和』という路地裏から、一番街のアーケード街に最近移転した。

前の店を知るものとしては、小ざっぱりとなり過ぎて、どうにも敷居が高く、まだ新しい店には行ってない。

というような事を、カウンターに出てきたオバサンに告げたら、

 

「そう、天井から黒い油が垂れてくるような店の方がよかったとでしょ。よく言われます。」

 

そう!そうなんだよ。

綺麗になったからって、いいってもんじゃないんだよ。

なんて、

ついつい、無礼千万な事を口走ってしまった。

 

 

綺麗では入りづらい、汚い方がいいなど、又兵衛もとんだ苦情を受けるもんである。

全く気の毒である。

冷凍のパックを2パック買った。

 

夫婦二人である。一度の量としては、その半分で十分だ。

「ほれ、焼きあがったぞ。」

 

うひひ。

久しぶりだぜ。

はむ

 

アチチ!

 

 

フーフー

 

 

もぐもぐ、ごっくん。

 

 

 

皮はパリッと、中身はジューシー。

 

 

 

旨し!!

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膝のリハビリを兼ねて基山に登る。

2017-04-20 | 山を行く

昨日はあんまり天気がいいので、膝のリハビリを兼ねて基山に登った。

といっても、山頂直下の駐車場までは車だ。

そこから草スキー場の傾斜を、距離にして200m程登っただけである。

 

恐る恐る足を踏み出す。

意外な事に、膝の痛みはまったくない。

誰もいない様なので、もこのリードも外してやった。

大喜びで駆け回るもこ。

だが、ビビりのもこは、私たちとあまりにも離れたことに気付くと、大慌てで戻ってくるようなヤツである。

遠くへ行ったり、戻って来たりと忙しいことこの上ない。 

アザミ

 

ムラサキサギゴケ

 

熱心に花を撮影しているオバサン。

 

山頂到着。

 

オキナグサ

 

実はこれを見に来たのだ。 

フェイスブックで、基山にいっぱい咲いているとの投稿を見つけたからだ。

 

開発などで激減しているんだとか。

 

オキナグサが群生している場所は、ロープや角材などで囲われ保護されていた。

 

キランソウ

 

キンポウゲ?

 

フデリンドウ

 

タラ?

 

PS1:先ほど、ハリギリではなかろうかという指摘を頂いた。 

PS2:今度はニワトコではないかと言う指摘があった。と言う事で、謎の植物と言う事にしておく。

スミレ

スミレは私のような者が見ただけでも、4種類以上咲いていた。 

春の花々が満開の基山だった。

こんな事ならちゃんとしたカメラを持ってくるんだったな。

 

でも、膝も痛まなかったし、

満足満足。 

 

 

 

 

 

なんて昨日は思っていたが、今日は膝が若干痛む。

 

 

・・・まだ早かったかな。

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一平の中華うどんを自宅で食べられる幸せ。

2017-04-19 | 喰らう、飲む

久留米の名店の一つに『一平』と言う久留米人なら誰しも知る、おそらく戦前からのウドン屋さんがある。

あけぼの街というアーケード商店街の中で、周りとは際立つ人気を誇り、お昼時は行列必至の人気店なのだ。 

 

そこでの人気メニューと言えば、この店の代名詞とも言える『中華うどん』

ほぼ9割の客の注文はこれではなかろうか。

店の佇まいこそ若干変わったが、私の若い頃と変わらぬ味を今でも提供してくれている。

 

その行列に並ばないと中々食えない味が、中華うどんセットとして、道の駅くるめで売られていた。

速攻で買ったのは言うまでもない。

中華うどんと言うネーミングから、こってりとしたイメージを思い描きそうだが、実はそうではない。

まことにあっさりとした麺なのだ。

 

うどん出汁に中華麺。

トッピングの紅ショウガとキクラゲと海苔は明らかにラーメンを意識した物だろう。

他には丸天と呼ぶ魚のすり身揚げとカツオの削り節が乗せられている。

丸天うどんはこの地方ではもっともポピュラーなうどんのメニューだ。

和中折衷というべきか和華折衷というべきかは知らぬが、絶妙のハイブリット食なのだ。

 

ついでに

ネーミングとして、何故、『和風ラーメン』ではなく『中華うどん』なのかを考察してみた。

しかし、よくよく考えてみれば、これが考案された時代、久留米ではラーメンと言う呼称は、まだ一般的ではなかったように思う。

確か私が小学校ぐらいまでは、ラーメン屋のメニューには単に『中華そば』あるいは『支那そば』と書かれていた記憶がある。 

よって、当時名付けるとしたら『和風ラーメン』ではなく『和風中華そば』だが、これではいかにも語呂が悪そうである。

『中華うどん』と名付けられたのは、必然であったと言えそうだ。

 

以上、妄想である。

実際のいきさつが、どうであったのかは私の知るところではない。

などと、どうでも良い事をあれこれ思いを巡らせていると、

 

「ほれ、出来たぞ。」(家内)

 

おお、出来たか。

旨そうじゃないか。

 

ゴクリ

 

ここで言っておくが、チャーシューは本来、一平の中華うどんにはない。

冷蔵庫に余っていたので、邪道ながら乗せてみた。 

 

こんな事、


良い子は決して真似などしてはいけない!

いったっだっきま~~す。

 

ズルズルーー

 

 

 

うめえ!

 

 

まさに一平の中華うどんだ。

お店の味がそのままと言っていい。

 

 

 

 

満足 

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怪我のせいで、予定していた一人旅を断念する。

2017-04-18 | オヤジつぶやく

昨日、台所で昏倒してしまった私。

その原因そのものは、心臓や脳の疾患のような重篤な物ではないとの医師の診断もあり、心配などはしていない。

それはいい。

 

問題は膝である。

時間が経つにつれ痛みが増してきた。

姿勢を変えるたびに激しい痛みが走るのだ。

寝返りをうっても痛く、昨晩はほぼ寝られなかった。

 

さすがに今日は、近所の掛かり付けのクリニックまで、家内に送らせた。

このクリニックは、診療所ともいうべき医院で、風邪や腹痛などの日常の病気は勿論、ケガでもなんでも診てくれる便利なクリニックなのだ。

先だっての、脂肪腫を医大に紹介してくれたのもここだ。

無論、専門外の診療科目だが、近所の整形外科の様に、絆創膏アレルギーがあるから湿布は要らないと言っただけで、

「そんなら私に出来ることはありませんな。」と、まったく患部を見ようともせずに、逆ギレするような医者よりうんとましだ。

 

「打撲と言うより、捻挫ですね。変な姿勢で倒れてたんでしょうね。」(医師)

 

てことで、しばらく完治までかかる様である。

 

うむー。

 

 

実は昨日の17日から、一人旅に出かけるつもりであったのだ。

帰りの予定だけは決めていて、娘達が帰省する29日までには帰りつく程度の日程である。

方向も、四国に行く事だけは決めていた。

それから先は、例によって風任せであったが・・・

 

旅立ちを一日伸ばして様子を見ていたが、とても無理である。

まったくもって、二重の意味でトホホである。

 

 

 

皆さんも、朝コーラの一気飲みは、厳に慎まれるがよかろう。

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早朝の台所で、意識を失う私

2017-04-17 | オヤジつぶやく

早朝、6時前

喉の渇きに目が覚める。

冷蔵庫にあるコーラをグラスに注ぎいれる。

 

グビグビ、ゴクリ

 

この直後、猛烈な胃痛が襲ってきた。

 

ガアアー!

 

確か私はそう叫んだ筈だ。

「筈だ」と言ったのは、私はこの後意識を失っていたからだ。

 

 

しばらくして、ぼんやりと目の前に光を感じてきた。

それでも、自分がどういう状況なのか、皆目理解できない。

何かをしなくちゃいけないと焦っているのだが、その何かが分からない。

そのうち、段々と膝の痛みが激しくなってきて、それと共に意識も戻ってきた。

 

「もしもし。あ、はい。意識がないようで・・・」

 

家内が誰かに電話する声が、私が倒れている台所に聞こえてきた。

ようやく自分が意識を失っていたことを理解した。

 

立ち上がり、居間まで歩いていく。

 

「あ!、、、だ、大丈夫なようで。今起き上がりました。はい、すみません。いえ、大丈夫です。」

 

救急に電話をしていたらしい。

電話を切り、私に駆け寄る家内。

 

「胃が急に痛くなって、その後は覚えとらん。膝をその時打ったみたい。」

 

家内にそう説明する私。

大量の冷や汗が流れる。

 

「心臓じゃなかとね。急にガラガラドシャン!!って音がして行ってみたら、オッチャンが倒れとった。」

 

う~ん。

 

そうこうするうち、胃痛も治まり、冷や汗も出なくなってきた。

病院が開くまで、このまま安静にしておくことにする。

8時半ごろ近くの総合病院に行く。

朝からの一連の状況を説明し、

血液検査、心電図、胸部レントゲン、心臓エコー、頭部CTの検査を行い、しばらくたって再度心電図をとるらしい。

 

「あのー、何が一番具合が悪いって、今は膝でやんすが、レントゲン撮るならついでに膝も・・・」

 

「撮ってもいいですが、私は循環器科ですから診ても解りませんよ。」

 

ごもっとも。

あんまり痛いようなら、整形外科に行ってきます。

 

「そうして下さい。」

 

検査が全て終わり、医師から所見が延べられる。

「心臓の方は除脈の傾向はありますが、これは関係ないと思います。」

 

へえ

 

「コーラを飲んだ後に胃が痛くなったと言いましたよね。多分・・・」

 

その事で、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、急激に血圧が上がって、

 

「失神されたのかもしれません。その後なら冷や汗も出ると思いますよ。」

 

 

要するに、

朝一番の空きっ腹にコーラを一気飲みして、それが原因で胃が激痛を伴い膨らみ、

神経のバランスが崩れ意識を失い、さらに、膝を強打してビッコを引く羽目になった、

 

と言う訳である。

 

 

は、恥ずかしぃーーー。

 

無論投薬もある筈がない。

但しこれだけ検査をしたのだ。

11460円という診察料になった。

トホホ

 

「バーカ!!救急車が来てたらどうするつもりね。コーラがいけませんでしたって言うとね!」

まあ、そういうな。

喉が渇いた。

コーラでも飲もう。

 

グビグビ、ゴクン

 

 

 

ガラガラ、ドッシャーーーーン!!

 

 

 

 

今の音は

 

 

・・・嘘である。

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