またもや、画像でかっ!!
『耳をすませば』の最後のシーンです。
僕はこの作品の希望に満ちたところが大好きです…
さて、『耳をすませば』にまつわる話を三つほどいたします…
一話目 (登場人物 Tちゃん)
Tちゃん 「おい、minoon!あれは、確かに良い作品だ!!だけどな…、時として、毒となるときもあるぞ!!」
僕 「はぁ?意味わからんぞ!!」
Tちゃん 「あれが公開されたのは、俺が高校3年の時やった…。当時、俺には好きな人がおって、たまに帰り道が一緒になって話をしながら帰るのが最高の楽しみやった…」
僕 「ふむふむ」
Tちゃん 「あの映画を観にいって、『俺も頑張らなきゃ!!』という気持ちになってなぁ…。勇気を出して、告白したわけよ。」
僕 「や、やるなぁ…。それで、それで。」
Tちゃん 「砕け散ったぁ…、グシャグシャよ。」
僕 「あーっはっはははは!あんたはアホじゃ!!」
Tちゃん 「笑い事じゃないぞ!!それで、その後、唯一の楽しみやった下校時に一緒に帰ることができんようになった…
俺のあの大事な時間を返せー!!」
僕 「わかる!わかるよ!Tちゃん、その気持ち!僕もなぁ…」
確かに…
時には、毒となりうる『耳をすませば』ですな…
二話目 (登場人物 友人F君)
あれは、金曜ロードショーで『耳をすませば』を放送しているときのことでした…
(何回観たかわからないのに、金曜ロードショーで放送するときには観てしまうのが宮崎アニメのすごいところですよね。)
雫が杉村を神社に呼び出し、杉村が雫の腕を掴み、告白するシーンでした…
杉村 『友達か?』
雫 『うん…』
杉村 『ずっとか…?』
雫 『うん…』
杉村 『そうか…、ずっとか…』
僕は自分の部屋で「うおおお~ん、何て悲しいんだ~!!」と、叫んでいるとメールがきました…
それは友人Fくんからのメールで
「杉村がふられた!!ひとごとじゃないぞ!!」
というものでした…
メールを送らずにはおれないぐらいの衝動があったのだなぁ…
F君には…
それにしても、僕が『耳をすませば』を観ていることを何でしってたんだ?彼は。
三話目 (登場人物 友人F君)
僕 「杉村がふられたとき、せつなくなるよなぁ…、ほんまに。」
F君 「確かに!!でもな…、minoon知ってた?」
僕 「何を?」
F君 「最後のエンディングの坂道のシーンがあるでしょ?あの、いろんな人が登下校したりするあのシーン。」
僕 「あぁ、あるね。」
F君 「あのシーンで、杉村と夕子が一緒に歩いているんだよ!!
杉村も結局、うまくやるんだよ!!」
僕 「マジ!?よく気づいたな!!そんなの!!」
F君 「杉村、あんなに雫のことが好きだったくせして~」
僕 「いやいや、あなた…」
よくよくエンディングを観てみると、確かに、杉村と夕子が仲良く歩いています。
皆さん、知っていました?
二人も幸せになって、なんとなく「ほっ」としますよね~
『耳をすませば』は、こんなに僕らを夢中にします…
おそるべし…
あぁ!!こんなこと書いていたら、『耳をすませば』観たくなっちゃった!!
レンタルへレッツゴー!!
いやー、宮崎アニメいいですよね。私もDVD持ってるのに、TVで放送するときには必ず見てしまいます(笑)。
杉村と夕子のことは気づいてましたよー。幸せそうでよいですよね。
私もまた、DVD見返したくなってしまいました。
本当にジブリって時として恐怖ですよね。
精神崩壊を起こされながらも何度も見たくなる。
ジブリ恐るべし、宮崎駿恐るべし
でも、なぜゆえに『耳をすませば』を観て、鬱になるのか、僕にはわからないのです…