さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪名張市立病院の整形外科・園田Dr外来に行く

2012年03月12日 21時09分46秒 | さくら的非日常の日々
3月12日(月)曇時々小雪散らつく

昨年10月ごろから、何かの拍子に足の付け根の骨が「カキィ~ン」と痛みを覚えるようになった。

とても冷え込むうすら寒い日だとか、踊りのお稽古で不用意に体幹をひねったりしたときなどに、「カッキィ~ン!」

それが、数日来の冷え込みに、太腿の付け根の骨が、「あ、痛っ! あ、たた、た…」
連続しておきるようになり、【もしや、乳がんの骨転移?】

ややもすると、術後5年以内に多発することの多い乳がんの転移・再発は、原発巣がナリを潜めた10年、20年後にも姿を現わしたりする、厄介な側面を持っている。

つまり、一度がんを病んだ患者は、死ぬまで氣が抜けないのだ。

中には気丈な方もおられ、気にすることなく大過なく予後を過ごされるケースも見聞するが、私を含めおよそ6~7割の患者群は、心の片隅に【がん】の芽があることをつねに自覚しておられる。

「来たか、骨転移! …加齢かも知れないけれど?」

希望的観測も交えて自分の心を落ち着かせ、とにかく、信頼のおけるDrに診ていただきましょう。
…で、寒風の中バイクを飛ばして名張市立病院の副院長・整形外科部長の園田順先生の外来を受診したのだった。

園田先生は、亡姉・妙子ねえさんの教え子さんで松阪・とみだクリニックの冨田良弘院長先生に紹介していただいた。

温和で少しそっけなくて、でも診断・治療は的確で、2年前には花巻空港で右足首の筋腱断裂、破砕骨折を負ったさくらに、10日後の台湾取材を「行ってもいいですよ! サンダルを履かせてあげましょう」と送り出してくださった。

「大事、大事にかばうだけが治療ではない!」と教えてくださった、有難く剛毅な方でもある。

診察室の固いベッドに仰臥して、「ちょっと、失礼しますね。 …力を抜いて~」
触診の結果は、どうやらがんによる骨の痛みではないらしい。
「まぁ、大きな病気をしておられるから…」とのことで、レントゲンを撮っていただき、MRIの受診日も決めてくださった。

患者の病歴を知って、適切な診立てをしてくださるプライマリーケアのDrが居てくださる環境は、患者にとって大きな安心につながる!

どんな病気も、早期発見・早期治療!
がんをいち早く見つけ、完膚無きまでに叩きつぶす、と決意は常に変わらない。
さくらにとっては、想定外の春の修羅。

見落とすことのないよう、注意深く…

明日は、確定申告と病友がたへの資料送付や返信多数♪
   











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2 コメント

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Unknown (gajumaru007)
2022-08-18 09:50:36
さくらさん、いつも楽しみに拝読しています。心の片隅にあるガンを「飼ってしまわず」、「置いておく」ようコントロールするのが難しいなぁ、、、とため息😮‍💨
gajumaru007さんへ (さくら♪)
2022-08-22 02:44:29
はじめまして、ようこそ金つなぎへ!
ブログ、ご愛読いただき光栄です。また、たくさん足跡を残してくださり、感謝申し上げます。

あなた様も、がん患者さんなのですね?
>「飼ってしまわず」、「置いておく…
うん、うん。 言い得て妙、ですぅ。
もう一歩踏み込んで、「置いておかずにひねりつぶす」のも宜しいね。

金つなぎの会は、どんながんも難病も、「五つの健康法」を実践し、がん細胞を駆逐しひねりつぶす【自助努力・身の丈サイズ】の患者会です。

ご一緒に、【明るく強く前向きに】、【きっと良くなる必ず良くなる】と信じて、負けない闘病、致しましょう♪

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